面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

結局。

2010年07月15日 | 野球
巨人投手陣に恵みの雨、2日連続中止で先発余裕(読売新聞) - goo ニュース


「首位奪取!」と燃えていた我々ファンを無視した試合運びで初戦を落としたまま、前半戦最後の天王山は終わってしまった。
これが初戦を取っていれば、首位に立ったままこの山場を終えることになり、オールスターまでの残り試合で一気にスパートをかけて首位をキープして…というファンの楽しみは、正に水に流れてしまった。
ファンの期待を裏切った真弓監督に対する、天の皮肉ではないだろうか。

出し惜しみの結果延長戦にもつれ込ませ、結局負けゲームにつぎ込むことになった藤川、久保田、西村の“勝つためのリレーメンバー”にとって、良い気分転換になったことを祈るばかり。
あんな試合の翌日、変な疲れとモチベーションの低下を心配していたが、そこは試合がなかったことが幸いした。
体力・気力ともにしっかり休めてほしいものだ。

2年前、岡田監督が辞任する要因となった“悪夢の大逆転”が怖いという、真弓監督の及び腰が災いして波に乗り切れないタイガース。
「勝負は9月」と言い訳のように繰り返す言葉を、今はそのまま受け止めるしかない。
本当の勝負時とみたその時の真弓監督の采配を、とくと見届けたい。