面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

しかしJRの場合…

2010年07月30日 | ニュースから
止まらない駅員への暴力行為 運動と日光浴でストレス対策を(産経新聞) - goo ニュース


いつもより早めに家を出られたので、いつもより早めの電車で出勤できる!と、勇んで最寄であるJRの駅に着いたのは、この間の朝。
ホームに上がると、電光掲示板の右端に赤い字が点灯している。
定刻よりも遅れて運行していることを表す点灯表示だが、7月から通勤にJRを使うようになってからというもの、何度その表示を見たことか。
遅れたことをお詫びします、というアナウンスは繰り返されるが、なぜ遅れているかの説明は無い。

ある朝、いつも乗る列車が定刻で最寄駅を出て2つ目の駅に到着したとき。
ふいに、
「後続の列車が運転を取りやめたので、この列車は3分遅れて発車します」
というアナウンスがホームに流れた。え?何で!?
そりゃ、次の列車に乗るつもりだった客の何%かは救えたのだろう。
しかし、急ぎの用事を抱えて必死で乗り込んだ客は気が気ではないだろう。
そんな急用のある乗客に限らず、自分たちごく一般の会社員である乗客にとっても、たまったものではない。
満員で冷房の効きも悪い劣悪環境の車両の中で待たされ、3分がもう1分ほど遅れてようやく発車したが、なぜ後発の列車が運行を取りやめたのか説明はない。

そして今夜も、自分が乗ろうとする列車が、前の駅で停車したままだという。
だからナゼ停まったままなのか?
その説明は、やはり無い。

自分が乗った列車が遅れているのは、どうしようもないことであり、もう仕方が無い。
しかし、いつもなぜそうなったかの説明が無いのはどういうことか。
遅れにイライラしていても、その理由・原因についてきちんと説明があれば、諦めのほかに納得も生まれようというもの。
それがただ淡々と遅れを詫びるだけのアナウンスを聞かされると、温厚な人間も、暑さが加わってキレそうな気持ちになってくる。

乗客の暴力が増えているのは確かで、それは現代の生活習慣などの影響もあるのだろうが、その前に電車会社側の対応も、もう一歩足りないところもないだろうか。
日ごろ対応にイライラさせられて積もった怒りに、一気に火がついてキレるということも多々ありそうな気がする。
特に運行に乱れの多いJRには、大いに自省してもらいたいところはある。