青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

大谷と白鵬

2024-03-11 11:07:08 | コロナ、差別問題と民主化運動、人類の未来



明歩谷が亡くなりましたね。86歳。

元祖イケメン力士。若浪との吊り合戦は実に見応えがありました。

横綱吉葉山の興した宮城野部屋は、ソップの明歩谷とアンコの廣川が2枚看板だったのですが、引退後の明歩谷が信心するエホバの証人の「戦いは悪」の教義に基づいて相撲協会を去ったため、廣川が後を継ぎ、竹葉山を経て白鵬に繋がったわけです。

そして、明歩谷逝去と時を同じくして、宮城野部屋の消滅(閉鎖)、、、、。



明歩谷は全盛期の大鵬(明歩谷より3歳下)に5勝しています。関脇以下の力士としては稀有の成績です(ちなみに、大鵬に2桁勝利を挙げているのは、柏戸の16勝と僕が応援していた大関北葉山の11勝だけ)。



大鵬は白系ロシア人のハーフ。白系ロシア人と言えば、日本球界最初の300勝投手スタルヒンもそうですね。白系ロシアはおおよそ今のウクライナに重なるので、最近の情報などではウクライナ人とされたりしています(実際はいろいろと複雑です)。ちなみに明歩谷は北海道先住民族(アイヌ)の末裔。



大鵬と同じ年の王もハーフ(現在でも国籍は台湾、父親の出身地は中国大陸の浙江省)。そういえば、金田も張本も、それから力道山も朝鮮半島だし。ダルビッシュの父親はイランですね。



戦後の最強力士は、間違いなく大鵬です。もう一人挙げるとすれば、白鵬でしょうか?数字は嘘をつきません、2人とも圧倒的な強さでした。



白鵬に対する仕打ち、これ、露骨な集団的いじめそのものですね。



朝青龍、日馬富士、逸ノ城、白鵬(with北青鵬)、、、、モンゴル出身の覇者を、ことごとく極悪人に仕立てて抹殺していく日本の社会。それを“当然”と受け入れる大衆、、、例えようのない恐ろしさを感じます。



そこはかとない恐ろしさ、ということでは、大谷に対する報道・大衆のスタンス。これ、いったい何ですかね?僕もみんなと同じく「大谷君の母親・父親」目線で、心から彼の活躍を願っているわけですが、それらの人々の総意が、いつの間にか「日本人凄い!」に置き換えられて行く。そして無意識な個人崇拝(大谷を善の象徴として周囲の善悪を振り分けて行く)。



日本は正義の民から成る平和な国です。そして責任逃れの国です。平和も正義も民主主義も、責任逃れと同義語。ウルマさん問題など、つくづくそう思います。



人類の歴史は、戦争の歴史でもあります。なぜ戦争は無くならないのか?なぜ平和を目指さないのか?人々が正義と平和を主張し続ける限り、戦争は永久に無くなりません。



悪のトランプが、悪のプーチンと組めば、正義の味方ゼリンスキーが失脚して、ウクライナ紛争は一段落するでしょう。それが良い事か悪い事かは別として、少なくとも人々の犠牲は今よりも少なくなるはずです。



共和党予備選はトランプ圧勝。テイラー・スイフトがバイデン陣営についたそうです。僕は、現代の音楽シーンがまるっきり理解できないでいるのですが、彼女の魅力は分かります。

田舎(僕がナッシュビルにいた頃、ちょうどそこで活動をスタートしていたみたい)の一少女カントリー歌手から、今や全米のアイコン的存在に。彼女を受け入れるアメリカ人の気持ちが分かるような気がします。ついでに日本人には分からないだろうということも分かる気がする。



根っこは今でもカントリー。それにリズム&ブルースとかごっちゃになった、いわばアメリカン・スプリットの原型のようなものを感じ取れます。僕の中ではエルヴィスにダブります。ぶっちゃけ、彼女の天敵のトランプとも共通するような。



いっそのこと、トランプVSテイラー・スイフトで戦えば面白い、と思います。







コメント
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