フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

清里フットパスを辿る

2012-11-13 | 山登り

 今日もいい天気になった。気温も上がってきたので、久しぶりにハイキングに出かけよう。「清里フットパス」というのがあるのを聞いたので、清里駅前の案内所で資料を貰うことにする。応対された方は、親切に色々教えてくれた。チラシ置き場に「清里フットパス」15コースの地図が置かれていた。発行は「清里・八ヶ岳南麓魅力づくり協議会」となっている。それをいただくいた他に、様々な観光資料もいただいた。

15コースのうち、今日は「キープエリア1」 川俣渓谷への小径、2キロのコースを歩こう


出発地点は清泉寮の駐車場だ。10時過ぎに歩きはじめる。清泉寮前の草地では、いくつかの写生グループが、写生を楽しんでいた。

広々とした草地の景色が実にのびやかだ。

そこから、クマザサの道を辿り、ややきつい下りとなる。東沢渓谷へ下りていく。

渓谷の出会いで、吐竜の滝方面(下り)と東沢大橋方面(登り)に分かれていて、私たちは、登りのコースをたどる。

天井岩や黄金岩などと名付けられた巨岩を見ながら渓谷を登る。あたりの紅葉はほとんど終わっていた。水の流れは、ところどころ滑滝になったり、勢をましたり、淵になったりしている。

渓谷にかかる橋を渡る。一度に5人の方は渡らないでくださいとの、注意書きがあった。天狗岩という大きな岩があるところで、東沢大橋まで上り詰める道と清泉寮へ戻る道が分かれている。右側の清泉寮へ戻る道を取る。いきなり急な階段を登るのがなかなかきつい。

それも、しばらく行くと終わり、八ヶ岳を望む平坦なところに出てきた。

そこからは歩きやすい道になって、

ほどなく車を置いている清泉寮前に出てきた。11時20分過ぎになっていた。

1時間余りのウォーキングだったが、途中、一組のご夫婦に会っただけで、静かで、清々しいハイキングを楽しむことができた。これに勢いづいて、「清里フットパス」の全15コースを歩こうかなという、夢が膨らんできた。なかには270分もかかる「羽衣の池・まきば公園コース」というのもあるが、はてさて、どうなるであろうか。