大阪S会の新年例会で滋賀県能登川の猪子山から繖山への尾根歩きを計画する。JR能登川駅改札口に10時集合だけど、関ヶ原・米原あたりの積雪で電車が遅れる可能性もあり、用心して家を6時半に出る。米原まで新幹線の遅れも20分くらいで済んだので能登川に9時前に着いた。10:10 能登川駅改札口で大阪組を迎える。本日は総勢8名が集合した。駅の東側に出て猪子山公園を目指して歩く。雪がかなり残っていて歩きにくい。北向岩屋十一面観音の入り口に着く。毎月17日が特別のお参り日だそうで、読経の声がスピーカーで流れている。参拝の人も多い。雪が深いので参拝の人はみんな長靴を履いている。11:10長い階段を登ってようやく北向岩屋十一面観音に着いた。琵琶湖の雪景色が美しい。お参りを済ませて繖山方面へ行きかけたが、思ったより雪が深くてこのまま行くかどうか思案する。結局自分を含めて高齢者が多いので大事をとって今日はここまでとする。下山途中で上山天満天神社に立ち寄り境内で昼飯にする。午後の時間が空いたので予定変更してこれから安土城跡へ行くことにした。JR安土駅前の観光協会で案内地図をもらおうとしたら生憎お休みであった。あてずっぽうで歩き出し途中土地の人に何回も聞きながら安土城址を目指す。安土の街中を30分ほど歩いてやっとたどり着いたが「本日終了しました。」の看板を見てがっくり。観光案内所が休みの段階で察すべきであった。諦めて入り口横の休憩所でコーヒータイムにする。反省会は京都まで戻り駅前の「銀座ライオン」でカンパイ。皆さん今年もよろしくお願いします。
愛知H会の12月例会で岐阜市の百々ヶ峰に登る。9:44岐阜駅前バスロータリーで33系 三輪釈迦前行きバスに乗り、古津で下車。バス停近くの白山神社で安全登山を祈願する。10:20出発。ブドウ・柿・イチゴなどの果樹園の中を通る。この時期ブドウ・柿はすっかり葉を落としているが、ビニールハウスのイチゴは赤く美味しそうに育っている。2年ぶりに来たら長良川右岸道路が完成していて、そのせいで東海自然歩道の入り口が様変わりしていて少し慌てた。何とか東海自然歩道に入り薄暗い樹林帯を歩く。11:15樹林帯を抜けて明るくなったら視界が開けて長良川展望台に着いた。すぐ下を左から右に流れる長良川を挟んで金華山の山脈が連なっている。せっかくここまで登ってきたが、いったん松尾池まで下る。12:00松尾池。岐阜三十六景の一つにあげられた山の中の静かな池だ。相変わらず大きなカメラをセットした写真愛好家が多い。萩の滝を見て岩舟渓谷を登ったところで昼食にする。12:50出発。13:20ジグザグの道を登って白山展望地に着く。白山展望地となっているが白山方向は木が茂っていて見えない。その代わり正面に白く雪を被った御嶽山、乗鞍岳が見える。御嶽山はいまだに薄く煙を出している。13:50百々が峰山頂。展望台に上がればここは360度の景色が望める。南から順に多度養老山系、伊吹山、能郷白山、白山、乗鞍、御嶽、中央アルプス、南アルプスと連なっている。富士山が見えないか目を凝らしたけど残念ながら見えない。14:00下山開始。ふれあいの森を経由して三田洞弘法に立ち寄りお参りする。三田洞バス停からJR岐阜駅までバスに乗る。名古屋駅前の居酒屋天狗にて打ち上げのカンパイ。お疲れ様でした。
大阪S会の12月例会で能勢の高代寺山に登る。9:30阪急梅田2階改札口に集合。阪急電車に乗り川西能勢口で乗換て終点の妙見口で降りる。ここで4人が合流して本日のメンバーは12名。11:00妙見口駅を出発。集落の中、坂道を登る。庭先の皇帝ダリア、山茶花が美しい。段々畑の脇道を登る。イノシシ被害が多いのかどこも畑は柵で囲われている。クヌギ、シイの森の中に入ると石組みの段々が続く。多分高代寺の宿坊跡ではないか。12:08高代寺山(488.7m)山頂。見晴らしは全くない。三角点にタッチし、記念撮影を撮りすぐに下山する。13:20高代寺着。境内には能勢の山中で捕獲されたクマ(豊くん)を見ることができる。狭い檻の中でウロウロと動いてじっとしてない。多分何で自分がここにいるのかもわからないであろう。本堂の前で昼飯。13:50出発。落ち葉が深く積もった道を歩く。滑るので下りは注意。14:00吉川城址に着。ここに来る途中も何か所か抉られた溝があり、やっぱり山城であった。疲れたところでコーヒータイムにする。紅葉にはちょっと遅かったがその分深く積もった落ち葉道を歩けて気持ちの良い里山歩きであった。この後梅田へ戻り、「薩摩ごかもん」にて忘年会。お疲れ様でした。
大阪S会12月例会を明日にひかえて大阪に来ている。今日は来月の下見で滋賀県の繖山に登る。10:40JR能登川駅から歩き出す。駅構内のコンビニで昼飯のおにぎりとカップスープを調達する。道に迷いながら登山口になる八幡社石鳥居をくぐる。北向岩屋十一面観音のある猪子山への山道もあるがウォーミングウアップを兼ねて舗装道をゆっくり登る。もみじの木が多い。紅葉ピークは過ぎているがまだまだ十分楽しめる。薄日が射して真っ赤でなくて黄金色に輝いている。11:20北向岩屋十一面観音に着。今年も健康に恵まれて過ごせたことをお礼参りする。ここからは猪子山(268m)から繖山(433m)まで尾根道のアップダウンが続く。道々に大きな岩が転がっていてよく見ると中が空洞になっている。古墳の石棺だろう。琵琶湖の周りは土地が肥えていたのか縄文・弥生の遺跡が多い。今日は天気がいいと思っていたら急に雨が降り出した。12:15雨宮龍神社にて昼飯。本殿前の入り口が屋根があって雨が凌げるので休憩する。雨宮龍神社という名前から多分雨乞いの神様だと思う。ただし今は逆に雨が止んでもらうことを祈る。神様もこちらの勝手ばかりは聞いてくれまい。12:30逆雨乞いが効いて薄日が差しだした中を出発する。急坂を一気に下った所が地獄越。恐ろしい名前だが謂れは知らない。この谷底から繖山山頂まで登らなければならない。アップダウンの苦しいところから地獄越と名前がついてのかもしれない。果てしなく続く登り階段は一気に上がれなくて途中何回か休憩しながら登る。右に安土城址から琵琶湖が広がっていて絶景なり。13:30繖山山頂に着。ここを東に行けば六角氏が納めた観音寺城址がある。南には近江富士と呼ばれる三上山が見える。今日は風土記の丘公園を目指して西へ下る。もう登りはないので気分が楽になった。急な下りで下が濡れているので要注意。14:15風土記の丘公園。考古資料館に入り、琵琶湖周辺の縄文弥生遺跡からの発掘品を見学する。
大阪S会の11月例会で曽爾高原の亀山に登る。曽爾高原はススキの名所でこの時期は賑わう場所である。名古屋から近鉄特急で集合時間より早く9:00に名張駅に着いた。大阪組を改札口で出迎える。やはり大阪方面からの客が多く、びっくりするくらいの人達が降りて来た。9:35発のバスで曽爾高原へ。乗客が多いので臨時の増便バスに乗る。青蓮寺ダム、香落渓を通って約1時間で終点の曽爾高原バス停に着いた。10:35トイレとストレッチを済まして出発。薄暗い杉林を抜けると目の前に明るいススキの原が広がる。車道を避けてお亀池へのショートカット道を歩いてたら、ここは植生保護の立ち入り禁止らしくて遠くにいた管理員さんに怒られて慌ててバックする。入り口に立ち入り禁止の表示が欲しかった。11:10お亀茶屋で亀山への道を探していたら親切な管理員さんが道を教えてくれて、途中の古光山との分岐まで案内してもらった。11:40見晴らしの良い尾根を歩いて亀山山頂に着く。下山コースは亀山峠からお亀池へ下る。お亀池の広場で昼飯にする。13:00ファームガーデンへ向けて出発。再びお亀茶屋を通ったら先ほどの親切な管理員さんがいてお礼を言う。我々がよほど頼りなく思われたのか、ファームガーデンへの下り道分岐までまたまた送ってもらった。再三にわたって有難うございました。ファームカーデンでは亀の湯で汗を流し野外のデッキで冷たい高原ビールで乾杯。お疲れ様でした。
愛知H会の10月例会で青山高原の髻山に登る。9:33近鉄西青山駅で下車。下車したのは我々だけで、日曜なのに他に降りる人がいない。山間の静かな無人駅である。9:40西青山駅を出発。駅前の階段を上がって長い桜並木の一本道に出る。ここは新青山トンネルができるまで近鉄の軌道があったところだそうだ。満開の桜並木の中をゆっくり電車で通ってみたかった。確かにトンネルが出来て早くなって便利にはなったが何か大切なものをなくした気がする。10:10乗馬クラブに着く。駐車場は車がいっぱいで繁盛してそうだ。乗馬クラブ前の橋を渡って右へ国道165号を緩やかに登る。結構交通量が多い。歩道橋を渡って東海自然歩道に合流する。ここで車の騒音から離れて静かな杉・檜林の中を歩く。先日の大雨のせいか林道がズタズタになっていて歩きにくい。再びバイクの音がしたら青山高原道路のトンネルをくぐって、青山高原髻山の山頂に出た。何年か前に来たときからかなり風力発電の風車が増えていてざっと数えて50基ぐらいか。こんなにあれば原発はいらないかも。山頂は視界を遮るものが何もなく素晴らしい景色だ。津、松坂市街の先に伊勢湾、知多半島が見える。12:40-13:10昼食。丸山草原まで行って昼飯予定だったが、腹が減って動けなくなったので途中陽当たりの良いベンチで昼飯にする。13:40丸山草原。ここも見晴らしの良い展望台である。あせびの丘を過ぎて明るい広葉樹林を下る。14:50滝見台で休憩。再び薄暗い樹林帯を歩く。山の中は日が陰るのが早い。岩陰を回ったところで鹿が4頭慌てて逃げてった。こちらが驚かされた。16:10四季の里。薄暗い森の中から一気に視界が開け広々とした芝生の広場にでた。踏んで歩くのが申し訳ないほどきれいに整備された芝生である。転げ回って遊びたくなる。東青山駅から伊勢中川行の普通電車に乗る。
大阪S会の10月例会で奈良の松尾山に登る。矢田丘陵近畿自然歩道を法隆寺から松尾山、矢田寺、霊山寺まで歩く。9:00JR法隆寺駅に集合。法隆寺の横を通る。満開のキンモクセイがいい匂いを発している。ゴルフ場の横を過ぎて山道に入る。11:00松尾寺に着。この寺は天武天皇の皇子舎人親王が、養老2年(718年)に厄除けと日本書紀編纂の完成を祈願して建立したと伝わる日本最古の厄除け寺で厄除けでお参りする人が多い。11:50国見展望台。展望台に上がると遥か前方に三輪山から始まり奈良若草山へとつながる奈良山系が広がる。この山系の裾に山の辺の道が通っている。「やまとは くにのまほろば たたなずく あおがき やまごもれる やまとし うるわし」万葉の人々もこうやって大和盆地をながめたであろう。13:20アジサイで有名な矢田寺に着。14:20こどもの森公園。休憩所でコーヒータイム。お茶がなくなったので自販機で買ったら「まいどおおきに」としゃべったのでビックリ。おまけに「釣銭忘れたらあかんで~」と親切な注意もしてもらった。15:15霊山寺前からバスに乗り近鉄富雄駅へ。16:00鶴橋の居酒屋「うをさ」で反省会。お疲れ様でした。
明日の大阪S会例会を前に奈良の山に登る。談山神社から山道を抜けて明日香の里へ出て終点橿原神宮まで万葉の道を歩く。10:50近鉄桜井駅南口バス停から談山神社行きのバスに乗る。コミュニティバスで1時間に1本の運行。乗り遅れたら大きく予定が狂う。11:16談山神社に到着。入山料600円を払い140段の石段を登る。本殿では宮司さんに上がって拝観するよう勧められたが、登山靴を脱ぐのが面倒くさく本堂入り口でお参りをすます。11:30重要文化財の十三重塔、権殿横の登山口から山道に入る。10分ほどの登りで「右談山、左御破裂山」の標識あり。11:30右に進んで談山(かたらいやま)の山頂に立つ。ここは中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足(後の藤原鎌足)が蘇我氏討伐の策を練った場所である。鬱蒼とした木々に囲まれてそれらしい雰囲気を醸し出している。今から1370年前に思いを巡らしてみる。先ほどの分岐まで戻り今度は御破裂山へ向かう。12:00御破裂山。ここは藤原鎌足公の墓所(古墳)で裏に回ったところが展望台になっている。回ってみたが木が茂っていて展望はあまりきかない。林道を下り舗装道路に出る。30分ほど行くと左明日香の標識に従い土道に入る。13:00万葉展望台に着いて昼飯。素晴らしい眺めだ。明日香盆地を挟んで前方に右から生駒・信貴連山、二上山、葛城山、金剛山と連なる。昔苦労して歩きとおした二上山から金剛山天見まで40キロメートルダイモンドトレイルを思い出した。割と急な下り坂を降りて東山の村に出る。14:00飛鳥坐神社、14:30甘樫丘と歩く。15:30橿原神宮駅。橿原神宮にお参りする。時間的に遅いせいか境内は人も少なく閑散としている。年始の混雑が嘘みたいだ。他に参る人もいないので神さんが何でも願い事を聞いてもらえそうな気がする。
昨日は台風一過、晴れの予想が見事に外れて雨と風の中さんざんな栗駒登山であった。ずぶぬれになったカッパは泊まった鳴子観光ホテルさんのご厚意で乾かしてもらった。温かいおもてなしのご配慮有難うございます。今日は朝からいい天気だ。一日ずれてたらと思わないでもない。今日の予定はカルデラ湖潟沼へ行き活火山の胡桃が岳に登る。9:00鳴子観光ホテル出発。9:40潟沼駐車場から歩き出す。車道を10分ほど歩き登山口がわからず引き返す。小さな登山口標識をうっかり見過ごしていた。杉林の中を登る。しばらく登ると杉林を抜けて雑木林となり明るくなった。クマザサの茂った道を登る。熊が出そうな雰囲気だが鈴を忘れた。代わりに笛を吹きながら歩く。10:30山頂に着。周りの木が茂ってて見晴らしはきかない。木々の間から少しだけ見える。昨日登った栗駒山が頭だけ見える。滑らないよう気を付けて来た道を下る。11:00駐車場に戻る。予定より早いので潟沼を一周する。苔むしたいい散策コースだ。道の端々にいろんな種類のキノコが生えている。途中の東屋でコーヒータイム。潟沼の対岸に先ほど登った胡桃が岳がどっしりと構えている。コースの所々が岩場になっていて水蒸気が噴き出している。硫黄の溜まっている箇所もある。ここはほんとに活火山だと実感する。一周して湖岸のレストハウスで昼飯にする。メニューの中かせ潟沼ラーメンがどんなものか気になったので全員同じく潟沼ラーメンを注文する。出てきたものは特に目立ったところのない普通のラーメンであった。二日続けてホテルの御馳走だったのでこの薄味のラーメンがあっさりして美味しかった。
大阪S会の皆さんと宮城・岩手県境の栗駒山に登る。紅葉が美しいと聞いていたので楽しみにしていた。心配していた台風18号も温帯低気圧となって昨晩のうちに通り過ぎて、何とか登れそうな天気になった。宿泊のハイルザーム栗駒を9:00出発。9:20イワカガミ平駐車場から歩き出す。下界は天気回復したが、ここ標高1100mの山上は霧の中で風が強い。東栗駒コースで登って中央コースを下山する予定であったが、昨日の雨で新湯沢が徒渉できるかどうか心配になったので中央コース往復に変更した。1時間ほど登ると周りに紅葉が広がってきた。残念ながら4,5oメートル先は霧で見えない。晴れていたらさぞかし美しいことであろう。欲を言えばきりがないので、何とか登れるだけでも有難いと思う。11:20山頂に到着。遮るものが何もないのでここの風は半端ではない。時々吹く強風に倒されそうになる。ゆっくり昼飯などとんでもない。記念写真もそこそこに下山する。まず降らないと思っていた雨が降り出し時間とともに小雨から本降りになった。ヨシ坊の予想と大きく違った。雨の中だらだらの下り坂を全員黙ってもくもくと歩く。13:00駐車場にやっと着いた。駐車場警備のおじさんに「何でこんな天気に山へ登るのか理解できない」と言われた。車の中で昼飯と食後のコーヒーにする。温かいコーヒーで生き返った。今夜の泊りは鳴子温泉。早く温泉に入って冷たいビールが飲みたい。