H's monologue

動き始めた未来の地図は君の中にある

使命の道に怖れなく どれほどの闇が覆い尽くそうと
信じた道を歩こう

日本臨床写真学会 大晦日オンライン学術集会

2020-12-31 | 臨床研修


忽那会長が年末直前にぶっこんできて急遽開催されることになった大晦日のオンライン”学術”集会。13時の開始からエンドレスで約8時間の長丁場。一人10分の持ち時間で40数名のプレゼンター。みんな(私も含めて)飲みながらでしたが,いやいや勉強になりました。疲れたけど・・・。

私はコメンテーターとしてお呼ばれされましたが,皆さんの発表がすごくてほとんど大したコメントはできませんでした。聞いたこともない疾患や症候群,あるいはびっくりするような臨床写真,動画の数々。さすがに疲れて,間でちょっと休憩で少し抜けさせてもらいましたが,最後まで楽しく勉強させてもらいました(BABYMETALの出演の時間帯だけは紅白見てましたが・・・笑)。

それにしても全国にはツワモノが沢山おられますね。これは毎年の恒例になるんだろうか?

楽しみではありますが・・・疲れる(笑)

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年末恒例の・・・

2020-12-30 | 臨床研修


例年ならこの時期は,青木組のパーティで沢山の皆さんとの再会を楽しむのですが今年はお預けです。集合写真の撮影役を毎年仰せつかっていましたが,それも途切れることになりました。当分はあのような年末の過ごし方はできないのだろうな,と少し残念な気持ちです。

先日送られてきた『Doctor' Magazine』の表紙で,青木眞先生のいつもの笑顔を拝見して嬉しくなりました。何度か直接伺ったことがありましたが,あらためて記事から先生が歩んでこられた苦難の道を知ると「痛みを知る人ほど,人の痛みが分かるのだ」ということを痛感します。

青木先生の最大の功績は,地道に種を蒔き優れた臨床感染症医(感染症専門医だけでなく感染症を理解した総合臨床医)の輪を全国に広げたことだと思います。コロナ,コロナで明け暮れた1年ですが,お弟子さん達がいろんなメディアで発信される情報が心強かったです。

「人と人をつなぐとき,青木氏は最も輝いている」と記事にありますが全くその通りです。育てるだけでなく,つなぐこと,もう一つの偉大な功績です。「先生と絶対話が合う内科医がいるから紹介したい」十数年前にそう言って引き合わせて下さったのが名古屋のTierneyことF先生でした。心から尊敬できる友人に巡り合うことは僥倖です。人との縁を与え続けて下さった青木先生を,私も見習いたいと思っています。

「自施設の外,国の外に出て人の中にはいっていくことです」とは今の若手医師へのエール。この号の巻頭言には,黒川清先生が 「若者よ,大志を抱け,外へでろ!」と全く同じことを書かれています。奇しくも同じ雑誌に,恩師のお二人が掲載されているのは嬉しい限りです。
(実はこの号には専門医研修紹介のページで,私の教え子の一人である金澤剛志先生も載っています。)

よくやるような一年の振り返りを,今年はやっている暇は我々にはありません。私の職場でも同僚や職員たちが今も働いてくれています(当然私にも当番があります)。発熱外来の年末年始体制がうまく乗り切れるか,それが気がかりです。


でもひとまず,皆様よいお年をお迎え下さい。

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冬木立と青空

2020-12-29 | 写真


冬木立の間からみえる青空が好きで同じような写真になるのは分かっていても,ついシャッターを押してしまいます。

 

振り向くと影がまた面白い造形でした。

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石井大太先生の「とびだせフィジカル!」

2020-12-28 | 臨床研修


2021年1月号の『総合診療』誌は「新型コロナウイルス・パンデミック」の特集号で,どれも読む価値のある素晴らしい記事が並んでいます。

そんななか,ひっそりと「とびだせフィジカル!」の連載が始まりました。当院の初期研修医(PGY2)の石井大太先生が,私と共同(・・という形)で,身体所見の面白さを皆さんに伝えるという内容の記事です。第1回は甲状腺にまつわるフィジカルです。

もともとの発端は,彼が自作したスマホで簡単に使える「録音聴診器」を使って現場で集めた「心音や呼吸音」を「Sound of Bedside研究会」と称して皆さんにシェアしようというアイデアでした。実際にはもう少し内容を広げて,基本的なフィジカルを彼が学んでいくという体裁をとることになりました。一応「Dr.IssyとDr.Sudo」の対話で進んでいきます(今後もう一人の指導医であるDr.Nakanoも登場予定)。

ここで出てくる「Dr. Sudo」は,凄い博識でいろんなことをIssy先生に指導してくれます。ときには(オレこんなことまで彼にレクチャーしたっけ?)というようなことまで,話してくれたりして,私もとっても勉強になります(笑)

私自身がこれまで集めた動画や画像を題材として提供したり,内容についても相談して協力はしています。しかし基本的には,ほとんどの内容は彼が頑張って準備をしています。熱量が高く頑張っている若者を見るのは気持ちが良いものです。でも無理な背伸びはしないで(ホンの少しは頑張って・・ね)続けて欲しいと思います。まだ始まったばかりですが,これからの1年間,連載にご期待下さい!!

 

P.S.
石井先生の「偉大な発明」である自作録音聴診器「石井2号」については,年明け早々に「お年玉」として紹介する予定です。

 

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数年ぶりに

2020-12-27 | 写真


子供が小さい時に種を植えたのが,10年以上かかって実がなるようになっていたミカン(ハッサク)の木です。「桃栗三年柿八年,ミカンの大馬鹿十八年」とある時聞いたのですが,ホントに10年以上経ってから初めての実がなりました。そのときは「1個だけ」実がなり色づくのを待って,いよいよ明日にでも食べてみよう・・と思った矢先に,ヒヨドリの野郎に食べられてしまいました。でも翌年からは結構な数の実がなるようになりました。多い年は60個くらいの収穫があったと思います。ところがここ3-4年,いつも台風にやられて実が小さいうちに全部落ちてしまい,ほとんど実がならない状態が続いていました。

今年は数年ぶりに一部の枝で,ちゃんと実を結びました。たぶん20個くらいはありそうです。いくつかは美味しくいただいて,後はメジロ達におすそ分けの予定です。

 

P.S.
「桃栗三年柿八年・・・」の続きは諸説あるようですね。ネットで検索してみると,こんなのが見つかりました。これだと「蜜柑のまぬけは二十年」だそうです。いずれにせよ,食べたあとの種がホントに木に育って実を結ぶまでは20年近くかかるというのは,文字通り身をもって経験したわけです。

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