ゴエモンのつぶやき

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知的障害者サッカー 普及へ県連盟設立 /鹿児島

2018年04月02日 11時05分05秒 | 障害者の自立

 「鹿児島県知的障がい者サッカー連盟」の設立総会が31日、鹿児島市であった。九州では福岡、長崎、大分、沖縄に続く5県目の連盟設立で、知的障害者のサッカー普及や選手強化に取り組む。

  設立総会では水流(つる)純大(すみひろ)会長が「競技に親しむ機会をたくさん設けて、生き生き明るく生活するバックアップをしたい」とあいさつ。県選抜チームと県高等特別支援学校サッカー部の交流試合もあった。
 
  鹿児島県ではこれまで生涯スポーツなどを応援する「NPO法人スポーツライフかごしま」が県選抜チームの練習や小学生対象の教室などを続けてきた。今後は県連盟が競技の更なる普及促進を目指して指導者の育成にも力を入れる。
 
毎日新聞   2018年4月1日
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重度障害者のいる家庭への支援はまだまだ足りないと

2018年04月02日 10時51分46秒 | 障害者の自立

 重度障害の娘がいるフリーライターの児玉真美さん(61)=広島県呉市=が31日、兵庫県加古川市加古川町寺家町の播磨生活創造センター「かこむ」で講演した。障害者の子どもと支援する親のあり方などについて話し、市民ら約40人が耳を傾けた。

 加古川市のNPO法人「知的障がいを持つ人の余暇活動をサポートする会」が主催。児玉さんの長女・海さん(31)は、重度の知的障害と肢体不自由がある。現在は施設で暮らし、週末は児玉さんが自宅で食事や入浴などの介護に当たる。

 児玉さんは自身の経験から、重度障害者と介護する親の間には「支配する側・される側の関係が生じる可能性が潜む」と話す。「子の権利を踏みにじらないよう、本人の意思を尊重することが大切」とした。

 また、2004年に米国で起こった論争を紹介。重度障害の6歳女児に、父親の提案で子宮や乳房の切除手術が行われた。肯定する意見も少なくなかったといい、「人間を機能や能力で評価し、『その人がその人であること』を認める意識が希薄な社会になりつつあるのでは」と危機感をあらわにした。

 一方、重度障害者の両親や介護者に対する支援の不足についても指摘した。介護者の高齢化や、障害者の成人後も親の支援が欠かせない実態に対し、児玉さんは「少しでも社会の関心を高めることが問題解決の糸口になる」と訴えた。

重度障害者やその家族に対する支援について話す児玉真美さん=播磨生活創造センター「かこむ」

重度障害者やその家族に対する支援について話す児玉真美さん

 主婦(58)=稲美町=は「重度障害者のいる家庭への支援はまだまだ足りないと思う」と話した。

2018/4/1   神戸新聞NEXT


朝ドラ『半分、青い。』脚本の北川悦吏子はずっと「障害者と恋」を描いていた

2018年04月02日 10時45分19秒 | 障害者の自立

 42日より放送を開始する2018年度上半期の連続テレビ小説『半分、青い。』は、第98作目の朝ドラとなる。ヒロインを務めるのは永野芽郁(めい、19)、脚本は北川悦吏子(56)、主題歌は星野源『アイデア』。共演者には、佐藤健(29)、矢本悠馬(27)、松雪泰子(45)、滝藤賢一(41)、原田知世(50)、谷原章介(45)、風吹ジュン(65)、豊川悦司(56)、中村雅俊(67)が予定されている。北川いわく、『半分、青い。』は、「朝ドラの革命」。彼女がこの作品で伝えたいこととは何なのか。

 物語は、ヒロインの楡野鈴愛(にれの・すずめ 演:永野)が誕生する1971年から始まる。岐阜県東部の田舎町で生まれた鈴愛は元気にすくすくと育つも、小学3年生の時に左耳の聴力を失う。しかし、鈴愛は持ち前のユニークな感性を発揮して雨音が片側しか聞こえないことを面白がるようになる。迂闊な面もあるが決して失敗を恐れない鈴愛が、少女漫画家を目指して上京し、挫折や結婚・出産・離婚を経験しながら、高度経済成長期の終わりから現代までを駆け抜ける――。

 脚本を手がける北川悦吏子は大ベテランながら、以外にもNHKの朝ドラは初。“恋愛ドラマを書いている人”というイメージが強いのは、『素顔のままで』『あすなろ白書』『ロングバケーション』(フジテレビ系)や、『愛していると言ってくれ』『最後の恋』『ビューティフルライフ』『オレンジデイズ』(TBS系)などのヒット作がいずれも、男女の恋愛を描いているからだが、しかしそれだけではない。『愛していると言ってくれ』の豊川悦史が聴覚障害、『オレンジデイズ』は柴咲コウが聴覚障害で上野樹里も脚の障害、『ビューティフルライフ』の常盤貴子は車椅子生活。北川作品は恋愛ドラマでありつつ、ヒロインが何らかのハンデを持ち、周囲がそれを受容していくヒューマンドラマとしての側面が強いものも多いのだ。今あらためて見返せばその内容には議論の余地がある作品群かもしれないが、ともかくも当時はブームを巻き起こしたと言えるほどの人気を博していた。

 実は北川自身、「10万人に1人の割合で発症するといわれる病」に二つかかったことを公表している。『半分、青い。』のヒロインの設定と同じく、左耳の聴覚は失っているという。もともと腎臓に持病があった彼女は、16歳の時に「子どもは産めない」と医師から告げられていたが、1993年に結婚し、1997年に「思いがけず」妊娠、長女を無事に出産した。しかし身体の負担が大きかったのか、1999年、人間ドックで「炎症性腸疾患」という難病指定の疾患が見つかり、闘病生活が始まった。再燃と寛解を繰り返し、2010年に大腸の全摘出手術を受けようやく症状が落ち着いたが、今度は2012年に突然左耳が聞こえなくなり、「聴神経腫瘍」と診断される。度重なる病に「どうして私ばかり」と泣いたこともあったが、かつて自身が書いた『オレンジデイズ』のセリフを思い出し、励まされたのだという。

 『半分、青い。』は、北川からNHKに企画を持ち込んだという。自身が左耳の聴力を失い「傘を差すと左側だけ音がしないことが面白くて、これはドラマになる」と思い、民放ではなく「朝ドラでできたら画期的」だと考えたとのことだ。北川は1961年生まれだが、時代背景を70年代~現代にしたのは、1971年(ヒロインの誕生した年)は多くの子どもが生まれた年だから「たくさんの人に共感してもらえる」と思ったからだという。物語の舞台となる岐阜は、北川の生まれ故郷でもあり、彼女自身がヒロインに投影する部分は大きいのだろう。北川は2013年から15年にかけて中部日本放送の制作で岐阜県を舞台にした大人の男女の恋愛を描く単発ドラマを三本執筆している。

 かつて“恋愛の神様”と呼ばれる稀代のヒットメーカーだったとはいえ、もう10年ほどヒットからは遠ざかっている北川悦吏子。2009年以降は3本の映画脚本も手掛けているが、2012年公開の中山美穂主演作品『新しい靴を買わなくちゃ』は惨敗、酷評されるなど、バブル期の残り香を引きずってもいたようだ。『半分、青い。』はいわゆる恋愛ドラマではなく、長丁場の朝ドラならではの「ほっこり」も求められていくが、北川が「革命」と自信を持つからには、いわゆる“朝ドラらしさ”からは逸脱した作品に仕上がっていくのかもしれない。ともあれまずは一週目の放送が楽しみだ。

2018.04.01   wezzy


ブドウ苗木500本植樹 いわきの障害者支援NPO

2018年04月02日 10時36分44秒 | 障害者の自立

 障害者の就労支援を手掛けるいわき市のNPO法人みどりの杜福祉会は31日、市内好間町で運営するいわきワイナリーで春の植樹祭を開催した。
 職員や施設利用者ら約60人が赤ワイン用の品種「メルロー」の苗木約500本を植えた。ひまわり信用金庫(本部・いわき市)の台正昭理事長や東京の城南信用金庫(本店・東京都品川区)の川本恭治常勤理事・業務本部長らも参加した。
 ブドウ畑は水石山や湯ノ岳、太平洋などが望める高台にある。6月には敷地内にいわきワイナリーで生産したワインや市内産の野菜で作ったピクルスなどの食品、ワイングラスなどを販売する「いわきワイナリーガーデン(仮称)」がオープンする予定。みどりの杜福祉会の今野隆理事長は「自然豊かな景色を楽しみながらワインを試飲できるような場所にしたい」と語った。
 みどりの杜福祉会は福島民報社の第3回ふくしま経済・産業・ものづくり賞(ふくしま産業賞)で特別賞を受けた。

ブドウの苗木を植える(前列左から)今野理事長、川本常勤理事、台理事長

ブドウの苗木を植える(前列左から)今野理事長、川本常勤理事、台理事長

2018年42日   福島民報


不妊目的で放射線 厚生省「研究」容認 旧優生保護法

2018年04月02日 10時13分14秒 | 障害者の自立

 旧優生保護法(1948~96年)が禁じた「不妊のためのレントゲン(X線)照射」について、旧厚生省が49年、学術研究が目的ならば「さしつかえない」と容認していたことが判明した。現在の医学的知見では、卵巣や精巣に一定のレントゲン照射をすると生殖機能が失われ、周辺の臓器にも障害が出る恐れが分かっている。同法で不妊手術を強制されていた障害者らが、危険な研究対象にもなっていた疑いがあり、専門家は実態の解明が必要だと指摘する。

 京都府立京都学・歴彩館(公文書館)に保管されていた、旧厚生省公衆衛生局長名の通知文など複数の写しを毎日新聞が入手した。

 通知文は京都府の問い合わせに対する回答で、京都大医学部から研究目的の「レントゲン照射の可否」について見解を問われた京都府が同省に照会していた。京都府はその際、優生保護法がレントゲン照射を禁じていたため、「学術研究の特種の場合として認めてよろしいか疑義がある」との意見を付した。

 これに対し、厚生省は公衆衛生局長名で「(レントゲン照射は)優生保護法第28条の規定によって禁止されている」と指摘しながらも、「大学(医学部)等において学術研究を目的としてこれを行うことは、さしつかえないと認められる」と明記した通知を、京都府知事宛てに送付した。

 同館には、京都府が厚生省見解を京大と京都府立医大に伝えたことを示す文書が残されているが、実際に照射が行われたかの記録は確認できなかった。

 筑波大の陽子線医学利用研究センター(茨城県)長の坪井康次教授によると、レントゲン照射により卵子や精子の未分化細胞が分裂できなくなり、不妊につながることが分かっているが、現在は不妊目的の放射線照射は行われていない。被ばくによるがん化や腸炎などの障害を引き起こすなど、人体への危険性が極めて高いためだ。

 厚生労働省母子保健課は「(通知の)原本が確認できないためコメントを控える」と回答。京大の広報担当者は「資料が無いため確認ができない。コメントは控える」とし、京都府立医大の広報担当者も「資料が確認できず、コメントできない」と答えた。

「お墨付き」の責任大きい

 旧優生保護法の問題に詳しい敬和学園大の藤野豊教授(日本近現代史)の話 法律の施行直後から、国が違法なレントゲン照射にお墨付きを与えていたことを示す。不妊の確実性や人体への影響を調べる目的だとしても、自らの意思を表せない障害者らが対象にされていた可能性があり、国の責任は大きい。照射の有無を含め解明が必要だ。