H's monologue

動き始めた未来の地図は君の中にある

使命の道に怖れなく どれほどの闇が覆い尽くそうと
信じた道を歩こう

夏の天の川

2018-07-22 | 写真

昨年,上高地で初めて撮って感動した星空の写真に挑戦。いろいろ研究して臨みましたが難しかったです。やってみて初めて分かったこと(やってみなきゃわからないこと)が沢山ありました。いずれも K-1, HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR で撮影。

以下,覚え書き。

夕方曇っていたが,日没後に星が見えるようになってきたので準備開始。半月でも思いの外明るいということを知った。雲もあるので今のうちにと設定を変えて試し撮りを繰り返す。道路沿いの道なのでかなり周りの光があって条件はよくない。何よりカメラ操作に四苦八苦。インターバル撮影の設定がわからず苦労。何度か試してみて,インターバル撮影で比較明合成の設定があることが分かり,まず試しに50枚合成,それでうまくいったので800枚合成で1枚撮影,その後600枚合成にしたのが上の1枚目。これは ISO1600,F2.8,3 sec, 0EV,インターバル撮影,最短の間隔で600枚という設定。

この頃になって,ようやくうっすらと天の川が見えてきたので,また設定をいろいろ変えて試行錯誤。対岸の明かりの影響か,空がどうしても赤っぽくなってしまうので困る。本に書いてあったWB4600としてみたがそれでもあまりうまく行かず。WB4000にしてみてようやく空が青っぽく写ったので最後はそれで何枚か撮影して終了(実はあとで,WBは3500〜4000くらいがよいと判明)あれやこれや試行錯誤してるうちに,あっという間に深夜になってしまい疲れたので終了。大変だったけれど,何となく次に繋がりそうです。いや面白い。秋に備えてマスターしなければ。もう少し条件の良いところ,良いタイミングで再度挑戦しよう。



[ISO1600,F2.8,20 sec, 0EV, WB 4600]




信じてもらえないかもしれないけどこれでも,”うっすらと” 天の川が見えているんですよ・・(笑)
[ISO1600,F2.8,15.4 sec, 0EV, WB 4600]




[ISO1600,F2.8,10 sec, 0EV, WB 4000]




さて天体撮影用には赤いライトが必要と聞いていたのですが,ネットで見つけた市販のものは高い!専用で便利なんでしょうけれどちゃっちそうに見えるのに数千円もするので,百均でミニランタンと赤セロハンを買って自作。全部で300円。まあこれで十分。それと星座や天の川の方角を確認するのに「StarWlak2」というアプリにお世話になりました。

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