面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

路上詩人・大五郎

2007年11月16日 | よもやま
心斎橋筋を歩いていると、道端に兄ちゃんが座っていた。
なにやらいろいろ字が書いてあるプレートが並んでいる。
見ると、看板のようなプレートが1枚。
「あなたを見て直感で書きます」

前にテレビで見たことがあるが(それがこの兄ちゃんだったかどうか定かではないが)、道行く人と会話して、感じたことを詩にするということらしい。
ほほー、と思って傍らを見ると、雑誌か何かの写真と一緒に、
「北海道から全国へ」
てなことが書いてある。
え?兄ちゃん、北海道から移動してきて今は大阪なわけ?
お名前は「路上詩人・大五郎」さんとのこと。
ヒマがあれば、いろいろ話してみたら面白そうだったが、時間も無いのでざーっと上記のような様子だけ見てその場を後にした。

対話して、相手の人となりやその時の感情、気持ちのあり様を大つかみして詩に表現する。
ここでどんな言葉を出すかが「センス」であるが、彼の後ろに置いてあった色紙を見たとき、その文字があいだみつをみたいやなぁ、と思ったのは自分だけではあるまい!?
今度また見かけたら話しかけてみるか。