盆踊り
2024-08-25 | 写真
高石ともやさんが17日に亡くなられたそうです。
とかく高石ともやさんというと「受験生ブルース」として紹介されていますが,私にとっては高石さんといえばナターシャーセブンでした。
高校3年の頃に,初めてラジオで「ザ・ナターシャー・セブン」 の存在を知り,受験勉強では京都の近畿放送(現在のKBS京都?)を聴きながら過ごしました。憧れていたけれど京都の大学には手が届きませんでした。それでも和歌山での大学生生活が始まってから,ナターシャーの影響でバンジョーをいきなり買って独学で始めたのでした。ギターも弾けないのに,いきなりバンジョーを買ったのはナターシャーの『107ソング・ブックシリーズ』というアルバムの一枚にバンジョー教則レコードがあったからでした。そのLPレコードだけを頼りに独学で練習しました。そこからさらにブルーグラスという音楽を知り世界がさらに広がりました。京都円山音楽堂で行われた「宵々山コンサート」や「昼下がりコンサート」には何度も足を運びました。
宵々山コンサートは3日くらい前から,音楽堂の外で毛布を持って並びました。今から思えば毛布を持って野宿で並んだことも,若いからこその無茶でした。確かコンサートの前日の夜は雨が降って大変だったな。
木田高介さん,坂庭省悟さんに続いて高石ともやさんが亡くなり,ついに城田じゅんじさんだけになってしまいました。城田さんがご自身のHPで高石さんについての追悼文を書かれていました。