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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

コーヒーノート 視覚障害者支援の一助に

2018年04月20日 10時55分04秒 | 障害者の自立

コーヒーバッグを開発

 入谷のコーヒーショップ「コーヒーノート」はこのほど、ユニバーサルデザインのコーヒーバッグ「DOT(ドット)コーヒー」を開発した。目が不自由でもお湯に入れるだけで作れるというもので、開発には県視覚障害者情報センター「神奈川ライトハウス」(入谷)も協力。売り上げの一部は、NPO法人神奈川県視覚障害者福祉協会に寄付される。

 「D(誰もが)O(おいしく)T(作れる)コーヒー」をめざして作られたDOTコーヒー。包装箱の裏には、点字でコーヒーの淹れ方が説明されている。

 座間駅近くにあるコーヒーノートにはしばしば、ライトハウスの利用者が来店していた。同店の大森博店長は、「より簡単に、自分でおいしく淹れられるコーヒーを作れないか」と、昨年6月から商品開発を開始。たどり着いた案が、ティーバッグのようにお湯の中に入れるだけで飲める、「コーヒーバッグ」だった。

手の差し伸べ方表紙に記載

 パッケージには7種類のイラストが描かれており、街中で目の不自由な人と出会った際にどういう行動を取ればよいかが記載されている。これは、ライトハウスの福喜多恭子所長や、同施設の運営母体であるNPO法人神奈川県視覚障害者福祉協会の鈴木孝幸理事長が監修したもの。福喜多所長は「理解が広がると、視覚障害者も活動しやすくなる」と語る。

 「目の不自由な方にとって、コーヒーを淹れる作業は難しい。人の手を煩わせないようにと、飲みたくてもなかなか言えない方もいる」と福喜多所長。今回のDOTコーヒーについては「手軽にインスタントよりおいしく飲めて、利用者も喜んでいる」という。

左から大森さん夫妻、鈴木理事長、福喜多所長

2018年4月20日      タウンニュース


高齢化する障害者、安心して過ごせるよう

2018年04月20日 10時40分58秒 | 障害者の自立

平屋でバリアフリー 社会福祉法人が行橋市に完成 

 社会福祉法人・共生の里(本部・行橋市南泉)が運営する「グループホーム共生の里 そよかぜホーム」が同市矢留の住宅地の一角に完成した。障害者の共同生活援助事業で、高齢化する障害者に対応し、安心して過ごせる住環境を備えた。

  施設は延べ床面積347平方メートルに平屋建てを建設。入居10室にトイレ5カ所、浴室2カ所、食堂を備え、広い廊下で車いすが楽に通れるバリアフリー設備。職員の宿直室もある。4月1日から開所している。総事業費約7000万円。公益財団法人JKAのオートレース公益資金から補助を受けた。

 グループホームは15年前から5カ所(合計定員37人)を、行橋市やみやこ、苅田両町に設置している。しかし2階建てや廊下が狭いなどの理由で車いすが使えなかった。このため入浴や階段の上り下り、夜間の見回りなどに支障が出ていたが、そうした点も改善した施設となった。

 管理者の金子久美子さんは「障害者を支える家族も高齢化しており、安心して生活できる環境を目指したい」と話している。

毎日新聞       2018年4月19日