ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「筆談ホステス」が初議会 聴覚障害者向けのシステム導入

2015年05月27日 01時31分59秒 | 障害者の自立

 「筆談ホステス」として知られ、4月の東京都北区議選でトップ当選した斉藤里恵氏(31)が26日、初めて区議会の臨時会に出席した。区議会は耳が不自由な斉藤区議の活動を助けるため、聴覚障害者向けのシステムを導入した。議会事務局によると、全国で初めての試みだという。

 新しいシステムは、議会や委員会での発言を専用ソフトが文字に変換し、議会が貸与するタブレット端末に表示する。上下とも白のスーツで出席した斉藤区議は、議席に置かれた端末を熱心に見たり、隣の議員から筆談で説明を受けたりしていた。議長を選出する際には、演壇近くで立会人も務めた。

 臨時会のため東京都北区議会に登庁した斉藤里恵区議=26日午前

2015年5月26日     東京新聞


県の障害者相談、2年連続増 14年度

2015年05月27日 01時28分25秒 | 障害者の自立

 県は25日、「障害のある人もない人も共に生きる熊本づくり条例」に基づいて設置している相談窓口に、2014年度は163件の相談が寄せられたことを公表した。窓口を開設した12年度から、2年連続で増加した。

 相談の内訳は、暴言や身体への「虐待」が25件、施設のバリアフリーなど「合理的配慮」が18件、福祉、医療、雇用、教育などの差別的な対応に関する「不利益取り扱い」が7件、意見や要望など条例対象外の「その他」が113件。

 主な事例としては「保育所から障害のある子どもの受け入れを拒否された」「会社の試用期間に持病が進み、正式採用されない」「精神障害を理由にアパートを貸してもらえない」などの相談があったという。

 相談のうち149件については、県の相談員が年度内に対応を終えたが、相談者が相手方への気兼ねなどから、具体的なあっせんや調整を望まなかったケースもあるという。県障がい者支援課は「問題がすべて解決したわけではない。今後も県民の理解促進に留意しながら相談活動に取り組む」としている。

2015年05月25日    熊本日日新聞


口腔ケア製品で障害者雇用を創出 トライフ・手島大輔社長

2015年05月27日 01時20分38秒 | 障害者の自立

 優れた抗菌性と安全性を兼ね備えた世界初の口腔(こうこう)ケア製品が注目を集めている。この革新的な製品「オーラルピース」で事業展開しているのはバイオベンチャーと社会起業家の2つの顔を持つ手島大輔トライフ社長。この事業を通じて障害者の仕事創出にも取り組んでいる。今年2月には中小企業基盤整備機構主催の「ジャパンベンチャーアワード2015」で最高位の「経済産業大臣賞」を受賞した。

 --口の中を清潔にする口腔ケア市場が拡大している

 「口腔ケアは健康維持につながると注目されている。口腔内トラブルに悩む高齢者、障害者は増えているからだ。国内市場規模は約1200億円で年率3%の成長が見込める。しかし従来製品は、化学原料のため殺菌効果があっても誤飲すると危険だったり、天然原料のため誤飲による人体への影響がなくても瞬時の殺菌効果がなかったりした。オーラルピースは世界で初めて抗菌効果がありながら飲み込んでも大丈夫な100%天然原料のオーガニック製品だ」

 --高い抗菌効果と安全性を両立できた理由は

 「口腔内のトラブルの原因となる虫歯菌・歯周病菌・誤嚥(えん)性肺炎原因菌への優れた殺菌効果がある『ネオナイシン』を配合したからだ。これは、おからに住む植物性乳酸菌がつくるペプチド(タンパク質)『ナイシンA』と梅エキスを組み合わせてつくる。瞬時に菌に穴を開けて殺菌しながら、誤飲しても体内消化酵素で速やかにアミノ酸として分解されるので安心だ」

--ターゲットは

 「誤嚥・誤飲してしまいがちな高齢者、病気や障害などにより自分で口腔ケアが難しい人、乳幼児や化学製品過敏症の人も使ってほしい」

 --新製品も登場した

 「ミントフレーバーの『スカイミント』、ユズやオレンジの甘く優しい味で低刺激な『サンシャインオレンジ』を4月10日に発売。アウトドア・スポーツ愛好家や女性、子供も新たな需要層として訴求していく。9月にはペット用も売り出す」

 --障害者の仕事も生み出している

 「働く障害者の工賃は安く、継続して収入を増やしていくことは難しい。そこで障害者の仕事づくりに取り組んだ。社会的に価値があり競争力も高い製品を開発できたので、継続的に仕事を提供できる。全国の障害者施設を販売代理店にして地元の高齢者などに製品を届けるビジネスモデルを創りだした」

 --今後の展開は

 「今年3月にドイツ・ニュルンベルクで開かれた欧州最大の介護製品見本市に出展、高い評価を得た。国際的なオーガニック認証機関であるネイトゥルー認証を4月に取得、これを機に今秋にも欧米に進出する予定。今期の売り上げは1億円を見込むが、ネオナイシンを使った新市場参入や他分野企業との提携などで10年後には100億円の売り上げを目指す」

【プロフィル】手島大輔

 てしま・だいすけ 明治大法卒。1993年内田洋行入社、トーマツコンサルティング(現デロイト・トーマツコンサルティング)、イデアインターナショナルを経て、2006年トライフ設立し社長。45歳。東京都出身。

2015.5.26     SankeiBiz


当事者の思い形に 障害者の母親ら開設 NPOを発足、3年で実現 桜井 /奈良

2015年05月27日 01時16分13秒 | 障害者の自立

 障害がある子供を持つ桜井市在住の母親ら8人が中心となり、今月1日に生活介護施設「日和(ひより)」を同市浅古に開設した。「当事者だからこそできる支援を」とNPO法人を発足させて3年。地域住民や行政の協力も得て完成させた待望の施設だ。【日向梓】

  桜井市郊外の住宅地にある「日和」。「安心して気持ち良く過ごせる場所を作りたかったんです」。同施設を運営するNPO法人「ひかりの森」理事長の小野弘美さん(54)は、手足のマッサージを受ける長女満美(まみ)さん(32)を見つめて言った。

 「日和」は心身に重い障害のある人たちを対象に、食事や入浴の介助のほか、体の動きを良くするストレッチなどのサービスを提供。利用者がゆったりとつかれる大きなバスタブ、明るく広々とした機能訓練室などを備えている。

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 「ひかりの森」は小野さん、副理事長の樋上千香さん(56)ら母親8人が2012年に設立した。8人は同市の「肢体不自由児・者父母の会」で知り合い、20年以上にわたって交流。その中で「重い障害のある子は養護学校を卒業後、家で過ごす例が多い。子供や家族がゆとりを持つ時間が必要と考えた」(小野さん)という。

 重度障害者らの日常生活のサポートを目指し、同年5月から訪問介護事業を始めた。ただ、樋上さんは「訪問では限界があった」と振り返る。当時は入浴や食事の介助が主な業務内容。1〜2時間の訪問中、家族は外出せず家で立ち会うケースがほとんどだった。

 子供たちを預かり、家族の負担を減らす場所が必要だと感じ、施設建設を目標に据えた。

 土地は所有者の賛同を得て、駐車場になる予定だった場所を提供してもらい、借り受けた。県の担当者とは許認可や補助金について折衝。「これまで書いたことがない」(小野さん)ほどの書類を作った。国と県の補助金、メンバーがためた積立金、居宅介護の収益で費用約6000万円のめどを付けた。

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 そしてたどり着いた開業。小野さんらは「奇跡のよう。本当に多くの方々に助けていただいて今日がある」と喜ぶ一方、「これからがスタート」と気を引き締める。

 今後はレクリエーションなどサービスを充実し、手足の機能を高めるマッサージの勉強会を開くほか、現在は仕出し弁当などの食事も自前調理を検討中だ。さらに居室を活用した宿泊を伴うショートステイの受け入れを目指している。「地域の方にも恩返ししていきたい」。小野さんらメンバーは意気込んでいる。

 月〜金の午前9時半〜午後3時半に開所。土日祝日、年末年始は休業。定員20人。問い合わせは日和(0744・43・5370)。
 
毎日新聞 2015年05月26日 地方

発達障害告白の栗原、ブログで思い

2015年05月27日 01時11分34秒 | 障害者の自立

 25日に放送されたNHK『あさイチ』で発達障害の一つである注意欠陥障害(ADD)であることを告白した、モデルで俳優の栗原類(20)が同日、自身のブログを更新。改めて発達障害について説明するとともに「僕が発達障害者であっても、そうでなくても僕は僕だし 僕の個性が人を笑わせられるほど面白いのであれば それはコメディ俳優を目指している僕にとっては本望です」と心境をつづった。

<テレビ番組で>栗原類、発達障害を告白

 発達障害について知ってもらういい機会だったという栗原。「ご覧頂いた方々の反応も暖かく僕が伝えたかった事をちゃんと伝える事が出来て凄く嬉しかったです」とつづると「ただ僕は僕であり、今までとこれからが何も違う事はなく僕にとっては一本の道が繋がっていてそこを歩いているだけです」との思いを明かした。

 番組でも触れたが症状については改めて「小学校や保育園での他の子供達の怒鳴るような歌声に耐えきれなかったり 習慣を乱されると“気持ち悪くなる”とかは今でもすごく感じます」と説明し「小さい頃から経験してきた物はある程度の訓練を受けていけば少しは“柔軟性”を身につける事は可能です」と自身の体験談も踏まえアドバイスした。

 また、ファンに向け「僕の行動に関して今まで面白いとバラエティで笑ってくれた方々、僕が発達障害者だと知ったから”笑っちゃいけない”とは思わないでください」と呼びかけ「僕が発達障害者であっても、そうでなくても僕は僕だし 僕の個性が人を笑わせられるほど面白いのであれば それはコメディ俳優を目指している僕にとっては本望です」とつづっている。

 番組では“どう向き合う? 夫の発達障害”というテーマで発達障害について特集。栗原は「アメリカに引っ越したばかりだったから言語的な問題もあったんですが、担任の先生が、行動的な場面もおかしいと思ったので診察を受けてはどうですかと親に言って、ADDであることがわかったんです」と告白した。

2015年5月25日     asahi.com