ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

潜在障害者 16年、増加137万人 手帳持たず日常生活困難

2018年04月11日 13時33分41秒 | 障害者の自立

 食事や買い物、排せつなど日常生活に不自由さを感じながら、障害者手帳を持たず、福祉サービスを受けていない潜在的な障害者が2016年12月時点で推計137万8000人に上ることが、厚生労働省の調査で分かった。5年前の前回調査より4万9000人増えた。

毎日新聞        2018年4月10日


全国の障害者、推計936万6千人…人口の7.4%に

2018年04月11日 13時28分41秒 | 障害者の自立

 厚生労働省は9日、身体や精神などに障害のある人が、全国で約936万6000人に上るとの推計を公表した。全人口の約7.4%にあたる。

 前回推計(2013年公表)より約149万人増えた。身体障害者は約436万人(前回より約42万3000人増)。知的障害者は約108万2000人(同約34万1000人増)、精神障害者は約392万4000人(同約72万3000人増)だった。

 いずれも、65歳以上の高齢者の割合が高まった。

2018年4月10日        読売新聞


お年寄りや障害者の特別観桜会

2018年04月11日 12時43分35秒 | 障害者の自立

 大阪の春の風物詩「桜の通り抜け」が始まる前日の10日、お年寄りや障害者を招いた「特別観桜会」が、大阪市北区の造幣局であった。混雑を避けて桜を楽しんでもらおうと、毎年一般公開に先立って実施されている。

 今年の「通り抜け」は、造幣局の南門から北門までの約560メートルに134品種349本の桜が並ぶ。造幣局によると、今が見ごろ。約2500人のお年寄りたちは写真を撮ったり、木の下でお弁当を広げたりと、一足早い「通り抜け」を楽しんでいた。大阪府松原市の吉田チズヨさん(70)は「足腰が悪いので、混雑を気にせずにゆっくり花を見られるのがうれしい」と話していた。

 一般公開は11~17日の午前10時~午後9時(土日は午前9時から)。南門から北門への一方通行。問い合わせはハローダイヤル(050・5548・8686)。 

造幣局の桜の通り抜けが始まるのを前に開かれた特別観桜会を楽しむ人たち
 
毎日新聞

知的障害者も選挙行きやすく 秩父で22日の市議選前に勉強会

2018年04月11日 12時32分13秒 | 障害者の自立

 知的障害者に選挙への関心を深めてもらう勉強会が、秩父市の社会福祉法人清心会であった。約50人の障害者が、投票所での流れや、補助者に投票の手助けをしてもらう「代理投票」の仕組みなどを学んだ。同市では15日告示、22日投開票で市議選が予定されており、立候補予定者から話を聞く機会も設けられた。 

 清心会法人本部の大会議室。施設長の岡部浩之さんが、受講者にこれまでの投票での体験を尋ねた。

 「候補者の名前を間違えないように書けるかどうか、気になった」など、有権者や立会人ら健常者ばかりの投票所で「壁」を感じるとの声が上がった。

 知的障害者など成年被後見人の選挙権は二〇一三年の公職選挙法改正で回復した。今回勉強会を開いたのは、障害者にとって候補者の公約や投票の手順が理解しにくく、今なお投票から足が遠のいている人が多いとの判断からだ。

 勉強会は、架空の選挙を設定、五人の立候補者の「公約」を聞いた後、投票箱に一票を投じた。清心会の呼び掛けに応じた、実際の秩父市議選の立候補予定者九人も会場に駆けつけ、それぞれの活動を報告した。

 勉強会に臨んだ秩父市の会社員浅見悠紀子さん(31)は「初めて議員の人の話を聞いた。いろいろと地元の問題を考えていると感じた」と述べた。

 秩父市の作業員栗島京子さん(44)は「これまで投票したことがない。字がうまく書けないので、次の市議選は代理投票で一票を入れてみようと思う」と笑顔を見せた。

 清心会は知的障害者のためのグループホームや通所サービスなどを展開。主に秩父地域に住む十八~八十八歳の延べ三百人以上の生活を支援している。

 
写真

投票の体験をする受講者

2018年4月10日         東京新聞


障害者の意思疎通スムーズに 京都・長岡京市の窓口

2018年04月11日 11時44分47秒 | 障害者の自立

 京都府長岡京市は、障がい者基本条例の施行(4月1日)を受け、障害者の一層の社会参加に向けた取り組みを始める。窓口対応でのスムーズな意思疎通を目指し、イラストを用いた「コミュニケーション支援ボード」を導入したり、さまざまな障害への理解を広げる運動に乗り出したりする計画。市障がい福祉課は「少しの手助けが当たり前にあるまちになりたい」とする。

 ボードは、市役所の各課窓口や中央公民館、西山公園体育館など約50カ所で10日から使い始める。聴覚や知的の障害者などを対象に想定。ボード記載のイラストを指して「どこに行けばいいか、わからない」「いたい・くるしい」などの用件を告げられ、「証明書がほしい」「高齢者・介護」などと具体的に選択できる欄も設ける。

 5月には「あいサポート運動」を開始。視覚や聴覚の障害、肢体不自由や依存症、発達障害や高次脳機能障害など、各種障害の特徴や、必要とされる支援の内容を周知する。

 一般応募の住民向けの他、自治会など地域の集まりや市民サークル、企業の職員研修に市職員が赴いて講義する計画。受講者を「あいサポーター」に認定してバッジを渡し、日頃から身につけてもらって「助けられる」との意思を可視化する。

 また、市の政策形成へ障害者が積極的に関与できる環境を整えるため、内規の「審議会等の運営手引書」を改定済み。重要案件に関わる審議会で「障がいのある人の意見を反映できるよう努めて」と明記した。本年度から「市防災会議」や「市国民保護協議会」など複数で障害の当事者が委員に加わる予定という。

 障がい者基本条例は、昨年12月に市議会で成立。市の責務として、障害特性に応じた情報取得や意思疎通への支援などを定めた。

長岡京市が市役所窓口などで導入する「コミュニケーション支援ボード」の見本。

筆談対応を示す「耳マーク」も掲げ、スムーズな意思疎通を目指す。

2018年04月10日    京都新聞