フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

健やかな秋の一日

2010-10-08 | 人々との交流

今日もやや雲が多いものの、いい天気だ。外気温7度、室温16度、湿度58%。

実に爽やかだ。付近の畑では蕎麦の刈り入れが、急ピッチで行われている。天気予報によると。晴天は今日までなので、急ぐ必要があるのだろう。

テレビでは鈴木章、根岸英一両氏のノーベル化学賞の受賞で沸き立っている。クロスカップリングという有機化合物の結合に関する技術の開発が受賞理由だ。液晶テレビなどに活用されているという。「私は50年夢を追い続けてきた。50年続けると、どんな夢でも実現できる」(根岸英一)

10時なるとTMTMさんご夫婦が訪ねてきてくれた。最初に、庭をぐるっとご案内した。まだまだ「未開拓」の荒れ放題の雑木林がほとんどなので、自慢できるものではないが、自然状態ということで、説明させていただいた。その後、南西エリアの「開拓」した庭や、草が茂り放題の畑も見ていただいた。

部屋に戻り、互いの八ヶ岳ライフの話をする。私たちが昨日バラクライングリッシュガーデンの会員になったというと、既にTMTMさんご夫婦も会員になられていて、よく行かれるらしい。「売っているものが、かなり高い」という感じは同じだった。ご自宅が近いので、バラクラにこられるようでしたら、お寄りくださいと言っていただいた。

TMTMさんは、先だってあった大山工房さんの1枚板セールで買われた板を使ってテーブル作りに励まれているとのこと、大山さんは、山登りが好きで良く登っておられるらしい、お人柄も明るく楽しい人ですから、一度行かれてはと場所を教えてくれた。
TMTMさんは陶芸、奥さんは絵付けをやっておられるので、妻が始めた陶芸の話が盛り上がる。私たちのイギリス旅行の「珍道中」の話にも耳を傾けていただいた。いろいろ話しているとあっという間に12時になる。またお伺いさせていただきますと言いながら、お別れとなった。

昼からは、フルートレッスンだ。30分ほどロングトーンをし、アルテ16課の2、1~3までの曲を吹いておく。

2時にフルート教室へ。今日の練習は、タファネル・ゴーベルの「毎日の練習」NO7からやる。私は苦手な右手薬指の練習と位置付けていたので、早く指を回すことばかり気を付けた演奏だ。しかもつっかえ通しなのでまことに様にならない。先生からたちどころに、もう少しテンポを落としてゆっくり正確にやって下さいと指摘される。一つずつの音の響きを意識すること、跳躍はその音をあらかじめイメージしておくこと、などの指摘があった。

次は、アルテ16課の2、1~4までだ。1の主題は、丁寧に音を響かせること。第1変奏はアーティキュレーションの違いをもう少し意識して、スタッカートはもっと歯切れ良く吹くこと。第2変奏の3連符もリズミカルにやること。第3変奏は、出だしの16分音符と2分音符を丁寧に。16分音符が早く流れ過ぎなので、ゆっくりと一つ一つの音を響かせる、スタッカートはもっと明確に、高音は堂々と力強く吹くことなどの指摘があった。第4変奏は、比較的うまくいったかな。

その後食材の買い出しに行く。今日の夕食は、寒くなってきたので、冷蔵庫に残っているものを使って鍋にしよう。それだけでは淋しいので、久しぶりに握り鮨を食べようか。これで今夜は、ささやかな新車購入のお祝いとなった。