読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。
【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?
【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。
*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。
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さすが、「台風一過」です。文字通り雲一つない快晴。朝7時半に出発して、午後4時半に戻ってきました(霞丘陵)。でも蝶は余りいませんでした。ミヤマチャバネセセリにはむろん出会えず、多摩川の河原同様に、イチモンジセセリも大して多くはなかったです(いたことは結構いたけれど“群れ飛んでる”という感じではなかった)。
今日の撮影種。アゲハチョウ(ほぼ撮影失敗、、、未だまともな写真が撮れていません)、キチョウ、モンシロチョウ、スジグロチョウ、ツマグロヒョウモン、ミドリヒョウモン、メスグロヒョウモン、ウラギンスジヒョウモン、コミスジ、ヒメウラナミジャノメ、サトキマダラヒカゲ、ヒカゲチョウ、クロヒカゲ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、ダイミョウセセリ、キマダラセセリ、オオチャバネセセリ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ。
うち、新規撮影種:今年58種目メスグロヒョウモン。
行き帰りに通った入口の休耕田跡に、ヒガンバナが満開です。シロバナマンジュシャゲとセットで、かつ2週間ほど前から咲いている黄花種(ショウキズイセンまたはLycoris sp.) も咲き残っているので、赤白黄色の鮮やかな景観を成しています。
日曜日とあって、それを目的にハイカーやカメラマンが押しかけています。まあ、確かに綺麗なので、そんなところですね。
ヒガンバナは皆さんご存じのとおり不稔性の種で、日本に生えるものは中国からの渡来とされています。たぶんそうでしょう。でも中国に於ける2倍体(捻性のある)集団の実態も詳しくは分かっていないのだと思われます(ひと月ほど早い時期に中国各地でポツポツ出会う)。
白花種(シロバナマンジュシャゲ)の分類上の位置づけに関しては、様々な説がありますね。古い図鑑などでは日本での分布は九州(南部?)とされていたように思います。僕は昔、大隅半島の先端付近で見たことがあります。最近は、ヒガンバナ(中国産2倍体種)とショウキズイセンの交雑由来、と説明されていることが多いようですが、実態はもっと複雑だと思います。中国ではどうなっているのでしょうか?
黄花種*は、僕は昔、屋久島やトカラ列島や奄美大島で撮影しました(ショウキズイセン)。分類的には、幾つかの異なる系統に属する黄花種があるようなのですが、僕は詳しいことは知りません。垂直の絶壁に群生する種(広西壮族自治州)については「海の向うの兄妹たち(上)」で紹介しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
*ちなみに、日本本土にも黄花(正確にはややオレンジがかった濃い黄色)のリコリス属の種「キツネノカミソリ」が在来分布していますが、ヒガンバナなどとはやや類縁が離れていて、別の亜属に置かれます。
赤白黄とも、少なくとも東京周辺に於いては在来分布種でないことは確かで、この休耕田の群落も、おそらくは比較的最近、観光?目的(モグラの出没を防ぐため、という説もあるようです)で、行政などの何らかの組織によって為されたものではないか、と思われます。
「凄い綺麗!(赤白黄のヒガンバナの)素晴らしい自然景観!!」という声と、
「凄い怖い!人類の敵から(マスクとワクチンで)身を守ろう!!」と言う声は、
僕には同じ種類に属している、と思えるのですが、、、、僕が変なのかな?
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ツマグロヒョウモン雌
ミドリヒョウモン
メスグロヒョウモン雄
メスグロヒョウモン雌