ジカウイルス,DU(だいたいウンコになる抗菌薬),風疹の写真がNEJMに掲載されるなど,今や医学会の風雲児!である忽那賢志先生が仕掛け人で始まる臨床写真オタク(たぶん・・笑)の学会です。忽那先生から頼まれて,なんと「臨床写真と私」というエラく大層なタイトルでお話します。これまで撮りためた写真の中から,思い出深い写真や取り逃がした写真のこと,自分とカメラの歴史みたいなものを,つらつらお話しようかと考えています。
忽那先生の演題募集のフレーズにはこのような先生の言葉があります
『臨床写真は、ときに診断に非常に重要な情報をもたらします。
文明の進歩によって、より一般的になった写真や動画の撮影は、医学の分野にも大きな影響を与えるようになりました。日本臨床写真学会学術集会は、診断に大きく寄与した1枚、病態を暴く印象的な1枚、そして教育的な1枚が集う、臨床写真家たちの真面目な学術集会です。』
「病態を暴く」という表現やこのニュアンスからは,関西では超人気番組である「探偵ナイトスクープ」のキャッチフレーズを思い出してしまうのは私だけでしょうか。この案内を拝見したときに,とにかく「ナニカ面白そうだ!とにかく参加せねば!!」と思っていたところ,名誉にも講演のご依頼をいただきました。NEJMに掲載された先生方を前にしてエラソーな話はできませんが,自分も楽しみたいと思います。
いや,これホント面白そうですね。
第1回日本臨床写真学会学術集会
テーマ:Clinical Pictureを撮ろう
会期:2018年9月2日(日)13:00-17:00
大会長:忽那賢志(国立国際医療研究センター国際感染症センター国際感染症対策室医長)
会場:国立国際医療研究センター大会議室
会費:1000円
プログラム
13:00-13:10 大会長挨拶
13:10-13:30 Clinical Pictureの投稿を受け付けている医学誌のレビュー
13:35-14:15 特別講演 臨床写真と私 大船中央病院 院長 須藤博先生
14:20-15:00 Clinical Pictureクイズ
15:05-16:15 NEJMへの道
16:20-16:50 臨床写真鑑賞会
16:50-17:00 閉会の辞
どんな会でも,第1回というのはきっと楽しいと思います。今から待ち遠しい!!