ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2015年7月12日(日)  箕作山(みつくりやま 滋賀県近江八幡市 372m)

2015年07月16日 | Weblog

天候不順や諸々の用事が重なって久しぶりの山歩きである。今日は少し足を延ばして滋賀県の近江八幡市にある箕作山に登る。JR米原経由で近江八幡へ行き近江鉄道八日市線に乗り換える。2輌編成のローカル線で走る音ものんびりしてて心和む。無人駅の市辺(いちのべ)駅で下車。国道を西へ歩き阿賀神社に入る。お参りを済ませて社殿横の登山口から船岡山に取り付く。山頂に「茜さす紫野ゆきしめのゆき野守は見ずや君が袖振る」で有名な額田王と大海人皇子の相聞歌を刻んだ石碑が立っている。ここ船岡山の高台から万葉の昔に額田王が彼氏と野守の目を気にしながら愛を確かめ合ったのだろうか。一旦船岡山から下って田の畦道を歩いて次の岩戸山へ向かう。登山口から山頂まで石仏が並び石段が続く。山頂には聖徳太子が爪で刻んだといわれる石仏が祀ってある。裏に回り岩をよじ登って山頂に出る。琵琶湖がすぐ目の前に広がり素晴らしい景色だ。小脇山山頂で昼飯を食べて尾根道を歩く。小脇山は織田信長に対抗した六角氏の居城跡で今でも石垣だけが残っている。13:00箕作山に到着。ここは周りの木も少なくて見晴らしがよい。ここから太郎坊山を経由して太郎坊宮に出る。予想以上に大きな神社である。下を見たら目がくらみそうな急な石段を下る。下るのも大変なので逆にこちから登らなくてよかった。参道から振り返ると太郎坊山が富士山のようにきれいな形をしている。太郎坊宮駅から近江鉄道に乗って帰る。

 


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