F4号 油彩 「赤い布の上の静物」
ご無沙汰しました。
暑くもなく寒くもなく、良い季節になりました。
良い季節に助けられて、描いてはいるのですが、ボツを続けています。
(先回の6号も、まだまだ描かなくてはならないのにそれもできていない・・・)
夏から秋はボツ続きだったので、悔しいのでボツの一部を載せます。
6号 2回続けてボツ
8号 こちらも2回続けてボツ
不器用で硬い私の場合は、ここを越えて行かないと進めないとは思っているのですが、
ボツばかり続くと、やはり凹みます。
描くことに、何かの制約をして、たとえば、3回以内で無理やり描いて終わりにしてしまうとか、
何がなんでもF6号「静物」3枚、期間半月 とか、
日々の生活に追われて、追われることを言い訳にのんびり描いているのではなくて、
もう少し緊張感を持って描きたいと、思っています。
春先の寒い頃から、30年間溜め込んだ様々の物の整理をしています。
二人しかいない設計事務所で、なんでこんなに物があるわけ~? とあきれるくらい30年間に溜め込んだ仕事の書類や、
もう使えなくなっている、使わなくなっている調度品、家電・・・等々
今なら捨てられるものが沢山あることに気が付いて、毎日楽しく捨てられるもの探しをしているのですが、
だからと言って、のんびりボツばかり繰り返しているのは、どうにも気分がよくない。。。
時々頭の中を、こんな絵が描きたい と一瞬イメージが通り過ぎることがあります。
たとえば、大きな色面で構成する静物画とか、文様風に風景を置き換えるとか、
暗い色調のキャンバスの中に、ある物だけを鮮明に描くとか、
いろいろ思ってはみるのですが、
いざ描こうとすると、生真面目に「物がそこにあるように描かなくては」としか考えられないようで、
とても不器用だと自分でもあきれるのですが、まだまだ、ここで頑張るしかなさそうです。