H's monologue

動き始めた未来の地図は君の中にある

使命の道に怖れなく どれほどの闇が覆い尽くそうと
信じた道を歩こう

Gaslamp Quarter, San Diego

2023-04-30 | 写真


San DIegoの夜の写真をスクエアで並べてみたらいい感じになりました。

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America's Cup Cruise

2023-04-29 | 写真


今回のSan Diego訪問のもう一つのハイライト。Convocation ceremonyへの参加が主な目的で申し込んだのですが,予約した直後にWEBで何故かオススメに出てきたのが,1992年のAmerica's cupで使用されたヨットに乗ることが出来るクルーズでした。この年は,日本もNippon Challengeとして参加していて,一般の人からも寄付を募っていました。私もDonationして応援していたので非常に記憶に残っているのです。

America's cupについては検索してもらえばわかりますが,簡単に言えばヨットレースの最高峰 F1みたいなものです。130年以上米国が勝っていたのですが,初めて敗れたのがサンディエゴヨットクラブのデニス・コナーという艇長でした。このため彼は"Cup looser”と非難されるも,後に取り返してヒーローに返り咲きます。そんな当時の艇に乗れるというのは夢のような話でした。

当日,指定されたハーバーに向かって迎えてくれたのは,Bee Lynnさんという女性で以前America's cupの艇長を勤めた方の奥様でした。ご主人は前立腺癌で亡くなられており,このクルーズの仕事をご主人から引き継いで仕切っておられるとのことでした。Beeさんはとても気さくな方でクルーズが始まる前に,写真などをofficeで色々見せてくれました。当時実際にレースで使用されたセールの一部を巻いたものも見せてもらいました。カーボン・ケブラーなどをサンドイッチ構造にしたセールを「これがそうなんだ〜」と感心して見ていたら「それ,持って帰る?」と言われてさらにびっくりでした。さすがに全部は無理なので,ご厚意に甘えて小さく切ったものをお土産にいただきました。Beeさんによればデニス・コナーは親しい知人で今もSan Diegoに住んでいるとのことでした。

実際に乗れたのはイタリアの挑戦艇のIL MORO DE VENEZIAという艇でした。

学生時代はヨット部で470級という艇に乗っていましたが,さすがヨットレースの最高峰とかF1と言われるだけあって比較にもなりません。アメリカズカップで使用されるIACC international America's cup classというヨットのマストは150ftsつまり30mでビル10階建ての高さです。470級のマストが6.7m程度なので,どれだけ巨大なのかがわかります。


クルーの方が巨大なジブセールを上げます。


実際に昔レースを戦ったというクルーのおじさん(おじいさん?)達が色々話を聞かせてくれました。


この4つのボルトのしたに巨大な船体を支えるキールが固定されていると説明してくれるBeeさん。


操舵輪を操作させてもらってゴキゲン。

帰り際に見るとクルーの一人がするするとマストの上に登って部品を交換していました。離れてみるとどれだけマストが高いのか,あらためて分かります。

 

このクルーズは3時間で一人$170と安くはないですが,その価値を知っている方には超オススメです。自分にとっては本当に感動ものでした。

 

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FACP Convocation Ceremony

2023-04-28 | 臨床研修


今回のACP参加の主な目的であるFACPの授与式 Convocation ceremonyに参加しました。新しくFellowと認められた会員が,文字通り招集されてACPの公式の式典としてお祝いをする大変荘厳なものでした。

30数年前に,San Franciscoで初めてACP annual meetingに参加して見たCeremonyそのままで感激しました。


まず受付で緑と金色に輝くstoleを受け取ります。これを掛けて歩いていると "Congraturations!"と知らない方からも声を掛けていただくこともありました。本当に会員皆で祝福するという雰囲気でした。これは日本の内科学会などではまず見られないものです。


メイン会場の隣の部屋で支部ごとに待機して,式典が始まると支部長の先導で順番に入場します。あらかじめ壇上には偉い方々やゲスト(どういう方々かよく分かっていませんでしたが)がそれぞれ紹介されたあと,New Fellowが支部毎に順番に起立して皆さんからの祝福を受けます。最後に全員でPlegde(宣誓)を述べて,順番に退場となります。

 

以前は全員がこのガウンと帽子姿で入場したそうですが,日本支部長の前田先生によればコロナの影響でstoleだけに簡略化されたそうで,残念でした。ただこのstoleは持ち帰れるので良い記念になりました。有料でガウンと帽子で写真を撮ってくれるサービスがあったので,せっかくなので撮影してもらいました。支部主催のパーティもあり,有意義な時間を過ごすことができました。

FACPの名に恥じないように,これからも内科医として精進しなければと思いました。

 

これまで,随分前から早く申請するように言われていても,なかなかできませんでした。今回FACPを授与いただくにあたっては,前田賢司先生には大変お世話になりました。あらためて御礼申し上げます。

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America's cup 1992

2023-04-27 | 写真


San Diegoで滞在したホテルの部屋に飾ってあったポスターです。何と1992年のAmerica's cupで使用されたヨットのイラストです。

今回の滞在中にこのヨットに乗るクルーズを申し込んであったので,これを見たときには不思議な縁を感じました。イラストにあるのは米国の防衛艇であるStars and Stripes America3 (cube)とイタリアの挑戦艇であるIL MORO DE VENEZIAとあらためて確認したのは,クルーズのあとでした。

 

訂正)1992年のアメリカの防衛艇は,America3 (America cube)でした。デニス・コナーが艇長をつとめたStars and Stripesは1987年,1988年のレースでした。

 

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San Diego

2023-04-26 | 日記

30数年ぶりのアメリカ内科学会年次総会参加のためSan Diegoへ。

今回は昨年ようやくいただいたFACP(Fellow of American Collage of Physicians)の授与式への参加が主な目的でした。自分の怠け者の性格で申請をずっとやってこなかったんですが,日本支部長の前田賢司先生のお陰でいただくことになりました。

San Diegoは,今から33年前にArizona州Phoenixに留学中に,Nephrologyの教育コースに参加するために訪れて以来です。その時のことはほとんど覚えていませんが,抜けるような青い空が西海岸らしい雰囲気です。明日からのACP Annual Meetingを前に海岸でリラックスできました。

 

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