フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

紅葉の清里へ帰る

2010-10-25 | 八ヶ岳

今日は八ヶ岳清里へ「帰る」日だ。生憎の雨模様。今回は、おまけに車ではなく、バスで八ヶ岳へ向かう。車を使わないとなると、全ての荷物を運ばなければならない。フルート、パソコン、HDは鞄に、先日買ったチューリップとスイセンの球根、楽譜、その他の物はリュックに詰め込む。鞄とリュックを担いでみるとなかなかの重さだ。

天王寺発7時20分発甲府行きバスに乗る。バスは、平日なのか空いていた。途中、黒丸、内津峠、諏訪各SAに停車して、2時35分小渕沢に着いた。

細かい雨が降っているなか、JR小渕沢まで歩かねばならない。これがなかなかバカにならない距離で、25分ほど歩いてようやくJR小渕沢に着く。小海線発車5分前で間に合った。小渕沢に止まっている列車を見ると、なんともいえない旅情感。自動車ではこういう気持ちが湧いてこないだろう。

小海線は、平日だが結構の乗車客が乗っていた。小渕沢ー清里間を車で走るのと、JRでは全く雰囲気が違う。清里手前でトンネルを通過した。「トンネルの向こうは…」

清里では雨がやんでいたが、すっかり秋の雰囲気になっていた。タクシーに乗りアダージョの森へ運んでもらった。わずか1週間ぶりだが、庭の紅葉はかなり進んでいた。到着後荷物を置き、食材を買いにきららへ行く。きららで数日分の食料を買った。今日は、時間がないので手早く食べられるようにと、握り寿司と水餃子とする。まずはタッチダウンビールで秋深まる清里に帰ってきたことを祝して乾杯だ。

秋はやはり鍋がいい。鍋が煮えたち、湯気が立ち上がってくると、心も暖かくなってきた。