「風の時代」を生きる

人生に必要なのは、勇気と想像力、そしてsome moneyだ。

チャールズ・チャップリン

アリ

2017-07-22 07:11:55 | リタイヤ生活
最近、外国から侵入した南米原産の猛毒を持つと言われる、ヒアリが問題になっている。

ここ群馬にまで普通にいたら、かなりやばいと思われるが、今のところ大丈夫のようだ。

さて日本人サラリーマンはアリに例えられることが多い。よく働き、企業に忠実なところが働きアリに似ているようだ。

しかしアリをよくよく観察すると、働きアリのように列を作り、せっせと働いているアリがいる一方で、わずかだが隊列に加わらず、ウロウロしているアリもいることに気づく。

多くのアリが冬に備え、一生懸命に餌を巣穴に運んでいるのに、この少数のアリはそんなことまったく意に介さずにフラフラしている。

まるで会社を辞め、働きもせず毎日フラフラしている私のようだ。

そんなフラフラして働いていないように見えるアリだが、ときどき活躍することがある。

それは獲物を見つけたときだ。この時のアリの行動が面白い。

獲物を見つけたアリは極度に興奮するそうだ。

その時自然にお尻から臭いの強い分泌液がでるようで、分泌液を垂らしがら獲物の発見を知らせに巣穴に戻る。この時、興奮しているせいか、アリは巣穴への帰り道をかなり迷うそうだ。

巣穴に戻り、獲物の発見を仲間に知らせると、そのアリが出した分泌液の臭いに沿ってアリたちが獲物のところまで行く。

そして新しい獲物と巣穴とのラインが出来上がる。

初めはかなり蛇行した道だが、だんだん最短の道に収斂され、新しい越冬の食料が調達されるという。

一見フラフラしているアリは、決して働いていない訳ではなかったのだ。

みなが皆、一つの行動をしていたのでは、新しい発見はない。

一見、無駄なことだと思われる、みなと違った行動をとっているアリが、新しい発見をして、みなに利益をもたらす。

これはアリも人間もおなじだ。 

私も自分の好きを追及して、その中からみなに有益な情報を発信できたらと思っている。









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