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歓喜のセルティック・パーク

2006-11-05 | プレミアシップ・FA杯

セルティック 2-1 ハーツ

得点)ヤロシク、OG / ベリクカ

HOME)セルティック

                 K・ミラー
                         ズラウスキ

          マクギーディー              中村俊輔

                           スノ
                N・レノン

       ネイラー                         テイラー
                マクマナス   コルドウェル


                     ボルツ


AWAY)ハーツ

                     ベリクカ


                    B・アギアル
          ミコリウナス           チェスナウスキス

                         ザリウカス
               ハートリー

       ゴンサウベス                  ニールソン
                  ベラ      タル


                     ゴードン


主審)トムソン


<大逆転勝利>
「勝ち点10差」で迎えた、首位セルティック2位ハーツ「スコットランド・プレミアリーグ天王山」。

ホームのセルティック・パークでは絶対的な強さを誇るセルティックだが、前半から試合の主導権を握ったのはアウェイのハーツだった。
ハーツの中盤での積極的なチェックによって、セルティックは企図するパスサッカーが封じられ、バックパスを強いられる場面が増えて攻撃が手詰まりになってしまった。 特に、前線への出しどころとなる中村とマクギーディーへのマークが厳しく、スノとレノンの2ボランチの展開力が乏しいため、2トップが孤立してしまうことが多くなった。

そして、セルティックは前半を無得点で終えると、後半はカウンターと自身のイージーなミスからハーツに「あわや」のシーンまで作られるようになった。
このピンチの連続をハーツのシュートミスになんとか救われていたセルティックだったが、27分、右SBテイラーからレノンへのパスをブルーノ・アギアルにカットされたボールが1トップのベリクカに渡り、ドリブルでCBマクマナスの中途半端な対応を突かれて放たれたシュートがゴール左に決まって失点。

嫌な時間帯で嫌な雰囲気が流れ始めていた最中の失点で、挽回は難しいかに思われたが、怪我から復帰のヘッセリンクヤロシクがピッチに入ると、試合の流れが劇的に変わり、今度はセルティックがハーツを圧倒するようになった。

そして、ハーツが守備的な選手交代を行って逃げ切りに入ろうとした41分、中村俊輔のCKを途中出場のヤロシクがヘッドで合わせて同点!!!
「勝ち点差10」を考えれば、セルティックにとっては引き分けでも十分な結果と言えたが、ロスタイム4分表示の内3分を過ぎた93分、再度中村俊輔が放ったCKの混戦から、マクマナスがシュート! GKゴードンがこれを弾くも、弾いたボールをキャッチミスしてボールをゴールの中にこぼしてしまい、セルティックが逆転!!!
優勝争いのライバルとの直接対決で貴重な勝ち点3を収めた!!!

 

セルティックは、ミッドウィークにCLでベンフィカに惨敗を喫した影響からか、全体的に体が重かった。
対するハーツは、幸か不幸かUEFAカップで既に敗退しているため、この試合にかける意気込みというものが感じられた。
そして、内容はその「意気込み通り」、ハーツがアウェイの地で「75分間」常に主導権を握り、「10分間」セルティックの攻撃を凌ぐというものだったが、ハーツはロスタイムを含めた残りの「10分間」で力尽きた。


個人的にこの試合で最も注目していたのは、アーセナルの獲得が噂されるスコットランド代表正GKクレイグ・ゴードン。
ハイボールの処理とキックの精度が非常に安定しており、終盤には中村俊輔はゴール左隅に放った完璧なFKを見事にセーブ。 セルティックのポーランド代表GKボルツよりも貫禄が感じられる落ち着きぶりだった。
ロスタイムのキャッチミスは彼にとって残念なものだったが、そのミスも直前のマクマナスのシュートに対する素晴らしい反応があったからこそ。 非常に高い標準のGKであることは間違いないようだ。

 

ゴールハイライト動画
http://www.youtube.com/watch?v=8TBXIeCRGLo

 


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6 コメント

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Unknown (Q)
2006-11-06 20:29:42
http://www.youtube.com/watch?v=j5j_pWJqNxM

今回、私は上記のアーセナルの動画を見て、このクラブが大っ嫌いになりました。

この非紳士的な監督が日本代表の監督にならなくて、本当に良かったと思っています。

こんな非紳士的な軍団が、王族からリスペクトされているなんて、言葉になりません。

返信する
>>Qさん (ピレス)
2006-11-06 21:51:44
別にQさんがアーセナルを嫌いになろうが全く構いませんが、なんでイチイチそんなことを言う必要があるんですか??
「嫌がらせ」なら勘弁してください。


私は今回、ファン・ペルシーの頭に「硬貨」を投げつけるようなファンを持つウェストハムが大っ嫌いになりましたけどね。

ヴェンゲルが憤慨した直接の原因はウェストハムのパーデュー監督の「挑発的な喜び方」です。
彼はこの「挑発的な喜び方」をする悪評を以前から持っています。 ゴール後、相手チームのベンチに向けて尻を振って挑発した「前科」もあります。

ヴェンゲルが握手しなかったのには問題があると思いますが、パーデューは試合後、ヴェンゲルに対し「謝罪」のコメントを出しています。
http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/eng_prem/6119824.stm

もし今回のことが、ただのヴェンゲルの「点を取られた腹いせ」なら、FAから調査が下されるはずです。
しかし、調査が下されるのは、硬貨を投げつけたウェストハムに対してのようです。 この硬貨を投げつけたファン、もしくはウェストハムのクラブ自体に対して何らかの処分が下される可能性があります。
http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/eng_prem/6120120.stm


こういった「事実」をお知りでしたか?? そもそもこの試合をご覧になりましたか?? 「編集された動画」を見ただけですか??



物事を批判する時はそれに相応する「確固たる情報」が必要ですよ。
ましてや、「他人のブログに書き込みをする時」は。


それと、ヴェンゲルが「日本代表の監督になりたい。」なんて言ったことはありませんよ。なる気なんてサラサラありません。
「“代表”の仕事はやりたくない。」という発言は何度も聞いたことありますけど。
川淵会長その他協会幹部の「一方的な希望」がマスコミに伝わって、それが膨らんだだけの話です。

「メディアが発する情報の取捨選択」にはお気をつけに。
返信する
Unknown (Q)
2006-11-06 23:59:24
「確固たる情報」も「メディアが発する情報の取捨選択」も、別に「」を付けて目立たせる程のことじゃないですよ。まさか語彙に多少なりとも陶酔してないですよね?

ブログを発信してコメントを受け付けている限り、大人のスルーを忘れずに。

ま、今シーズンは、来期のCL圏内に入れれば万々歳ですね。

またまた、対戦相手が下痢ピーになったらガナーズの確信犯ですな。
返信する
>>Qさん (ピレス)
2006-11-07 00:29:23
あ、そうですね。 スルーしてコメント削除という手がありましたか。 わざわざ反応することもないですもんね。

これまでコメントを書いて頂いたみなさんは「良識」のある方達ばかりだったので、スルーするなんていう機会がなかったものですから。

私はあなたの非紳士的マナーに言葉がありません。
批判は別のところでお願いします。
アーセナルが嫌い、読みたくない、ならば読まなければいいわけですからね。


ちなみに、個人的にも今季はCL圏内に入れればいいかなと思ってますよ。
返信する
Unknown (Q)へ (ヴェンゲル教徒の一員)
2006-11-10 17:34:09
元々私はArsenalファンで、この試合も生中継で視ました。今回私はUnknown (Q)提供のアーセナルの動画を見て、このクラブとりわけヴェンゲル監督が増々大好きになりました。

ヴェンゲル万歳!!
返信する
>>ヴェンゲル教徒の一員さん (ピレス)
2006-11-10 19:57:55
そうですか♪ でも、あのシーンを見て愛情を深めるってのは珍しいですね!
なにか、FAが両者の調査に乗り出すみたいですけど、あのぐらいはテンション上がった際のオマケみたいなもんなんで、両者お咎めなしになってもらいたいですね~。
返信する