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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者が地産地消食堂…空知総合振興局

2015年05月06日 02時07分01秒 | 障害者の自立

 岩見沢市にある空知総合振興局の庁舎に「そらかぜ食堂」が11日、オープンする。地元産の食材を使い、障害者らが仕事をする食堂。障害者の雇用と地産地消とを進める試みとして期待されている。

 食堂は、誰でも利用できる。市内で障害者の働くおにぎり屋やパン工房、カフェなどを展開している社会福祉法人「空知の風」が運営。食堂では障害者3人を雇用し、調理を担当してもらう。将来は5人に増やす。

 メニューは、日替わりの定食や麺類が中心だ。市民のソウルフードとされる「げそ丼」(イカの足の天ぷらをのせた丼ご飯)もメニューに加えた。昨年閉店した発祥の店の店主にアドバイスを受けて、試食してもらい、「この味なら後継にしてもよい」とお墨付きを得た自信作。同法人が他の場所で運営するおにぎり屋やパン工房の商品も販売する。地元産の小麦や米に加え、切り干し大根など、空知地方の障害者施設で生産されたものを使う。

 庁舎には元々、食堂があったが、3月いっぱいで撤退。振興局は新しい出店者を募集したが、応募がなかったため、年約170万円の賃料を全額免除して再募集、空知の風が選定された。振興局庁舎の食堂に障害者関連の社会福祉法人が出店するのは、檜山振興局に続き道内では2番目となる。

 空知の風の成沢哲雄理事長は「就労支援の充実にもつながる。障害者が意欲と誇りを持って働けるように運営していきたい」と話し、振興局の山根康徳局長は「地域の方に幅広く利用してもらい、大いに愛される憩いの場になってもらいたい」と期待している。

 営業時間は、平日の午前10時から午後3時半。午前11時半から午後1時半のランチタイムのみ食事ができ、それ以外の時間帯はコーヒーやロールケーキなどを提供する。

2015年05月05日     The Yomiuri Shimbun

そらかぜ食堂で試食する振興局職員ら(4月28日、岩見沢市で)

そらかぜ食堂で試食する振興局職員ら(4月28日、岩見沢市で)


障がい者の就労支援のウェルビーが福岡、熊本に拠点を開設

2015年05月06日 02時01分06秒 | 障害者の自立
障がい者の就労支援のウェルビー

ウェルビー株式会社(本社・東京都千代田区)は、精神障がい、身体障がい、知的障がいの人を対象としたパソコン研修、ビジネスマナー研修など実践的なスキルの習得をサポートする就労移行支援サービスを提供。また当事者が就職後も定期的に就職先との面談などを実施し、就職支援と職場定着支援に力を入れている。

実績のある職場定着支援

同社はこれまでに関東近郊を中心として23事業所を展開、2015年2月26日時点での総就職者数は315名となった。さらに職場定着支援が功を奏し、2014年度の職場平均定着率は80%以上だという。

障がい者雇用に取り組む企業にとって採用だけではなく、離職を防ぎ職場定着を実現することは重要な課題のひとつだ。そのような中で同社の支援は企業にも有益なものだ。

2015年4月1日からの障害者雇用納付金制度改正により従業員数100人を超え200人以下の企業も対象となり、さらに中小企業の障がい者雇用が増え、企業へ一般就職を希望する障がい者も全国的に増加すると考えられる。

関東中心の拠点を全国へ

そこで2015年5月1日(金)に九州地方初となる障がい者就労移行支援センター「ウェルビー福岡天神北センター」と「ウェルビー熊本水道町センター」の2拠点を開設する。

さらに東京都で7拠点目の「ウェルビー八王子駅前センター」、埼玉県8拠点目の「ウェルビー新越谷駅前第2センター」の2拠点も開設。同社の国内での事業所数全27拠点となり、関東近郊中心で行ってきた障がい者就労移行支援サービスを全国へ拡大する。

(画像はプレスリリースより)

2015年5月5日     障害者雇用インフォメーション


京都市で障がい者雇用企業見学会バスツアー開催!

2015年05月06日 01時53分37秒 | 障害者の自立
障がい者雇用支援の京都市障害者就労支援推進会議

京都市内で障がい者が生きがいを持って働くことができるよう、京都市をはじめとする各行政から民間まで、各分野の関係機関や団体などが連携して、継続的支援に取り組むための協働機構として2009年に設立された京都市障害者就労支援推進会議。

障がい者を積極的に雇用する企業を見学

同推進会議が、京都市内にある障がい者雇用に関心のある企業の事業主、担当者を対象に『平成27年度第1回障がい者雇用企業見学会バスツアー』を2015年5月19日(火)に開催する。

テーマは「バリエーション豊富な職種を有する企業における、仕事の切り出し方を学ぶ」。活発に職域の開拓を行い、創出された多彩な職種で障がいのある従業員が活き活きと働く企業を見学することで、ダイバーシティを尊重する企業風土やインクルーシブ雇用など障がい者雇用を進めるヒントを学ぶ。

仕事の創出やダイバーシティ尊重などを行う2社

訪問する企業は、1950年創業の株式会社矢野紙器。本業の段ボール製造業以外にも新たな事業を立ち上げ、障がい者の就労支援に積極的に取り組み、現在全従業員20人中、8人が障がいのある従業員。2009年には就労継続A型の就労移行支援事業所を設立。

もう1社は株式会社 ユー・エス・ジェイ。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの企画、運営を行う同社はグランドオープン時から障がい者雇用に取り組み、現在の雇用率は3.62%(2014年6月時点)。ダイバーシティの観点を重要視し、そのための企業努力を行っている。

ツアーの主催・問い合わせ先は京都市障害保健福祉推進室。時間は8時40分から18時30分頃を予定している。定員20名程度(先着順)で参加費は無料。障がい者雇用の先駆的な取り組みやノウハウなど参考になる内容となっている。

2015年5月4日    障害者雇用インフォメーション


障害乗り越え免許取得 田辺市出身の古屋さん

2015年05月06日 01時46分52秒 | 障害者の自立

 和歌山県田辺市新庄町出身で下半身が不自由な古屋祥宏さん(44)=京都市在住=が自動車の運転免許を取得。このほど、車いすのまま運転席に乗り込んで運転できる福祉車両で帰省した。「車を運転するのが長年の夢だった」と話す古屋さん。ドライブを楽しんでいる。

 古屋さんは16歳の時にバイクの交通事故で頸椎(けいつい)を損傷。後遺症による重度の障害で下半身が動かなくなった。

 25歳の時に障害のある知人との出会いがきっかけで京都市に移住。現在、その知人男性が理事長を務める障害者の居宅介護事業を行うNPO法人なごみ(京都市)で働いている。

 2013年10月、京都府の公安委員会や京都市にある自動車学校と折衝を重ね、福祉車両を用いて教習所で運転を習うことが可能になり、半年かかって苦労して免許を取得。その後、福祉車両を購入して「車を運転したい」という二十数年来思い続けた願いを実らせた。

 車はワンボックスカーで、福祉車両を製造する専門メーカーが改造を手掛け、特注の電動車いすに乗ったまま車体後部から運転席に乗り込める。

 指が不自由なためハンドル操作は、運転席左側に取り付けられている棒を手首や腕を使って左右に動かし、運転席右側にあるレバーでブレーキやアクセルを操作する。関西では今のところこの1台だけで値段は約800万円という。

 古屋さんは「周囲の協力で障害があっても車を運転して出掛けられるようになった。努力すれば夢を獲得できることを知ってもらいたい。重い障害で車の運転を諦めている人に、このことを知ってもらって励みになればと思う。僕と同じような思いの人があれば応援したい」と話している。

【車いすのまま運転できる福祉車両に乗る古屋祥宏さん(和歌山県白浜町で)】 

(2015年05月04日更新)   紀伊民報


おおたユニバーサル駅伝:障害や世代超えたすき 参加者募集 31日号砲 /東京

2015年05月06日 01時39分07秒 | 障害者の自立

 障害の有無や世代を超えてたすきをつなぐ「第8回おおたユニバーサル駅伝」(NPO法人ジャパンユニバーサルスポーツ・ネットワーク=JUSN=主催、毎日新聞社など後援)が31日、大田スタジアム(大田区東海1)で開催される。ユニバーサル駅伝は誰もが参加できる東京発祥のスポーツで、今年は1964年東京オリンピックの聖火ランナーも参加予定。同駅伝事務局は、参加選手と伴走サポーター、ボランティアスタッフを募集している。

 同駅伝は、小学生▽60歳以上▽視覚障害者▽車椅子使用者▽フリースタイル(誰でも可)−−の各部門から、主催者が1人ずつ選び5人1組のチームを編成。1区間約1キロの5区間を、走ったり歩いたりしながら目標タイムを目指す。チームには、大学生や専門学校生のチームマネジャーと中高生の伴走サポーターがつく。

 その日に出会った人たちがスポーツを通し、互いの違いを理解し合えるのが特徴。2002年に新宿区で始まり、08年からは大田区でも「おおたユニバーサル駅伝」として毎年開催している。

 駅伝を発案したJUSNの李節子理事長は「誰もが同じフィールドに立てるユニバーサルスポーツの心地よさを世界に発信したい」と話す。五輪からパラリンピックまでの間の期間、国籍や障害の有無、世代を超えて、多くの人が一緒に東京の街を駆け抜けることができれば−−。20年の東京五輪・パラリンピックで、両大会をつなぐような駅伝の開催にも夢をふくらませる。

 選手、伴走サポーター、ボランティアの申し込み締め切りは11日。JUSNホームページ(http://www.jusn.org)からの申し込みも可。問い合わせは事務局(03・5753・3860)へ。

2013年のユニバーサル駅伝大会で、たすきリレーをする選手たち=東京都大田区の大田スタジアムで、西本勝撮影

毎日新聞 2015年05月05日 地方版