反落するも、下げ渋り

本日の日本株式市場は反落した。

日経平均の終値は前日比58円安の1万5037円。欧米株高や寄り付き前に発表された1－3月期GDPが市場予想を上回ったことなどを受けて朝方は買い先行で高く始まったものの、その後は利益確定売りが優勢になった。

日経平均は徐々に下げ幅を拡大、後場寄り直後には下げ幅を200円あまりに広げ一時1万4800円台後半まで売られる場面があった。午後はそのまま1万5000円割れの水準での取引が続きましたが、大引けにかけては急速に下げ渋り1万5000円の大台を回復して引けた。商いは活況で東証1部の売買代金は4兆835億円と連日で4兆円を超えた。

値上がり銘柄数　379銘柄、値下がり銘柄数　1,290銘柄。騰落レシオは113.7％に続落。売買代金は4兆0835億9100万円（概算）だった。

日経平均は短期的な相場過熱を示すテクニカル指標が多く見られていただけに、今日の下げは当然の一服といえるだろう。