ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2015年7月15日(水) 志賀山(長野県下高井郡志賀高原 2036m)

2015年07月16日 | Weblog

梅雨の晴れ間をねらって昨日から志賀高原に来ている。一昨日まで完全な梅雨天気であったが幸い昨日から梅雨が明けたみたいに暑くなった。中野市街から湯田中渋温泉郷を抜けると道は一気に高度を上げていく。このまま進めば白根山の峠を越えて草津温泉へ行くことができる。熊の湯温泉の前山リフトで駐車する。リフト(往復610円)に5分乗って前山山頂に着く。ここから志賀山に向かって歩く。渋池で休憩。浮島の池と横手山を背景にした景色が素晴らしい。30分ばかり歩いて志賀山と四十八池の分岐に出る。志賀山に登り四十八池を経て帰ることにして志賀山方面に進む。木道をしばらく歩き登りに入る。急な岩道を途中まできたが奥さんがギブアップ。一人置いておくわけにもいかないので、ここで引き返す。分岐まで戻り四十八池に向かう。約30分平坦な林道を歩く。ウグイス、コマドリ、その他いろんな鳥が鳴いている。林道を抜けると目の前に広々とした緑の湿原広がっている。コバイケイソウ、ワタスゲ、ヒオウギアヤメなど咲き競う中、木道を歩く。まさに天上の楽園といった感じ。500mほどの木道の端まで歩き、コーヒータイムにする。素晴らしい環境なので今日のコーヒーも格段の味がする。ゆっくしていたら急に曇ってきて雨がポツポツときたので引き返すことにした。来た道を前山リフトまで戻る。また天気も回復したのでこのまま立ち去りがたく、リフト前のベンチでお茶する。目の端に何か黒いものが動いたのでよく見ると100mばかり先に熊がいた。近くを歩いている人たちに大声で注意したら熊も気づいて笹の茂みに入って行った。リフトの係の人に熊が出たと言ったら慣れたものでここらへんよく出没するとのこと。


2015年7月12日(日)  箕作山(みつくりやま 滋賀県近江八幡市 372m)

2015年07月16日 | Weblog

天候不順や諸々の用事が重なって久しぶりの山歩きである。今日は少し足を延ばして滋賀県の近江八幡市にある箕作山に登る。JR米原経由で近江八幡へ行き近江鉄道八日市線に乗り換える。2輌編成のローカル線で走る音ものんびりしてて心和む。無人駅の市辺(いちのべ)駅で下車。国道を西へ歩き阿賀神社に入る。お参りを済ませて社殿横の登山口から船岡山に取り付く。山頂に「茜さす紫野ゆきしめのゆき野守は見ずや君が袖振る」で有名な額田王と大海人皇子の相聞歌を刻んだ石碑が立っている。ここ船岡山の高台から万葉の昔に額田王が彼氏と野守の目を気にしながら愛を確かめ合ったのだろうか。一旦船岡山から下って田の畦道を歩いて次の岩戸山へ向かう。登山口から山頂まで石仏が並び石段が続く。山頂には聖徳太子が爪で刻んだといわれる石仏が祀ってある。裏に回り岩をよじ登って山頂に出る。琵琶湖がすぐ目の前に広がり素晴らしい景色だ。小脇山山頂で昼飯を食べて尾根道を歩く。小脇山は織田信長に対抗した六角氏の居城跡で今でも石垣だけが残っている。13:00箕作山に到着。ここは周りの木も少なくて見晴らしがよい。ここから太郎坊山を経由して太郎坊宮に出る。予想以上に大きな神社である。下を見たら目がくらみそうな急な石段を下る。下るのも大変なので逆にこちから登らなくてよかった。参道から振り返ると太郎坊山が富士山のようにきれいな形をしている。太郎坊宮駅から近江鉄道に乗って帰る。