◆ 喫煙量・・オープン戦で屈辱的な連敗地獄にあえいでいる間、岡本監督のタバコの吸い方は凄かった。普段は試合後のベンチ裏で1本をゆっくりと楽しみながら吸うタイプなのだが連敗中は試合中にもかかわらずベンチ内でスパスパ。火を点けて1~2回吸うと灰皿へポイ。すぐにポケットからもう1本取り出してスパスパ、また灰皿へ。「確かに増えたね。1日に3箱くらいかな。早いとこ本数が減るようチームが上向きになってほしい(岡本監督)」と監督の健康の為にも選手には頑張って欲しい。
◆ イジメられっ子・・学校でのイジメが社会問題化されているが近鉄にもイジメられっ子がいる。二桁勝利が期待されている小山投手だ。昨年来、チーム内に " 蜂窩織炎 " という湿疹が流行している。これに感染すると大きなオデキが出来るのだが小山投手は大小合わせて10個ちかく発症した。オデキというとお世辞にも清潔なイメージとは言えず、口の悪いチームメイトが「小山に近づくと伝染る」とからかった。年が明け3月になっても新たにお尻に大きなオデキが出来てオープン戦登板も回避に追い込まれた。しかし小山本人は「俺が触った球に触るなよ~」と周囲を笑わせ落ち込んでおらず、このイジメられっ子はあんまり悩んでいない?
◆ 悔し泣き・・向こうっ気の強さと度胸の良さでは定評のある小野投手の目から今にも涙がこぼれ落ちそうになった。3月18日の南海戦に先発したが立ち上がり早々に門田選手に2ラン本塁打を浴び、結局打者7人に3安打・3四球を与え1回もたずにKOされたのだった。懲罰として試合中に70球の投げ込みを終えてロッカーに戻る途中に報道陣に囲まれると「今は頭がボーとして何が何だが分からない状態。また一からやり直しです」と監督の健康の為にも選手には頑張って欲しい。
【 センバツ随想録:鈴木啓示 】
ワシと被本塁打の関係はセンバツから始まったような気がする。昭和40年、兵庫・育英高は横綱との下馬評だったが1回戦で同じく優勝候補だった徳島商に負けてしまった。ウチは1点を先行したが直ぐに追いつかれて6回にワシの高校時代の最初で最後の本塁打を打たれて1対3で敗退。実は誰にも言わなかったが大会前から左足首を痛めていた。次の日の新聞に『鈴木、調整不足』と書かれて悔しかったなぁ。思えば被本塁打世界記録のスタートもここにあるんやろうな。
【 試される男:石本貴昭 】
3月18日の南海戦の5回表、石本投手は対左打者にワンポイントで登板し内野ゴロに打ち取った。これでオープン戦は通算3回 2/3 を投げて2失点と本人は満足していないが、岡本監督は「キャンプからずっと好調を維持している。カーブのコントロールが良くなり安心して見ていられる」と高い評価をしている。「一軍枠は10人で競争が激しいですが中継ぎでもワンポイントでも何でもいいのでしがみついていきたい(石本投手)」と生き残りに目の色を変えている。
【 投手コーチに聞く、今季の投手陣はどうなる? 】
聞き手…まさかこれ程の不振が続くとは予想しなかったのでは?
板 東…そうですね。サイパンから日向と順調で一人の怪我人も出ず、実戦になってこれほど崩れるとは…甘かったです
聞き手…サイパンでの肩作りが早過ぎたのでは?国内で調整していた鈴木啓投手がひとり元気です
板 東…それは関係ないと思います。例年なら必ず出る故障者が今年はない。原因は他の事でしょう
聞き手…具体的には?
板 東…余りに際どいコースを狙い過ぎて本来の力強い球を投げるという事を忘れている。小手先の制球力ばかり気にして
投手の基本を疎かにしていると思う
聞き手…連鎖反応もあるのでは?
板 東…ウチの投手陣は両鈴木と柳田以外はあらゆる面で未熟なヤツが多い。周りから弱投と言われ続けて萎縮してしまった
かもしれない
聞き手…立ち直りの目途は?
板 東…ベテラン陣は心配していないから、谷・住友・村田・久保らが奮起してもらわないと困る
聞き手…ドラ1の佐々木投手はどうですか?
板 東…いいモノを持っていますよ。特にシンカーは抜群。真っ直ぐにもう少しキレが出てくれば左打者相手でも大丈夫
聞き手…開幕からローテーション入り出来そうですか?
板 東…監督とも相談しているが抑えで使うのも面白いかと。オープン戦の出来次第ですが
聞き手…昨季は防御率(4.36)がリーグ4位。今季の手応えは?
板 東…今季は3点台が目標。決して易しい数字ですが若手の頑張り次第では不可能ではないと考えています
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