「風の時代」を生きる

人生に必要なのは、勇気と想像力、そしてsome moneyだ。

チャールズ・チャップリン

イグアスの滝 (35)

2017-03-17 19:02:12 | ・中南米一人旅編
91/11/12(火)

今はイグアスの滝を見にきている。ユバ農場には2週間ほど滞在した。本当はもっと居たかったのだが、あまり長くいると年を越してしまう。

イグアスの滝はブラジルとパラグアイとアルゼンチンの3カ国の国境に位置している。本来はアルゼンチンからの眺めが一番いいという話だが面倒なのでブラジルから眺めることにした。

イグアスの滝はアメリカとカナダの国境に位置するナイアガラの滝を凌ぎ、世界最大の規模だそうだ。

滝にはあまり興味がないのだが、「話のネタに見ておこう」程度の気持で行ってみた。「確かに大きな滝だが、だからなんなんだ」というのが正直な感想だ。やはりアルゼンチン側から見ていないので、その凄さがわからなかったのかもしれない。

それともこの放浪の旅に精神的に疲れてきていて、感動が薄れてきているのかもしれない。日本を発って9か月になる。そう言えば最近いやに怒りぽっくなっているような気がする。

もし日本を発ってすぐにこの大瀑布を見たなら、間違いなく感動していただろう。



1801



91/11/7   3-   3-    928
91/11/12  -3    0    915  39000円


11/8の大陰線の半分のところに置いたTSLに掛かり約定。



ここまでの12回の売買を見てみたい。

91/3/18   -3   -3   1062
91/3/20   3-   0    1028   -102000円

91/4/19   3-   3-    998
91/4/30   -3   0    976    66000円

91/5/16   3-   3-    970
91/5/24   -3   0    1000    -90000円

91/5/29   3-   3-    988
91/6/12   -3   0    949    117000円

91/6/13   3-   3-    938
91/6/21   -3   0    933    15000円

91/6/25   3-   3-    900
91/7/1    -3   0     935   -105000円

91/7/2    -3   -3    942
91/7/3    3-   0    906   -108000円

91/8/13   3-   3-    885
91/8/21   -3   0     830    165000円

91/9/17   -3   -3    925
91/9/19   3-   0    893    -96000円

91/9/25   -3   -3    902
91/10/7   3-   0    926    72000円

91/10/21   -3   -3    940
91/10/24   3-   0     933   -21000円

91/11/7   3-    3-    928
91/11/12   -3    0     915   39000円

------------------------------------------------------------------------

                    -48000円

48000円の損失だ。依然マイナスではあるが、損失額が縮まっている。
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ユバ農場 (34)

2017-03-16 18:32:16 | ・中南米一人旅編
1991/11/7(木)

ブラジルにユバ農場という農場があるのをご存じだろうか?サンパウロから600キロ離れたその農場は一種の原始共産主義のもと、26家族、約80人の日系人が暮らす共同農場だ。農業の傍ら芸術活動を行っていることでブラジル日系社会では有名なところ。演劇、音楽、絵画、特にバレエは2度の日本公演も果たしたほど力を入れていている。

ユバ農場は「祈ること、耕すこと、芸術すること」を理念とし、農場員を拘束する規約はいっさい作らなかったと言う。入りたい者は誰でも入れたし、出て行きたい者を止めることもしなかった。いかなる理由からであれ、働かないことを咎められることもなかった。現代日本の価値観からするときわめて非現実的な集団と思われるだろうが、この農場が激動期のブラジルで六十七年間を生き抜き、すでに三世の時代に移りながらもユバ・バレエが多くのブラジル人に愛されていることは否定しようのない事実である。芸術による人格の解放が農を支えているのである。

私の他にバックパッカーが4人集まっている。ふらっと訪ねても快く受け入れてくれて食事と寝場所を提供してくれる。長旅の疲れを癒すにはもってこいの場所だ。そのかわり農場の仕事を手伝うことになっているけれど、みな居心地の良さについつい長居をしてしまう。

朝5時に起床、農作業服に着替え、麦わら帽子をかぶり、トラクターの荷台に乗り、果樹園に出発。6時頃から果樹園でグイアバを摘む。ブラジルの昼は暑い、朝の涼しい時間帯に仕事をするのがブラジル流のようだ。農場にいる子供たちも朝6時に登校し、午前中で授業は終わると言う。

朝食は摘みたてのグイアバだ。10時に摘み終え農場で仕分けをする。正午までに作業を終え昼食。大広間でここに住む多くの人が集まり、一緒に食事をする。

午後は自由時間。何をしてもいいのだが、近くの町まで車が必要な、何もないところだ。私は主にこの農場にある図書館の漫画を読んで時間を費やした。芸術に力を入れているユバ農場だけあって「ガラスの仮面」が全巻揃っている。

午後6時頃夕食、大広間で昼食の時のようにみなが集まって食事をする。風呂もここに住む人たちと一緒に入る。「どこから来た?」と親しく話しかけてくれる。とても居心地がいい。いいところだ。

週末になるとここに住む青年たちと飲みに行く。現地のブラジル人も集まる小さな飲み屋でシルベージャ(ビール)を飲み、楽しい時間を過ごす。


1801



91/11/7   3-   3-    928

売りの逆指値が約定した。SLを956円に置く。大きな流れは依然下降だと思っている。8/20から2か月上昇したので上昇もここまでか、再び売り戦略に変更した。

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インフレーション (33)

2017-03-15 20:55:04 | ・中南米一人旅編
1991/10/24

リベルダージにしばらくいるが、最近ほとんど毎日のように物価が上昇している。

たとえばスーパーに入って4日前200クルゼーロで買えたチョコレートが、昨日は210クルゼーロになり、今日は220クルゼーロになっているという具合だ。

なんてことだろう!こんな短期間に物の値段がどんどん上がっていくなんて。日本では経験した事のないことなので驚いている。

しかし幸い我々旅行者は米ドルをもっているので、ブラジルの物価の上昇はそれほど問題ではない。と言うのもブラジルの物価の上昇以上に、米ドルのレートが良くなってきているからだ。

コルンバで両替した時は1ドル=650クルゼーロだったのが、今日は何と1ドル=1000クルゼーロになっている。こういう時は両替は少しづつ替えた方がいい。このままどんどん良くなってくれればいいのだが。


1801



91/10/21   -3   -3    940
91/10/24   3-   0     933    -21000円


SLに掛かり約定。やはり少しSLを近づけすぎたようだ。このSLの位置が難しいところだ。

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リベルダージ (32)

2017-03-14 20:03:04 | ・中南米一人旅編
1991/10/21(月)

今はサンパウロのリベルダージ地区にいる。ここはブラジルにいる日系人の街として有名なところだ。いたるところに日本がある。鳥居があったり、日本式庭園があったりと。

遠く異国の地ブラジルにやってきた先輩たちの日本を懐かしむ思いが伝わってくる。「故郷は遠くに在りて思うもの。」なのだろう。今の私にはその思いがよく分かる。そんなことを考えたら急に日本に帰りたくなった。

そして日本食も格安で食べられる。肉のたくさん入った本格的なすき焼きが何と3ドルで食べられたのには驚いた。それでも物価の安いブラジルでは3ドルは結構高い方だ。


1801



91/10/21   -3   -3    940

継続して買いで仕掛ける。約定したら、すぐにSLを入れる。これによって損失額を限定できる。相場において重要なことは、損失額をコントロールできるかどうかだ。今回はSLを933円に置いた。少し近づけすぎたかな。

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マッドグロッソ・ド・スル (31)

2017-03-13 11:05:04 | ・中南米一人旅編
1991/10/7(月)

ボリビアとの国境の町を越え、いよいよブラジルに入国した。

ここはマッドグロッソ・ド・スル州国境の町コルンバだ。これからサンパウロに向けてバス乗り場に向かう。今まで国境はいくつも越えたが、言葉が同じスペイン語だったのでそれほどの違和感はなかった。しかしここにきてやっと異国に来たという感じだ。

それにしてもなにもない町だ。町の銀行でお金を両替した。1ドル=650クルゼーロだ。ボリビアにいた時に少しだけお金を両替しておいたが1ドル=600クルゼーロだった。やはりブラジル本国の方がレートがいいということか。

しかしこの時この国の凄まじいインフレを私はまだ知らなかった。

1801



91/9/25    -3   -3   902
91/10/7    3-    0   926   72000円

TSLに掛かり約定。


写真はアマゾン川の支流だ。こんな支流が合わさって、あの大アマゾン川になるのだろう。

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サルティーニャ(30)

2017-03-12 18:41:50 | ・中南米一人旅編
91/10/1(火)

マテ茶の効能か?体が慣れてきたのか?

だんだん頭痛がなくなってきたのでフォルクローレの聞けるレストランで食事をしたり、ラパスの町を散策したりしている。

朝町を歩いているとよく小さなパイが売られているをみる。

何だろうと思い試しに食べてみた。「うまい!」

何だこのうまい食べ物は?

それはサルティーニャというものだ。厚めのパイ生地の中に牛肉、鶏肉、じゃがいも、野菜などが入っている。

おいしくて毎朝食べている(ボリビアでは朝の食べもののようだ)。

1個50円くらいで、2つも食べれば朝食としては十分な量だ。ラパスは南米の他の都市に比べて物価が安いようだ。


1801



91/9/25    -3   -3   902円

思惑通りに上昇してくれているので、TSLを890円にした。


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アンデス超え (29)

2017-03-11 11:03:09 | ・中南米一人旅編
1991/9/25(水)

やはり噂は本当だった。チリのアリカからボリビアのラパスまではかなりの難所だと聞いていたがここまでひどいとは。

アンデス山脈をバスで越えると言うのは、かなり大変だ。飛行機では数時間で越えられるのに。しかもバスはアメリカで使用した払い下げのスクールバスのようなバスだ。座席も快適とは言えない。本当にこんなバスでアンデスを越えられるのだろうか。



朝6時頃アリカを発った。一面に広がる砂漠の世界。見なれるとこれほど退屈な光景はない。しかし少しづつ標高を上げながら、アンデス山脈に入って行く。車窓からはリャマやビクーニャなどの動物たちの姿も見える。空は雲ひとつない青空だ。



いつの間にか外は夕になり、夜になった。すると突然車のヘッドライトが消えた。しばらく暗闇の状態で進むと突然停車、何が起こったのか分からず、外に出される。周りに民家などない、まさに荒野だ、しかもかなり寒い。

しかし外に出て驚いた。空一面を覆いつくす星ぼし。あまりの星の多さに星座が認識できないほどだ。星があまりにも近くに見えるので手を伸ばしてしまったほどだ。



空気が澄んでいるからか、標高が高いからか、都会の夜空ではこれほどの星を見ることはできないだろう。標高4000mを越えるその地から見た満天の星空を今も忘れることができない。

何やら怪しい雰囲気の中、違うバスに乗せられる。とりあえず荷物だけは確保し、違うバスに乗る。これから国境にこのバスで行くらしい。先ほどまで乗っていたあのバスはなんだったんだろうと思いつつも国境に向かう。

夜10時頃、無事ボリビアに入国し手続きをする。しばらく国境でラパス行きのバスを待つ。やっと来たバスには席がないという。しかし次のバスは12時間後という。こんな寒いところで待つことなどできないとそのバスに乗り込んだ。

しかしそこからが本当の地獄だった。自分の荷物を椅子代わりに通路に敷き。デコボコの悪路に揺られ車に酔い、すきま風に身を震わせる。耐えるしかなかった。

そんな中やっと朝を迎え、ラパスについた。約6時間だったが、この旅で一番過酷な路程だった。


1801



91/9/25    -3   -3   902


それでもあきらめず買いで仕掛ける。約定したらSL(869円)を入れる。いつもと変わらない。


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2つのルート (28)

2017-03-10 11:02:15 | ・中南米一人旅編
1991/9/19(木)

次にどこに行こうか迷っている。

2つのルートが考えられる。1つはアルゼンチンに行くルート。もう1つはボリビアに行くルート。

アルゼンチンはアンデス山脈を越えたらすぐだ。しかし現在アルゼンチンの物価はヨーロッパ並みに高いという。それにアルゼンチンから来た人の言うことには、この国はアジア人にたいする人種的な偏見がひどいらしい。

私もヨーロッパにいた時に、そういう思いはいやっと言うほどしたのでアルゼンチンに行くことをためらっている。

もう1つのボリビアに行くルートは、かなりの難所だと聞いている。かなり険しい道を通るというのだ。

しかも再びサンティアゴからバスで63時間かけてペルーとの国境の町アリカまで戻らなければならない。63時間と言えば1日24時間として実に2日半もバスに乗らなければいけない。日本列島を北海道の先端から沖縄まで移動するのと同じ距離だ。

サンティアゴについた時もヘトヘトだった。また2日半もかけてバスに乗るのかと思うと気がめいる。どうしよう


1801



91/9/17   -3   -3    925
91/9/19   3-   0    893    -96000円


残念かなりの損失になってしまった。買うタイミングが悪かった。しかしルール通りやったのだから仕方ない。負けを認めて損失額を潔く受け入れるだけだ。

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目標なき自由の苦痛 (27)

2017-03-09 11:00:36 | ・中南米一人旅編
1991/9/17

少しづつだがこの放浪の旅が苦痛になってきた。日本にいた頃は何か刺激的なことをしたいという思いから南米一周旅行を思いたった。マチュピチュに行きたい、アマゾン川を見てみたいそんな思いからだった。

しかし日本をたち半年以上が過ぎ、特別な強い目標のない放浪生活が少しずつだが辛いものに感じられてきた。

私の南米一周の目標はそれほど強烈なものではない。ただ見たいという思いだけだ。特別な使命感みたいなものはない。もしあったなら辛いことはないだろう、なぜなら明日するべきことがわかっているからだ。

しかし残念ながらそう言ったものはない。明日すべきことはとくにない。ここを発ってもいいし、まだ居てもいい。それほど急いでいる旅ではないからだ。しかもお金はメキシコで家庭教師をしていたのでまだまだ十分ある。

「目標なき自由は辛い」とはじめて知った。それはそのまま人生にも言えることだろう


1801



91/9/17   -3   -3    925円

逆指値が約定していた。すぐにSLを893円に置いて、後は放っておくだけだ。もちろん思惑通りに動いたらTSLでついていくが。    

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チリのリゾート (26)

2017-03-08 10:56:39 | ・中南米一人旅編
1991/9/11

今はチリのビーニャ・デル・マルにいる。首都のサンティアゴからバスで2時間位に位置するこの町はチリのビーチリゾートだ。ヨーロッパを思わせる、美しく、落ち着いた街並みだ。

今はまだ春(南半球なので日本とは季節が逆になる)なのでそれほど観光客も多くないが、夏になるとにぎわうらしい。しかしこのチリの海は南極からの寒流のため夏でもかなり気合を入れないと海水浴はできないようだ。

日本人が経営する汐見荘というところに泊まっている。日本の本もたくさんあるので、しばらく本でも読んで過ごそうと思う。日本を出て半年が過ぎたので疲れが溜まってきたように思われるからだ。

1801



91/9/11  -3 


91/3/18に高値を付け、その後約5か月かけて下降するも、8/20に底を打ち、8/28に2点底を確認した。その後上昇に転じたので空売り狙いから買い狙いに戦略を変更しようと思う。

買いの逆指値を910円に置いた。


ビーニャ・デル・マルの夕暮れ
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ペルーで温泉 (25)

2017-03-07 10:55:49 | ・中南米一人旅編
1991/8/21 (水)

私が危険を冒してもペルーにこだわったのは、空中都市マチュピチュを見たいがためだ。

クスコからマチュピチュに行くにはいくつかの方法がある。私は汽車でマチュピチュの1つ前の駅アグアス・カリエンテスで宿をとることにした。このアグアス・カリエンテス‘Aguas calientes’は字の如く「熱い水」すなわち「温泉」があることで知られている。

ペルーしかもマチュピチュ観光で温泉に入れるなんて夢のようだ。今までの疲れを癒すのにもちょうどいい。さすがに日本の温泉のようにはいかず水着着用だが。

多くの地元の人たちが来ていた。プールのような大きい湯船が1つ、小さい湯船が2つあった。

お湯はそれほど熱くない。お湯は白く濁っていて、大きい湯船は深さが1メートルはあるだろう結構深い。底には砂利が敷き詰められていている。

隣に流れる川の音が心をリラックスさせてくれる。目を閉じればここは日本ではないかと思ってしまう。1時間ほどゆっくりした。

明日の朝は5時に起きて、マチュピチュにいかなければならない。

1801



91/8/13  3-   3-   885
91/8/21  -3   0    830    165000円


やっと約定した。やはり大きな流れは下降でよかったのだ。



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雄大なアンデスの山々 (24)

2017-03-06 10:54:21 | ・中南米一人旅編
1991/8/19 (月)

飛行機での移動は正解だった。リマからクスコに行く山道は一番危険だと言われている。共産党ゲリラの拠点がその周辺だからだ。飛行機なら直接クスコ(インカ語でへそを意味する)に行ける。

クスコはインカ帝国の都として栄えた町だ。さまざまな歴史的な建造物や遺跡があることで有名だ。また「空中都市マチュピチュ」に行く出発点となる。

今飛行機の窓から雄大なアンデスの山々を見ている。眼下に連なる山々を見ていると、まるでコンドルになった気分だ。知らず知らずのうちに‘El condor pasa’「コンドルは飛んで行く」のメロディーを口ずさんでいた。

1801



91/8/13  3-   3-   885


大陰線がでた。投げ売りが出たのか、それならセリングクライッマクスで下降もここまでとなる。とりあえずこの大陰線の半分の位置830円にTSLを移動させる。

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爆発 (23)

2017-03-05 10:53:16 | ・中南米一人旅編
1991/8/17 (土)

ドーン、ドーン、ドーン3発の爆発音で目が覚めた。近くで何かが爆発したようだ。

昨日リマに到着し、今はリマ市内のYMCAに泊まっている。

後で知ったのだが、共産党ゲリラが車に爆弾を仕掛け爆破させたらしい。やはり今ペルーは危ないようだ。物価も隣のエクアドルに比べたら高い。

早くクスコに出発しようと思う。

1801



91/8/13  3-   3-   885

895円に移動させたTSLにまだかからず。

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国内周遊航空券 (22)

2017-03-04 11:14:19 | ・中南米一人旅編
1991/8/13 (火)

ペルーへの南下をどうするか、どうすれば安全に旅することができるのか考えていた。

バスでの移動は危険だ。共産党ゲリラが国境の役人と繋がっていることも考えられる。日本人観光客入国の情報がゲリラに伝わり、道路を封鎖されたら逃げようがない、一巻の終わりだ。

そんなときペルーから来たという外国人旅行者から面白い情報をもらった。ペルー国内の2~5都市の周遊航空券を、ペルー国外で外国人は購入できるのだそうだ。

「それだ!!」と思った。飛行機での移動なら、道を封鎖される心配はない。

さっそく旅行会社で、そのチケットを購入した。多少高いが命には代えられない。


1801



91/8/13  3-   3-   885


昨日出しておいた注文が約定した。あとはSLを置く(921円)。

いつもと変わりない。

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キト (21)

2017-03-03 20:10:10 | ・中南米一人旅編
1991/8/12 (月)

エクアドルの首都キトに着いた。

メキシコを発って2週間になる。その間予定通り、グアテマラ、エルサルバドル、ホンデュラスをバスで移動。テグシガルパで飛行機に乗ってコロンビアのカルタヘナに到着、その後バスでどこに立ち寄ることもなくキトに向かった。コロンビアは治安が悪いという話だったので急いで通り抜けた。

この町キトは美しい街だ。治安もいい、物価も今まで一番安いと感じたエルサルバドルと同じくらい安い。

今は一泊1ドルという格安ホテルに泊まっている。シャワーが水しか出ないので昼間の暑い時に浴びなければならない。赤道直下にあるエクアドルといえども、ここキトは標高が高いので夜は結構涼しい。

夕食は近くのバーベキュー屋さんでこの宿に泊まっている日本人ツーリストと一緒に食べた。分厚い肉をたくさん食べたが、それほどおいしいとは思わなかった。彼も南下する予定で日本から来たそうだが、例のペルーの問題で行くかどうか迷っているそうだ。

ペルー入国を迷っている日本人が私の泊まっているホテルだけでも何人かいる。

1801



91/8/12  3-   

やはり天の利が売りを示しているのだから、逆らうことなく素直に売りから入るのが得策だ。逆指値を885円に置く。


キトの街
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