読了。いくつかの分野に診断の達人がどうやって学んできたかを,生い立ちから語ってくれた非常に興味深い内容でした。
西伊豆病院の仲田和正先生による前作『外科手術が上達くなる』トップナイフの言葉の本も読んであったので,今回とても楽しみにして読みました。
中でもやはり生坂政臣先生の臨床推論については,納得の言葉ばかりでした。一つはっとさせられのは,「SQはハイリスク・ハイリターン」でした。
読了。いくつかの分野に診断の達人がどうやって学んできたかを,生い立ちから語ってくれた非常に興味深い内容でした。
西伊豆病院の仲田和正先生による前作『外科手術が上達くなる』トップナイフの言葉の本も読んであったので,今回とても楽しみにして読みました。
中でもやはり生坂政臣先生の臨床推論については,納得の言葉ばかりでした。一つはっとさせられのは,「SQはハイリスク・ハイリターン」でした。
以前に購入してあったけど,なかなか読めずにいた本です。このところ管理職的な仕事ばかりで勉強不足だったので,休み中にざっと読み通しました。
Out of dateになった知識が沢山あるのではと心配しましたが,そこまではなかったのでちょっと安堵です。
一方で,何となく知っていてもちゃんと知らないこと,あるいは全く知らなかったこともあり大変勉強になりました。
・ステロイド欠乏と低Na血症の関係:
糖質コルチコイド欠乏症で低Na血症をきたすメカニズム
・腎での水利尿不全
・非浸透圧刺激によるAVPの分泌亢進
・慢性低Na血症に伴う骨量減少でが破骨細胞がNa能動の低下を感知して応答している
・がん患者の予後に低Na血症が悪影響を及ぼす
マニアックな本ではありますが,低Na血症全体を俯瞰するのにはいいかもしれません。柴垣有吾先生が監修をされており,直接知っている先生方が何人も翻訳されているので安心です。
注)背景のMacの画面は,沖縄のとあるホテルの庭で撮った写真です。何気なく撮ったのですが,あとで「プールの水の中にNaが浮き上がって見える」ということでお気に入りの一枚です。
つい最近届いた医学界新聞に宣伝が出ていました。フィジカル・ラウンド・オンラインだそうです。
Webセミナーで無料です。医学書院さん太っ腹!
私もよく知っている3人の達人に混じって当院の卒業生の石井大太先生も登壇です!いいぞいいぞ!頑張れ大太!! 学生・研修医の皆さん参加して下さいね。私もこっそり参加しようと思います。