フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

八ヶ岳フルートアンサンブルに参加する

2010-04-17 | フルート

 5時30分起床。雪の朝だ。しかも積雪量が半端ではない。20㎝以上はあるだろうか。今日の夕方に出かけるのは大丈夫だろうか。既にタイヤはノーマルタイヤに履き替えているので、雪には無力だ。

 朝食を摂っていると、晴れてきて、素晴らしい晴天になった。「写真を撮りに行こう!」真白い新雪の中を歩くのは気持ちがいい。八ヶ岳、南アルプスの峰々が真っ白に輝いている。素晴らしい景観である。アダージョの森沿いにある歩道に植わっている咲き始めたばかりのマメザクラが雪の重みで大きくたわんでいる。根元から折れてしまっている木もある。可哀相なので、木をゆすり、雪を落とす。おかげでこちらは全身雪だらけになった。突然ガスがかかってきたので、家に戻る。

 フルートの練習を2時間ほどする。「毎日の練習」「ケーラーのロマンティック・エチュードNO11」「バッハのポロネーズ」「タファネルのアンダンテ・パストラル」どれもイマイチだ。昼食は、沖縄のソーキゾバを作る。ラーメンと細うどんが合わさったような麺と醤油ラーメンとうどんの出しが合わさったような出し味だ。

食後、持ってきた糸こんにゃくを使っていないのが気になっていたので、夕食用に肉じゃがを作る。私が肉じゃがを作っている間に、妻は進入路の除雪をするという。何やら普通の家庭とは逆のようになってきた。肉じゃができたので、私も除雪作業に参加する。進入路が北側にあるので、雪が深い。夕方まで雪が融けないと、凍ってしまい、車では出入りできなくなるので危険だ。

3時から4時までもう一度フルートの練習。曲は、パッヘルベルのカノンをやる。16部音符のところが慌ててしまっていけない。

4時から、少し早いが夕食とする。夕方になると雪はほとんど融けてしまったので助かった。5時に家を出る。私が、原村公民館で行われる「八ヶ岳フルートアンサンブル」に参加するためだ。妻は、その間「スパティオ小渕沢」温泉に浸かったり、しているという。

 原村の公民館へは、小渕沢から県道17号線を走る。この道は大きくくねっていて、ほとんど30分ほど走ったころ、やっと公民館に着いた。今日は「体験」ということで参加させていただいた。

最初、全員で、「アルテ第2巻」にある各調のスケールとアルペジオ」Fis mollをロングトーンでやる。

その後、初中級レベルと上級レベルに分かれてアンサンブルの練習だ。私は初中級レベルに入り、「メヌエット」のファーストを吹いた。初見なので付いていくのがやっとだった。

その後、全員が集まり、グリーグの「小妖精と12の小品」をやる。私はまたまた、ファーストパート。今日は《1「叫び声」2「子守歌」》をやった。ごく短い曲だ。全く聞いたことのない曲で、雰囲気がわからないまま8時になり練習が終わった。

練習は、月に3回土曜日、午後6時から8時までの2時間。会費は月4000円。私は、当面、別荘扱いとして1回1500円としてくれた。3回行くなら月会費4000円のほうが安いことになる。今日の出席者は全員が女性で、皆さん仕事が終わってから駆け付けるという。まじめな雰囲気だ。早速、入会を申し出る。

 問題となるのは、会場が遠いことだ。片道45キロ、帰りは鉢巻道路を使ったので、40キロだった。1時間はかかる。まあ、大阪でも家からアンサンブルの会場まで行くのに電車で1時間はかかったので同じではあるが。車で1時間近く走るのがどうか。メンバーの方に聞くと、皆さん20~30分は車を走らせて来ているという。八ヶ岳では、車がなくては生活ができない、とのこと。伊那から来ている人もいる。8時10分解散。スパティオ小渕沢で妻と合流して、家に帰ると9時になっていた。

それから、軽く飲んで、就寝した。