ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2012年9月24日(月)  比叡山(京都市と滋賀県大津市の県境 848m)

2012年09月25日 | Weblog
今日は仕事休みを取ったので大阪へ来たついでに久々に比叡山に登りたくなった。銀閣寺から登り山を越えて琵琶湖の坂本へ降りるコースを選ぶ。8:50地下鉄今出川から歩き始める。御所と同志社大学の間の今出川通りを如意ヶ岳の大文字に向かって歩く。歩道を前後から自転車がひっきりなしに来るので危ない。歩いてみて改めて御所の大きさに驚く。鴨川を渡ると前方に比叡山がおいでおいでしているように見える。銀閣寺手前の浄土寺橋から京都一周トレール地図を頼りに歩く。住宅地を抜け日本バプテスト病院裏に回るといきなり茂った森の中に入った。熊出没注意の看板あり。それらしい雰囲気の山道となった。11:06てんこ山。地図を見て面白い山の名前なので少し寄り道する。道は入口だけですぐに踏みあとは消え蜘蛛の巣だらけの藪道となる。10分くらい蜘蛛の巣と闘いながら山頂に着いた。きちんと三角点の表示があるが見晴は全くきかない。来た道を下ってトレールに戻る。11:40雲母坂と合流。ここから先は比叡山まで何度も通っているので気分が楽になった。12:30ケーブル山上駅手前のビュースポットで昼飯。12:45出発。10匹ほどの猿の群れに遭遇する。せっせと栗の皮をむいて食事中であった。近づくと一応道をあけるが遠くへは逃げない。目を合わせないようにして通り過ぎる。13:30根本中堂にお参り。14:00無動寺にお参り。ケーブル駅からかなり離れているので参詣者は少なくてひっそりとした静かなお寺である。参道はきれいに掃除され美しいホウキ目が入っている。足跡をつけるのが申し訳ない気がする。人の足跡より鹿の足跡が多い。薄暗い無動谷を下る。15:30JR比叡山坂本駅に到着。歩行時間6.5時間。京都一周トレールもこれでスタートの伏見稲荷から比叡山まで歩いたことになる。次回は比叡山から鞍馬まで挑戦しよう。

2012年9月23日(日) 伊那佐山(奈良県宇陀市榛原 637m)

2012年09月25日 | Weblog
大阪S会の9月例会で奈良の伊那佐山に登る。朝から雨が降っているが天気予報では午後晴れになっているので出かける。9:25近鉄榛原駅に集合。今日は都合悪い人が重なってメンバーは6人と少し寂しい。9:45比布バス停で下車。雨は小降りとなってほとんど傘はささなくてもよい。このまま上がってくれることを望む。芳野川に沿って歩く。土手の彼岸花が美しい。正面にこれから登る伊那佐山の三角形が見える。同じく三角形のモダンな建物の文化センター先で芳野川を渡る。高山右近石碑前を左に回り田舎道を歩く。稲刈りを控えて黄色くなった田んぼにコスモス、彼岸花が映える。10:30山口農園前。ここからいよいよ狭い山道になるのでゆっくり休憩する。落ち葉が積もったフワフワした道を登る。道端に可憐なヤマホトトギスを発見。やがて道は茂った笹ヤブとなり雨露が顔にかかって冷たい。足元が見えないので用心して歩く。11:40見晴の良い猿岩に着。11:55山頂に到着。古い作りの都賀那岐(つがなぎ)神社にお参りする。ここは神武東征の際に陣地として使われたとかで神武天皇が詠まれた古歌の碑が建っているが内容は難しくて不明。社殿横の広場で昼飯にする。たちまちガスが掛かってきて幻想的な雰囲気になる。体が冷えてきたので引き続き食後のコーヒータイムとする。冷えた体に暖かいコーヒーが美味しい。12:40下山開始。同じコースはとらず井足岳方面への急傾斜を下る。10分ほどで林道に出て道幅が広くなり歩きやすくなった。あとは田舎道を世間話しながらのんびりと歩く。13:50宇太水分神社。休憩を兼ねて本日の安全登山御礼参りをする。14:20榛原駅に到着。結局雨に会わず日も射さず歩きやすい山行であった。特に反省することは何もないが駅前のすし屋で反省会を行う。奈良の地酒をいろいろ飲み比べて盛り上がる。お疲れ様でした。