「風の時代」を生きる

人生に必要なのは、勇気と想像力、そしてsome moneyだ。

チャールズ・チャップリン

新元号『令和』の本当の意味

2019-04-29 17:39:22 | 写真
ゴールデンウィークに入った。

明日で平成が終わり、いよいよ明後日には新しい元号の令和になる。

YOUTUBEで竹田恒泰さんが令和の本当の意味を解説されている。とても面白いので是非観ていただきたい。





天平二年の正月の十三日に、師老の宅に萃まりて、宴会を申ぶ。

時に、初春の令月にして、気淑く風和ぐ。梅は鏡前の粉を披く、蘭は珮後の香を薫す。しかのみにあらず、曙の嶺に雲移り、松は羅を掛けて蓋を傾く、夕の岫に霧結び、鳥はうすものに封ぢらえて林に迷ふ。庭には舞ふ新蝶あり、空には帰る故雁あり。

ここに、天を蓋にし地を坐にし、膝を促け觴を飛ばす。言を一室の裏に忘れ、衿を煙霞の外に開く。淡然自ら放し、快然自ら足る。もし翰苑にあらずは、何をもちてか情を述べむ。詩に落梅の篇を紀す、古今それ何ぞ異ならむ。よろしく園梅を賦して、いささかに短詠を成すべし。

「新版 万葉集 一 現代語訳付き (角川ソフィア文庫) 」


この2文字を選んだ人たちの本当の想いが伝わってくる。そして、日本という国の凄さを改めて感じる。

1200年前の情景が見えるようだ。



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