面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

快晴の甲子園は快勝!

2009年09月20日 | 野球
さて。
9月の大型連休を「シルバー・ウィーク」というと知ったのは、比較的最近のこと。
(と言って昨日今日のことではないが
なんて素敵な時間であることか
せっかくの休みを無為に過ごすことには耐えられないのは、特異体質なのかはたまたただの貧乏性なのか
それはともかく、土曜日はいつものラジオ番組を放送後ネットテレビの収録に
そして今日、日曜からは野球漬けというスケジュールを組んでみた

ということで、やってきたのはニューオリンズ
ではなく、甲子園
(…ネタが古すぎて誰が分かるだろうかいや誰も分かるまい
本日のチケットは、レフトスタンド最上段。
空は、雲ひとつない快晴
最初は、外野スタンドの看板がうまい具合に日陰を作ってくれ、六甲颪に吹かれて実に快適だったのだが、日が傾くにつれて看板の横から太陽が顔を出してきて、左半身にガンガン陽が射して、顔が半分だけ焼けて「アシュラ男爵」を地でいくことになったらどうしようかと心配しながら観戦していた
(いちいちネタが古いよな

さて試合の方は、3回表に先発ジェン・カイ・ウンがフィリップスにツーランを浴び、先に先制点を許してこの後どうなるか…
と心配したのも束の間、直後の3回裏、狩野のヒットを足掛かりにチャンスを作り、鳥谷のタイムリーで同点にすると、ショック覚めやらぬ広島先発ルイスの心理状態を突くように、金本が初球をぶっ叩くと、そのままライナーがセンター・バックスクリーン脇に飛込んだ
なんと見事な集中打で一気に5点を奪い、相手に3点差をつけて試合をひっくり返してしまった
得点だけでなく甲子園のスタンドも、ひっくり返らんばかりの大盛り上がり
天敵のようにタイガースの前にたち塞がってきたルイスをノックアウトしたのだから痛快だっ

その後も広島投手陣に猛打を浴びせ、取りも取ったり14得点

…そない打てるんやったら、昨日あと2点くらい取っとけよというのは無いものねだりの子守唄。
(だからネタが古いんだっちゅーの←このツッコミ自体も古い

そやけど、明日の横浜戦には取っておいてほしかった…
なんとなれば、自分はただいま横浜へ移動中なのだから

というわけで、今日の余勢をかって、明日も…

一転

2009年09月19日 | ニュースから
「エコナ」出荷停止 発がん物質に変わる恐れある成分(朝日新聞) - goo ニュース


健康に良いとされた食品が一転、健康を害するものとして回収されることに。
体に良いからと謳いつつも、なんだかんだと加工された食品というのは、とどのつまり自然なものではなくなるので、基本的には体には良くないと考えるのが自然な流れかもしれない。
自然の実りをそのままいただく(焼く・煮るくらいはアリとして)のが、やはり何よりも一番だということではなかろうか。


ゴイスー

2009年09月18日 | 野球
イチロー、9年連続200安打…大リーグ初(読売新聞) - goo ニュース


大リーグは日本に比べて試合数が多いとはいえ、9年連続で200本以上の安打を打つというのは至難の業。
成し遂げたイチローは、やはり凄いとしかいいようがない。

シーズン最多安打記録や今回の9年連続200本安打など、世界記録を塗り替えるたび、破った相手として紹介される選手は戦前の人間ばかりなのが凄い。
年間最多安打の記録を樹立したとき、抜いた選手はシスラーだったか?(間違っていたらご容赦…てか教えてください)
今回の9年連続200本安打の場合は、8年連続を達成していたウィリー・キーラーという選手の記録を抜いたもので、なんと108年ぶりの新記録というから恐れ入る。
また、通算9度のシーズン200安打達成という記録も、「球聖」と呼ばれるタイ・カップに並ぶというから、もうイチロー自体が伝説化していると言えようか!?

ちなみに、通算10度のシーズン200安打を記録し、世界記録となっているのがピート・ローズだったことを初めて知った。
自分が大リーグにハマっていた頃のスーパースターだった「ビッグ・レッド・マシン」ピート・ローズに並べば、イチローはスーパー・スターの地位を確固たるものとすることができる。

と思っているのは、もしかすると自分が日本人だからではないか?と考えたり…
純粋のアメリカ人ではない、東洋から来た“イエロー・モンキー”が記録保持者になることが、人種差別の坩堝であるアメリカで果たして認められるのだろうか。
杞憂であればよいが。

そんな心配をよそに(当たり前)、孤高の旅を続けるイチローに、幸多かれと祈るばかり。
なにはともあれ、イチローはすごい。


「しんぼる」

2009年09月18日 | 映画
ダウンタウン・松本人志監督作品第2弾。

前作の「大日本人」は、大日本人と言う先祖代々受け継がれてきたヒーローを追うドキュメンタリー調の進み、それなりにストーリー性があったが、今回の「しんぼる」は、松っちゃんの頭の中のイメージをそのまま映像化して繋いだような、観念的な作りとなっている。
映像としては、前作に比べてはるかにしっかり撮られていて、最後まで「映画らしい」仕上がり。

「大日本人」では、カンヌでの上映会において、日本語のセリフに付けられた英語の字幕のせいで、思わぬところで笑いが起きたことから、今回は極力日本語のセリフを排除している。
メキシコを舞台にした場面があり、そこではラテン語での会話が交わされているが、こちらの場面も言葉が無くても堪えうるのではないかと思われる作り。

前作以上に、松っちゃんの“頭の中”に溢れる笑いのイメージが映像化された怪作。
理屈不要、先入観と予備知識も排除して、スクリーンに繰り広げられる「松本人志ワールド」を体感すべし。


しんぼる
2009年/日本  監督:松本人志
脚本:松本人志、高須光聖
出演:松本人志

ゴースト

2009年09月17日 | 映画
米俳優パトリック・スウェイジさん、すい臓がんで死去(トムソンロイター) - goo ニュース


「ゴースト ニューヨークの幻」に主演し、一躍スターダムに駆け上ったパトリック・スウェイジ。
最近見ないと思っていたら、実は末期のすい臓がんに侵されていて闘病中だと知ったのは、だいぶ前のこと。
抗癌剤治療を続けながら、最近はアメリカのテレビドラマに出演したりしていたが、ついに力尽きてしまった…

「ダーティ・ダンシング」で主役をはったのが彼を認識した最初だったが、言っちゃぁ悪いが男女両主役にイマイチ華の無い作品で、結局公開当時は観に行くことはなかった。
その後、「ゴースト…」でデミ・ムーアの相手役となったときには驚いたが、この大ヒットが彼のピークだったか。

不謹慎承知で言えば、本物のゴーストとして演技を見せてくれたら画期的だが、それはさすがにできぬ相談というもの。
まだまだこれからの年齢だけに残念だが、まずは冥福を祈るばかり…


ここでスパッと

2009年09月15日 | ニュースから
日給115万円!? 衆院議員、8月も満額報酬 在任期間わずか2日(産経新聞) - goo ニュース


たった2日の任期で一月分満額支給とは、いくら決まりとはいえ、あまりにも国民の神経を逆なでする歳費の支給。
以前から問題点を指摘されたものの、改訂されずにきたのだが、そらそうだろう。
議員達が自分達の“給料”が減ることに対して、取り組むわけがない!

というような、政治家に対する「我利我利亡者」のイメージを払拭し、制度を即座に見直して今回の支給に遡って適用するという策を即座に打てば、民主党に対する国民の信頼は絶大かつ確固たるものになること請け合いだが、誰もそんな戦術を提起するヤツはおらんのか?
セレブな党幹部達が共同して、まだ“貧しい”議員達への還元とセットで取り組めばカッコいいと思うのだが、鳩山さん、いかがですか。


ふたなり

2009年09月14日 | ニュースから
セメンヤ、両性具有と判明=陸上女子性別疑惑-豪紙(時事通信) - goo ニュース


ああ、そうやったんや。
セメンヤ選手の男性疑惑は、“医学的見地”からの結果両性具有であるということだったとのこと。

落語に「ふたなり」という噺があるが、昔から時折見られる現象。
雌雄がはっきり分かれている生物について、自然界でも時々見受けられることで、決して珍しいことではないとはいえ、オリンピック選手では珍しいことではないだろうか。

これがもとで金メダルを剥奪されることはないとのことであるが、2位だったケニアのジェネス・ジェプコスゲイに別に金メダルが与えられる可能性があるという見解は、自分には理解不能…


ようやく

2009年09月13日 | 野球
神2―1横(13日) 阪神が3位浮上(共同通信) - goo ニュース


今日も昨日に引き続き、2つのチャンスが目の前に転がっていたタイガース。
  その1:3位浮上
  その2:カード勝ち越し
昨日負けたことにより3連勝のプレッシャーが無くなり、最近ではあまり高いハードルになっていない横浜3連戦勝ち越しとなったところで、今日は勝てる可能性はぐっと高まったと言えようか。
なんとも情けない話ではあるが、3連戦を2勝1敗で確実に勝ち越しを積み上げていくことは、3位を確保するための最低限の条件であり、これをクリアしない限り未来は見えてこない。

先発は“大年寄”下柳。
となると、先発捕手はこれまた“大年寄”矢野で、いわゆる「アラフォー・バッテリー」で始まったこの試合。
しかしいつもと風景が異なったのは、先発のトップバッターに、なんと育成枠から這い上がってきた野原が入っていたこと。
これは素晴らしい!
昨日の試合で赤星が倒れたことによる緊急措置的な要素もあるとはいえ、活きのいい若手を起用することはタイガースにとって緊急かつ最重要課題。
この起用は評価に値する。

野原は2安打して起用は成功したものの、それが直接チームの勢いにはつながらず、畳み掛けてイッキに相手を突き放すチャンスも1点の勝ち越しという最低限の仕事で終えた不甲斐無い野手陣を、強力リリーフ陣でカバーし、なんとか勝ち星をもぎ取ってやれやれ…

とりあえず、ここ2年ほどの恒例となっている“息切れタイガース”そっくりの展開を見せているスワローズをついに抜くことができた。
このことは素直に喜ぶが、あとは最後までこの位置をキープし続けられるかどうか。
頼むでしかし(横山やすし風)


国民性

2009年09月13日 | ニュースから
他党批判CMは“逆効果” 6割が悪印象と回答(共同通信) - goo ニュース


選挙前、テレビだけでなく“不思議な”冊子を大量にばら撒き、民主党に対するネガティブキャンペーンをはった自民党。
個人的にはただの自民党の悪あがきにしか見えず、また他人のアラ探しと足を引っ張るような言動は見ていて不快で、見る回数が増えるほどに辟易とするばかり。
これが果たして効果があるのか?と思っていたが、やはり世間一般的にも逆効果だったようだ。

アメリカでは、選挙のたびにネガティブキャンペーンで相手陣営の中傷合戦が繰り広げられるが、それを日本人の多くはどうとらえているのか、自民党には全く理解できていなかったようだ。
日本には古来より、相手を誹謗中傷することに対して『いさぎよし』とはしない思想があると考える。
この『いさぎよし』という考え方は、アメリカではあまり一般的ではない気がするのだが、日本にはまだまだ残っているのではないだろうか。
その辺りの国民性の違いを読めなかった自民党は、やはり「もうお前は死んでいる」という状態だったと言えよう。
こんなところからも、自民党大敗が必然であったことが証明されているような…