ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2011年10月17日 池田山(岐阜県池田町 929m)

2011年10月17日 | Weblog
10月5日から10月10日まで孫の誕生日祝いで新潟へ行き、その間新潟の妙高山、福島の安達太良山に登る予定で近くまで行ったが強い雨と風で断念したためしばらく山登りから遠ざかっていた。久しぶりに仕事休みと晴れ間が重なったので美濃の池田山に登る。
9:05養老鉄道池野駅を出発。大垣でJRから養老鉄道揖斐行に乗り換えて池野で下車する。
無人駅で駅前にコンビニなどはない。正面に見える池田山を目指して歩く。正面に見えるので地図を見る必要もない。9:45霞間ヶ谷(カマガタニ)に到着。ここは桜の名所で桜の老木が多い。一応ヒル対策としてスパッツで足元を固めて出発する。ジグザグの登りがどこまでも続く。熊さんとの出会いがしらが怖いので鈴を鳴らして歩く。鈴の音に合わせるみたいに秋の虫達の合奏が続く。姿は見えないが遠くで鹿が鳴いている。秋を感じる。百人一首にも「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞くときぞ秋は悲しき(猿丸太夫)」とある。
12:15池田山山頂。山頂は誰もいない。回りの木が茂っていて見晴らしは今一つ。折角の展望台も進入禁止の張り紙あり。仕方なく展望台下の日だまりで昼食にする。12:35下山開始。来た道を戻る。登りで通り過ぎた焼石神社に立ち寄ってお参りする。お参りして振り返ったら一頭の鹿がいた。神様が鹿に姿を変えて現れたのか。近づいても全然逃げないのでゆっくり写真に収める。熊でなくて鹿でよかった。伊吹山がよく見える高台の広場でコーヒータイムにする。風もなく日向でもそんなに暑くなく今が一番いい季節かな。たとえインスタントでもこんな雰囲気で飲むコーヒーは何物にも代えがたい。登りも飽きるほど長いジグザク道であったが、やっぱり下りも長い。14:45ようやく霞間ヶ谷に着いた。