陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

千曲川 第13戦  お・手・あ・げ・

2010-09-06 22:50:06 | 釣行記 千曲川編
「水少ねぇ~、水も澄んでるし水温高い~、鮎師(コロガシ、友釣り)多いねぇ~!!」
9月になって一週間が過ぎようとしているのに、暑すぎるし。

今の千曲川、ヤマメを釣るには何にも良い条件が見つかりません。
他に年券を買っている利根、魚野川に行けば多少は条件も変わるのでしょうが・・・。
とてもとても、今の体調では行く気がせず。
そんなわけで、今日も千曲に参戦です。


場所は主に下流部ですが、何箇所か転戦しました(余儀なくされたというのが本当の所です)。

釣り開始から5分で、一匹目が釣れた

ヤマメ 25センチ

幸先は良いが・・・。
この時期には、良型として素直に喜べる大きさではない。
それに、今年陥っている例のパターンが頭を過ぎる。
そう、朝の一匹目が、その日の最大サイズになってしまうという悪いパターンだ。
何はともあれ、早いテンポで釣り上がっていくことにする。
今日の本命ポイントと目していたポイントにも、すぐに到着。
だが、しかしその対岸には。
「何も、こんな早い時間からコロガシなんかしなくてもいいだろうに」これはまあ、お互い様だけど。
そう、コロガシ竿をブン回すオッチャンが・・・。
「あ~あっもう、どうしようか」
当然、本命ポイントはスルーだが、一応は釣り上ってみることにした。
しかし、水が少なすぎる。
例年ならば型の良いのが入っているはずのポイントからも、反応は無し。
あまり暑くならない内に、少しでも多くの場所を探ってみるかと、早々に見切りを付け場所移動。

だが、行く先々には既に鮎釣り師が陣取っている。
その繰り返しで、戦意は失せ、お手上げ状態。
あそこを流せたらなぁと思えるポイントは、指を咥えて見ているだけ。


空いているポイントから釣れてくるのは、このサイズ


アマゴ2態
小さいけどメチャクチャ綺麗だったので、思わず写真に撮りました。

他には、コロガシの仕掛けも何本も釣りました。
これには閉口。

今の体調から、こちらに来年があるのかどうか分からないが、
「もっと大きくなってから来年再会しようね」と言って、リリースまたリリース。

こうして、夏の暑い一日は終わった。
大物には出会えないまま。
例のパターンも、パターン通りに終わった。

今月、あと2回行けるかな?
今の暑さと減水じゃ、もう終わったような気がしないでもないが。

ハァ~、しかし・・・。
2時間を超えて釣りをすると、相も変わらず酷い血尿と手足の痙攣が・・・。
体中痛くて痛くて。
何で、こんな思いまでして釣りをするのか?
今日も、10回くらいは転んだし、もう本当にヤバイかな(釣りをすることが)と思ってしまう。
楽しいんだか、苦しいんだか、自分でもさっぱり分からない今日この頃。


付記
鮎はまだまだ釣れていました。
トロ瀬を歩いていると、足元にも結構な数が確認できました。
雨が降らず、水が綺麗になっているのが良いのでしょうね。
今年は遅い時期まで賑わってしまいそうです。

ヤマメ釣りには一雨欲しいところですが、最近の千曲川はすぐに泥濁りになってしまって、どうもいけません。
しかもこの濁り、なかなか引いてくれません。
これには訳があるようですね。(ここでは書きませんが)
その訳を漁協でも把握しているようですが、漁協の手の及ばぬ所だそうです。
とは、さる地元の人間に聞いた話しですが。

ちょっとばかり難しい問題のようです。