H's monologue

動き始めた未来の地図は君の中にある

使命の道に怖れなく どれほどの闇が覆い尽くそうと
信じた道を歩こう

おなかのフィジカル診断塾 (出版ラッシュその3)

2022-03-31 | 臨床研修


当院の中野弘康先生による雑誌『medicina』の巻頭連載が4月号から始まります。

副題に「ローテクでもここまでできる!」とあります。興味深い所見の患者さんに出会うと,二人でよく盛り上がるのですが,そんな内容がそのまま連載になります。

第1回は急性虫垂炎のフィジカルです。ベテランの先生には当たり前のことでしょうが,研修医や若手の先生方にはあらためて参考になる内容だと思います。是非ご覧下さい。

まだ原稿が3回分くらいしかストックがないらしくて,焦っているという噂もありますが・・・楽しみですね。写真などの題材では私も協力する予定です。

 

それにしても,聴診の連載を終えた石井大太先生といい,今回連載を始める中野先生といい,今の若い人は大したもんです。私などは締め切りが恐ろしくて,連載を引き受けるような無謀(?)な真似はできませんでした。ホント自慢の弟子達です(いや,もうとっくに越えられているかな)。

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桜始開

2022-03-27 | 写真

 

 

我が家の桜も咲き始めました。奇しくも昨日から七十二候の「桜始開(さくらはじめてひらく)」だそうです。

 

K-3 mk III,HD PENTAX-D FA 70-210mm F4 (クロップモード)

 

 

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フィジカル大全 (出版ラッシュ その2)

2022-03-22 | 臨床研修


今度は『メディチーナ 2022年増刊号 フィジカル大全』4月1日発売予定です。表紙がかっこいいですね。

編集協力者として石井大太先生の名前が表紙にあります。大きな声ではいえませんが・・(ってここで書いているけど)徳田安春先生の命を受けて,実は石井先生が大部分の実働部隊なんですョ。企画段階から苦労していたのをそばで見てましたから。

当然,ウチの中野先生や私も登場しています。ここ数年来,私は雑誌原稿や共著はお受けしていないのですが,石井先生からだと断れず(笑)引き受けました。依頼された担当項目を見て唖然,「大動脈弁狭窄症」でした。循環器専門でもない自分が何故に?しかもすぐ後ろの項目「大動脈弁閉鎖不全症」は循環器フィジカルでも定評のある高知大の山崎直仁先生!これは何かの罰ゲームかと思いましたよ,ホント。まあ,何とか頑張って書きました。

非専門医でもこれから高齢化で増えていくであろう大動脈弁狭窄症を見逃さないようにするのが大事,という内容です。

今回の増刊号は,数多くの身体所見の動画が見られるのが特徴です。私も大動脈弁狭窄の収縮期駆出性雑音とか,逆流性雑音と駆出性雑音の鑑別に役に立つ所見の動画を出しました。もちろん録音聴診器「石井二号」で撮った動画です。音だけでなく,動画だと聴診部位がわかるので便利です。

また,これまで多くの達人から学んだことを皆さんにシェアしたいと思い,「聴診の心得」としてまとめました。当たり前のようで,言われてみればなるほど・・と思われることも多いと思います。

 

巻頭言では徳田安春先生がサパイラの「ショパンの法則」に言及されています。ショパンの曲が難しくても,それを演奏できる音楽家は沢山いる。フィジカルも同じで,evidence云々ではないのだと,私も感じています。

この増刊号は,動画付録がとても全部は見きれないくらいに充実しています。皆様のお役に立てば幸いです。こちらも是非御覧ください。

 

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トライアングル2 40周年(ナイアガラの日)

2022-03-21 | 趣味趣味


恒例のナイアガラの日。今年は『ナイアガラ・トライアングル2』40周年です。

例によってペットサウンズレコードさんに注文した,VOXが届きました。

佐野元春とか杉真理とか,まさに大学生の頃にリアルタイムで聞いていたので楽しいです。今回のVOXもお宝満載でした。豪華冊子に乗っている超長いインタビューが興味深いです。

当分,このCD達で楽しめそうです。

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レジデントノート4月号 (出版ラッシュ その1)

2022-03-15 | 臨床研修


当院内科スタッフの中野弘康先生や卒業生の石井大太先生(現 浦添総合病院)が手掛けた出版物がこのところ続きます。

まず第1弾として『レジデントノート4月号』

こちらは,二人の企画で 『身体診察 いざ「型」から「実践」へ』

というタイトルの特集号です。豪華執筆陣は私にとっても旧知の方がほとんどです。最近,雑誌類の原稿に私は登場しないことになっている(笑)のですが,石井先生の原稿に一部写真を提供しています。

ちなみに石井先生によると,特集の副題は大船(=鎌倉)の「いざ,鎌倉」にちなんでいるそうです。導入部にある中野先生による「特集にあたって 身体診察のキホンをマスターする」という文章は,若い皆さんに読んでいただきたいと思います。是非,お手にとってみて下さい!

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