フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

薪ストーブと男厨

2010-10-28 | 日記

今日は朝から冷たい雨が降っている。外気温は0度、室温13度、湿度48%。

寒いので、暖かく着込む。そのうえで、薪ストーブに火を入れよう。部屋は直ぐには暖まらないが、薪が燃えているのを見ているだけで、暖まってくるのがいい。薪ストーブの上には、おでんの鍋、ケットル、味噌汁、コーヒーポットを置いておくことができるので重宝だ。

朝食はゆっくりと食べよう。

この雨の降り方なら、今日は終日止みそうもない。外回りの作業はできないが、かといって車で出ていく気もしない。撮りためた写真の整理でもしようか。

その後フルートの練習をする。まずはソノリテでゆっくり音出しをする。先日のレッスンで指摘されたことを念頭に置き、頭部管はやや浅く抜く、少し内側に回す、フルートの唇への当てる位置をチェック。指、腕、肩の力を抜く。下腹で息のスピードをコントロールする。pで吹き始め、次の音へffで移行し、次第に音を消していく。これを繰り返して全ての音を吹く。

次は「毎日の練習」NO1、テンポ88、パターン5でやる。高音を出すとき、無駄な息を入れたり、指に力が入らないようにする。NO7の運指練習はテンポ50でやる。フルートがぐらつかないように注意する。NO8のアルペジオは、ド~ミ♭へ右手小指を滑らせるのに注意をする。午前中の練習はこれで終える。

午後は、バッハのフルートソナタハ長調を吹いてみたくなった。Andanteばかりを何度も繰り返す。ごくテンポを落として旋律の美しさを味わおう。有田正弘のフルートトラヴェルソのアーティキュレーションがいかに微妙かよくわかる。

Allegroは、テンポに気が行ってしまって、ほとんど音が鳴っていない。Menuetも美しい旋律を楽しんだ。そればかりやっていて4時過ぎになってしまった。結局、バッハ以外の曲の練習をすることができなかった。

夕食は、久しぶりに「硬い焼きそば」を作ることにする。あらかじめ、干しシイタケと干しエビを水で戻しておく。冷蔵庫にある具材を使おう。残念ながら、ウズラの卵やイカは無いが、我慢することにしよう。

シイタケが戻ったので、それを適当な大きさに切る。


ニンニク、ショウガを炒めて香りを出し、それに豚肉を入れ、野菜を入れる。そこへシイタケとエビの戻し汁を加えて煮る。

味付けは、鶏ガラスープ、豆板醤、オイスターソース、食べるラー油、酒。火を弱めて片栗粉の溶き汁を回し入れる、最後はごま油で香りを付けをする。

アンを作るのと同時に、そばをフライパンで焼く。焦げ目を付けるのがポイント。

焼き上がったソバをお皿に盛る。

その上から、アンをかける。これで出来上がりだ。ビールで乾杯したあと、一口食べる。出汁はなかなかいい味になっている。ソバがカリッと炒め上がっているのもよかった。