ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2011年9月14日  牛乗山(愛知県岡崎市 174.3m)

2011年09月14日 | Weblog
名鉄豊橋線沿線の牛乗山に登る。東海道五十三次の三十七番目の宿場の藤川宿の北に連なる丘陵地を歩く。低山ではあるがサカキ、コナラなどの自然林が密生した鬱蒼とした山で道を間違うととんでもないヤブコギを強いられるので地図とコンパスは手放せない。
10:00名鉄藤川駅下車。無人駅であるが近くに愛知大学があって多くの学生が降りた。
駅の売店でお茶を一本補給するつもりであったが駅前には何にもない。車が多い国道1号線に沿って200mほど歩き左に入り関山神社に至る。境内右奥の奥宮案内に従って奥宮へ登る。密生した自然林で日が遮られて薄暗い道だ。やぶ蚊と蜘蛛の巣に難儀する。ストックで蜘蛛の巣を払いながら進むがうっかりすると顔にべったりくっついたりする。道は粘土質の道で今日は乾いているからいいけど、雨の日は滑って歩きにくいだろう。10:30奥宮。境内の真ん中に御神木ヒノキの大木が鎮座している。畏れ多くも大きな根っこに座って休憩する。境内の右側に続く道を進むといきなり開けた場所に出た。全然予備知識がなかった一畑山薬師寺に出た。大きなお寺で圧倒されるが、新しいコンクリート造りのお寺で売店なども派手に営業しておりお寺としての荘厳さに欠ける。広い駐車場の南東端からまた山道に入る。11:15牛乗山山頂。駐車場にあった説明板によるとここら辺は一千万年前は海岸線だったとのこと。そういわれればそう見えないこともない。牛乗山全体が砂山でそのまま海岸に持ってきてもおかしくない。少ない木蔭を探して少し早目の昼飯にする。11:45下山開始。地図を見て弘法山を目指すが分岐を間違ってしまった。かなり下ったところで道が藪になって分岐まで引き返す。ようやく三河弘法88箇所巡りの参道に出てほっとする。等間隔に祭られた石仏の参道を下り三河弘法徳性寺に出る。水道を借りて顔にへばりついた蜘蛛の巣を洗う。国道1号線と名鉄踏切を渡り、東海道藤川宿を通り藤川駅に戻る。

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