私は21世紀適々斎塾の塾生ではありませんが,たま〜にお手伝いさせていただくことがあり,勝手に「準」塾生のような気持ちでいます。ですから先日送られてきた7月号の『Docter's Magazine』で中西先生が取り上げられてとても嬉しくなりました。
あらためて先生のこれまでの道のりを興味深く拝見しました。特に,故田坂佳千先生とのエピソードを読むと中西先生から直接伺ったときの声が蘇るような気がしました。中西先生と私とのかかわりは以前にも書いたことがありますが,田坂先生が亡くなられてからの先生のご活躍を,私は中西先生の「田坂化」とひそかに呼んでおりました。でも,いまや先生は完全に「中西カラー」をもった唯一の先生になっておられます。どんなことにも興味を持ち貪欲に学び続ける姿勢は「万年研修医」としてのお手本であり,我々のロールモデルです。いつまでもお元気でご活躍していただきたいと思います。