ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2012年3月14日 乳岩(ちいわ)山 (愛知県新城市川合 523m )

2012年03月15日 | Weblog
今日明日とアルバイトが休みで天気も良さそうだし、少し足を延ばしてJR飯田線を使って山に登る。5月に愛知H会で登る予定にしている乳岩峡から鳳来湖に至るコースの下見を兼ねて歩く。8:11豊橋駅発の普通列車に乗る。飯田線は本数が少ないうえに殆どが途中の豊川、新城までで、これに乗り遅れると帰りが夜遅くになってしまう。長篠城址を過ぎたあたりから列車は宇連川を谷底に見る渓谷に入っていく。こんな崖の所によくぞ線路を通したものだ。文庫本を持参したが移りゆく景色が素晴らしくて読書どころではない。9:42三河川合着。乗客も少なかったが降りたのはヨシ坊だけ。駅前の観光案内地図を確認して乳岩峡に向かって宇連川沿いを歩く。案内の説明板によるとここら辺一帯の地質は流紋岩質凝灰岩で流れに浸食された川床は平たい岩盤になっていて砂や石ころが見当たらない。岩でできた板の上を透明な水がサラサラと流れている。散歩中のジイサン・バアサン達と挨拶を交わす。10:20乳岩峡入口。20分ほど峡谷を登り明神岳への道と別れて乳岩に登る。乳岩を一周30分で回る。通天洞の垂直鉄梯子は怖くて緊張した。大きな風洞の通天門は自然にできたとは思えないほどの造形美だ。11:20シャクナゲコースに入る。薄暗い杉林を20分ほど登り明るいシャクナゲ尾根に出る。あとは奥三河の峰々を見ながらの尾根歩きとなる。切り立った岩尾根なので足元に細心の注意をはらう。シャクナゲコースと名付けただけあって、ホソバシャクナゲの木が続く。今度5月に来るときに期待しよう。12:15尾根のピーク(勝手に乳岩山と命名する)で昼食にする。快晴で風もないので気持ち良い。食後のコーヒーはまた格別である。12:50下山開始。やがて眼下に鳳来湖(宇連ダム)が見えてきた。そこに向かって一気に下る。13:30鳳来湖到着。あとはJR三河川合駅までのんびりと舗装道を歩く。14:10三河川合駅に着。14:36豊橋行の普通列車に乗る。帰りもここで乗ったのはヨシ坊一人だけであった。

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