スペインのビーチ・リゾートで、友人とサーフィンを楽しむ大学生のジェイソン(マイク・ヴォーゲル)。
サーフィンの帰り、たまたま立ち寄った怪しい骨董屋で、「マンバ」というボードゲームを店主から譲り受ける。
店主が言うには、ゲームの勝者は願いが1つだけ叶い、敗者には死の運命が待っているとのこと。
不気味だが気にも留めず、その夜、友人達やビーチで出会った美女・エリカ(エリザ・ドゥシュク)らと共に、ボードゲームに興じた。
サイコロの目に従ってマスの上にコマを動かし、止まったところでカードを引いていくという単純なボードゲームだが、ゲームオーバーとなるカードを引けばそこで負け。
すると、ゲームに負けた友人たちが、引いたカードに書かれた内容に従うように死んでいった。
ゲームを中断していたジェイソンは、友人達の死を止めるべくゲームを再開するのだったが…
中世ヨーロッパを席巻し、人々を恐怖に陥れた「魔女狩り」。
何の罪科も無い女性が、誹謗中傷などによって「魔女」とされ、想像を絶する拷問を受けた挙句、火あぶりなどの残虐な刑によって殺されたケースが、何千、何万とあったという。
そんな「魔女狩り」が盛んだった頃、魔女の皮と血、涙で作られたというボードゲーム「マンバ」。
このゲームには魔女の呪いがかけられているため、勝者は願いが叶うが、敗者には残酷で恐ろしい死が待っている。
平凡に、そして平和に暮らしていた善良な女性が、突然「魔女」のレッテルを貼られ、恐怖と苦痛に苛まれた挙句、残酷に殺されていった無念がゲームに込められていたと考えると、ラストシーンはこみ上げてくる怖さに満ちている…
“黒い『ジュマンジ』”とも称される本作。
物語同様に、ふと立ち寄った街の小さな骨董品屋で、アンティークの掘り出し物を見つけたような趣きが味わえる。
「ファイナル・デス・ゲーム」
2009年/アメリカ 監督:アルバロ・デ・アルミニャン
出演:マイク・ヴォーゲル、エリザ・ドゥシュク、イーサン・レインズ、ナイケ・リベリ、ゲイリー・ピケール、アンデラ・パルド
サーフィンの帰り、たまたま立ち寄った怪しい骨董屋で、「マンバ」というボードゲームを店主から譲り受ける。
店主が言うには、ゲームの勝者は願いが1つだけ叶い、敗者には死の運命が待っているとのこと。
不気味だが気にも留めず、その夜、友人達やビーチで出会った美女・エリカ(エリザ・ドゥシュク)らと共に、ボードゲームに興じた。
サイコロの目に従ってマスの上にコマを動かし、止まったところでカードを引いていくという単純なボードゲームだが、ゲームオーバーとなるカードを引けばそこで負け。
すると、ゲームに負けた友人たちが、引いたカードに書かれた内容に従うように死んでいった。
ゲームを中断していたジェイソンは、友人達の死を止めるべくゲームを再開するのだったが…
中世ヨーロッパを席巻し、人々を恐怖に陥れた「魔女狩り」。
何の罪科も無い女性が、誹謗中傷などによって「魔女」とされ、想像を絶する拷問を受けた挙句、火あぶりなどの残虐な刑によって殺されたケースが、何千、何万とあったという。
そんな「魔女狩り」が盛んだった頃、魔女の皮と血、涙で作られたというボードゲーム「マンバ」。
このゲームには魔女の呪いがかけられているため、勝者は願いが叶うが、敗者には残酷で恐ろしい死が待っている。
平凡に、そして平和に暮らしていた善良な女性が、突然「魔女」のレッテルを貼られ、恐怖と苦痛に苛まれた挙句、残酷に殺されていった無念がゲームに込められていたと考えると、ラストシーンはこみ上げてくる怖さに満ちている…
“黒い『ジュマンジ』”とも称される本作。
物語同様に、ふと立ち寄った街の小さな骨董品屋で、アンティークの掘り出し物を見つけたような趣きが味わえる。
「ファイナル・デス・ゲーム」
2009年/アメリカ 監督:アルバロ・デ・アルミニャン
出演:マイク・ヴォーゲル、エリザ・ドゥシュク、イーサン・レインズ、ナイケ・リベリ、ゲイリー・ピケール、アンデラ・パルド