面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

「ターミネーター4」

2009年06月25日 | 映画
2018年。
自ら考えて行動を始めたスーパーコンピューター・スカイネットは、人類を「自分に危害を加える敵」とみなし、絶滅を図ってアメリカとロシアの間に核戦争を引き起こして、世界を破滅へと導いた。
生き残った数少ない人類は、次々と新たなターミネーターを作り出して襲ってくるスカイネットに、事実上支配されていた。
しかし一部ではレジスタンスを組織し、スカイネットが操る“機械軍団”との最後の戦いに備えていた。
「人類の救世主」と言われるレジスタンスのリーダー、ジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)は、やがて自分の父親となるカイル・リース(アントン・イェルチン)の命をスカイネットが狙っていることを知り、彼を保護するために行方を探し始める。

一方、ターミネーターが闊歩する荒野をたくましく生き抜く少年カイルは、記憶を失くした屈強な謎の男、マーカス・ライト(サム・ワーシントン)と出会う。
スカイネットの執拗な追跡から逃げ惑う二人だったが、とうとう逃げ切れないところまで追い込まれ、カイルはターミネーター軍団に捕らえられてしまう。
カイルを追う途中でマーカスは、レジスタンスと出会い、彼女に導かれてジョン・コナーと対面するのだが、彼には本人の知らない秘密が隠されていた…

アーノルド・シュワルツェネッガーの出世作とも言える「ターミネーター」シリーズ待望の最新作。
これまでは、未来から現代へ送り込まれた殺人マシン・ターミネーターと、「人類の救世主」となる運命のジョン・コナーと、その母親サラ・コナーとの対決が中心のストーリー展開だったが、本作ではいよいよ「審判の日」以降の世界が描かれる。

タフガイに成長したもののレジスタンスのリーダーではないジョンが、自らを「人類の救世主」として人類を奮い立たせ、スカイネットの本体に向かって戦いを挑んでいくクライマックスシーン。
また、冒頭では死刑囚として登場しながら、死刑執行時以降の記憶がないマーカスの存在が、衝撃の展開を巻き起こす場面など、随所に見どころが配置されていて飽きさせない。
ちなみに、結構ツッコミどころも豊富で、その点からも飽きることがない!
(そんな見方をしていたのは自分だけか!?)

「トランスフォーマー リベンジ」と同じく、様々なタイプのターミネーターが登場するのも楽しい、SF娯楽大作!
また新たに3部作が構成されるとのことだが、早く続きが観たい!


ターミネーター4
2009年/アメリカ  監督:マックG
出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン、アントン・イェルチン、ムーン・ブラッドグッド


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