フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

バッハフルートソナタハ長調

2010-10-24 | フルート

今日も空は重く曇っている。気温は高い。昨夜は少し飲み過ぎたのか、ぐっすり眠ってしまって、起きるのが少し遅くなった。

日曜日にはいつも見ているNHK趣味の園芸。今日は、落葉樹の果物の育て方をやっていた。1年目は苗木を斜め60度に植え、頂上部を切っておく。2年目は出てきた新枝を2本仕立てにし、その頂上部を剪定し、それ以外の枝は切る。これでいいらしい。1年目で、買ってきた苗の頂上部をカットするのは少し勇気が要りそうだ。

朝日放送の題名のない音楽は、「絶滅危惧の楽器」をやっていた。映画「第3の男」の主題曲は、ツイターというギターを琴にしたような楽器で演奏されているという話にはびっくりした。あと、ビオラダモーレ、テルミン、セルバンなどが紹介されていた。

NHK将棋は、相アナグマというきわめて退屈でしつこい戦形。見ていて面白くないことこの上ない将棋だったが、後半、渡辺竜王が9四角打ちで局面を決め、広瀬章人王位を破った。解説の高橋9段は前半、渡辺竜王が不利という感じで解説していた状況を見事ひっくり返したということだ。冷静さと執念。

昼頃、地元の秋祭りがあり、だんじりが威勢よく家の横を進んでいった。最近では珍しい光景だ。そういえば先日寄付を集めに来ていたのを思い出した。

昼過ぎから、小雨が降り出した。夕方から、フルートの練習をする。まずは、ソノリテでゆっくりと音を出す。「芯のある音」「響く音」を意識化する。「毎日の練習」NO1はパターン2でやる。このパターンはやりやすいので好きだ。NO7の運指練習はテンポ50、パターン10のスタッカートだ。一つ一つの音がはっきりと出るように気を付ける。NO8のアルペジオはテンポに乗って吹くことができた。

基礎練習をしているとそれで、1時間が過ぎてしまった。その後、昨日買ったバッハの楽譜が気になるので出してくる。

「フルートと通奏低音のためのソナタハ長調BWV1033」。有田正広のフルートトラヴェルソによる演奏を何度も聴いて、このところ嵌っている曲だ。第1楽章から第4楽章までざっと吹いてみる。第1楽章のprestはさすがに無理だ。それ以外は、なんとなくできるような気がした。第1楽章のAndanteが好きなので、何度も繰り返しているうちに、練習時間が過ぎてしまった。

今日で大阪の生活が終わり、明日は八ヶ岳清里へ向かう。天気は雨模様。水曜日以降は冷え込むらしい。アダージョの森の紅葉はその後どこまで進んでいるか楽しみだ。