ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

シンクロ支え合って 名古屋の障害者ら、京都の祭典へ

2015年05月10日 01時33分12秒 | 障害者の自立

 障害のある人も、ない人も一緒に取り組む障害者シンクロナイズド・スイミングの祭典「フェスティバル」が10日、京都市である。東海地方で唯一のチーム「名古屋ベルーガ」は18回連続の出場に向け、練習に励んでいる。

 「顔を上げた時、いつも誰かがむせてるの。むせたらダメ~」

 4月25日、名古屋市障害者スポーツセンターの室内プール。コーチの杉浦真代さんが身ぶりを交えて指導すると、真剣な表情のメンバーが一斉に笑った。約2時間の練習中、常に笑い声がプールに響く。

 ベルーガの発足は1997年。シンクロの経験があった杉浦さんが東京で障害者シンクロを見たことがきっかけ。「足が使えなければ手を使えばいい。1人で立てなければ誰かが助ければいい。出来ないことなんて無いんだ」と衝撃を受け、「名古屋でも広めたい」と立ち上げた。

 5年前に始めた会社員の高田秀一さん(31)は、脳性まひのため普段は杖をついて歩く。最初は、浮くこともできなかった。杉浦さんは「沈んだら沈んだまま。こっちが怖かった」と振り返る。

 でも「出来ないかな」と聞くと、「やってみます」と言って練習を繰り返し、やり遂げてしまう。高田さんは昨年からソロの部に出場。「シンクロらしい動きがしたい」と、表現力を意識して練習を続ける。運動不足の解消が目的だったが、今では「シンクロは生活の一部」という。

 河村浩美さんと娘の真由さんは2年ほど前から親子で通う。ダウン症の真由さんは音楽やダンスが大好き。「シンクロをしている」と言うと、「すごいね」と言われるのもうれしい。

 今回はAKB48の「さよならクロール」に合わせ、経験の浅い人たちのチームで演技をする。真由さんは「楽しみ」と笑顔を見せ、浩美さんも「大会は良い目標。親にとっても表舞台です」と話す。

 〈障害者シンクロ〉 1人の「ソロ」、2人の「デュエット」、4人以上の「チーム」など、それぞれ演技者の半数以上が障害者であれば、性別や年齢、障害の種類などに制限はない。フェスティバルは1992年に始まり、今年は21チーム、約270人が参加する。

 ベルーガでは、メンバーやボランティアを募集している。問い合わせはホームページ(http://www7.plala.or.jp/nagoya_beluga/top.html別ウインドウで開きます)からメールで。

写真・図版

全国大会に向け練習を重ねるベルーガの選手たち=4月25日、名古屋市名東区の市障害者スポーツセンター

2015年5月9日    朝日新聞デジタル



世界視覚障害者競技大会、ソウルで10日開幕

2015年05月10日 01時29分34秒 | 障害者の自立

  7日、ソウル汝矣島(ヨイド)イルームセンターのイルームホール。サッカーオランダ代表のヒディンク監督(69)と俳優のキム・ボソンさん(49)、ク・ヘソンさん(31)が一緒に拳を握って「義理(ウィリ)!」(キム・ボソンさんの芸、流行語)と叫んだ。 

  接点がなさそうな3人が集まったのは10日に開幕する第5回ソウル世界視覚障害者競技大会を知らせるためであった。この大会は4年ごとに開催される「視覚障害者オリンピック」だ。2007年から参加した韓国はアジアでは初めて大会を誘致した。陸上・柔道・サッカー・ゴールボール・ショーダウンなど9種目で、60カ国の約1620人の選手団が17日までの8日間、ソウル一円で熱戦を繰り広げる。 

  俳優のキム・ボソンさんが大会広報大使を快く引き受けたのは、キム・ボソンさん自身に視覚障害があるからだ。キムさんは「20歳の時、人々を苦しめる不良グループとけんかをして目を負傷した。左目の視力を失い、視覚障害6級の判定を受けた」と説明した。キムさんは「自然に右目も悪くなり、いつもレンズを着用している」と話した。 

  視覚障害者のための寄付にも率先しているキムさんは「障害は本人の意思と関係なく生じたものだ。しかし周囲の歪んだ視線に苦痛を感じる人が多い。スポーツでこれを乗り越えてほしい」と語った。 

  ヒディンクさんはこの日、名誉組織委員長に推挙された。韓国で視覚障害者のためのサッカー競技場を13面も作ったからだ。ヒディンクさんは「私はまだハングリーだ」とし「当初は10面を目標にしていたが、望む人が多いので今後も広めていく考え」と話した。 

  広報大使のク・ヘソンさんは「このような大会があることも知らなかった。大きな関心が続くことを願う」と語った。ソン・ビョンドゥ大会組織委員長(74)は「障害者スポーツインフラが発展する契機になればいい」と述べた。

2015年05月08日   中央日報日本語版


生薬栽培 障害者の手で 安曇野のNPOが就労支援

2015年05月10日 01時22分28秒 | 障害者の自立

 障害者の就労を支援している安曇野市のNPO法人グランド・リッシュが、大阪市の漢方薬メーカーの協力を得て生薬の栽培を始めた。供給された種や苗を市内外の畑で育て、漢方薬の原料となる根を全量販売する。栽培は、精神的な病気や障害で家に閉じこもりがちな若者らが担い、収穫後の根の洗浄と乾燥を障害者就労継続支援事業所に委託して働く機会を増やす構想。同市三郷温の畑で8日、生薬の種まきや苗植えをした。

 参加したのは中信地方の30代の男女3人。NPO法人役員らに教わりながら苗を植えたり、種をまいたりした。松本市並柳の男性(37)は「農作業は楽しい。都会育ちで経験がないが、これから覚えていきたい」と笑顔を見せた。

 トウキ、シャクヤクなど3種類の生薬を市内2カ所の計7アールほどで栽培する計画。12月まで草取りや収穫をして、参加者に時給を支払う。作業にはNPO法人県セルプセンター協議会(長野市)が仲介する障害者も参加するほか、上田市のNPO法人わっこ自立福祉会の申し出を受け、上田市でも栽培する。

 グランド・リッシュの望月美輪理事長は「農業を障害者の安定した仕事にできないかと2年前から準備してきた」と説明。地元農家らに相談し、生薬は鳥獣害の心配が少ない上、栽培作業が障害者に向いていると判断した。紹介された漢方薬メーカーから協力を取り付け、農場で栽培指導も受けた。生薬の根の洗浄を委託する事業所はこれから決める。望月さんは「作業を分担し、障害のある人が自分のできることをやれればいい」と話している。

畑のうねに筋をつけ、生薬の種をまく望月さん(左から3人目)ら

05月09日   信濃毎日新聞


障害者と地域、1000人交流 社会溶け込むきっかけに 海南 /和歌山

2015年05月10日 01時18分51秒 | 障害者の自立

 障害者と地域住民が交流する「第9回みどりの祭り」が4月29日、海南市阪井の障害者就労施設「あすなろ共同作業所」であり、模擬店や金魚すくい、輪投げの遊びコーナーなどが約1000人の来場者でにぎわった。

  障害者が地域社会に溶け込むきっかけにと毎年、約25の地域団体が実行委員会を作り、イベントを主催している。同所は精神障害者ら約60人が登録し、日用雑貨の袋入れなどの作業に従事している。模擬店では入所者が作業したパウンドケーキ「紀州路パウンド」や、協力団体の柿の葉すし、うどん、アイスクリームなどが販売され、太鼓演奏や踊り、抽選会で盛り上がった。

 同所と同じ社会福祉法人「一峰会」が運営しているパン工房「かたつむり」で、ソーセージパンやクリームパンを買った近くに住む松浦麻希さんは「10歳の娘がクッキー作りコーナーで親切に教えてもらえるので毎年来ています。パンは安くておいしく、楽しかった」と話していた。

毎日新聞 2015年05月08日 地方版


相談支援もデジタル化へ。LINE@のサービスで障害者への相談支援を展開!5/1より始動

2015年05月10日 01時10分24秒 | 障害者の自立

就労移行支援事業所を運営しているNPO法人エヌフィットは、この度LINE@を利用した相談支援を開始いたしました。精神障害や発達障害によって就労が難しい方への個別の支援や就職に向けての支援を行っていきます。また、LINE@限定の様々なイベント情報などを配信いたします。

 ▼エヌフィットとは?▼
NPO法人エヌフィットは障害者総合支援法に基づく「就労移行支援施設」として千葉県市川市と東京都中央区に2つの施設を展開しています。就労移行支援では、障害があることによって就職が難しい方に対してPCスキルやコミュニケーション能力を身につける訓練を一定期間行い就労のお手伝いをしています。

▼LINE@による個別の相談支援▼
ほとんどの人が所持しているスマートフォンやタブレット、その中でもLINEというアプリはメールに代わるコミュニケーションツールとして今や世界中で利用されています。
エヌフィットではLINE@を利用した相談支援を展開していきます。

▼1:1トークや電話も専門スタッフが対応▼
LINEの公式アカウントはメッセージの一斉送信によってイベント情報などを友達登録してくれた方に配信することができますが、さらにLINE@に1:1のトーク機能があることによって個別に相談を受けることが可能になりました!
人にはなかなか自分の障がいについて、面と向かって話したり誰かに相談したりするのはとても勇気が必要であるというご要望にお応えすべく今回新サービスを展開する運びとなりました。
スマホやタブレットで「エヌフィットキャリアカレッジ」のアカウントを探してみてください。受付時間内であれば相談専門のスタッフが送られてきたトークに対して、丁寧に返答をいたします、また、会って話すのは苦手だけど、直接話したいというご要望にもお答えしてLINE電話による通話も可能になりました。

▼気づきにくい障害だからこその支援▼
精神障害や発達障害は見た目ではわかりにくく、誤解をされてしまうことも少なくありません。
また、障害があることに自分自身も気づかず、悩んでいる人も大勢いるのです。
だからこそLINE@ というツールを使用することによって、より当事者に近づいた形での支援を行うことができます。

▼LINE@だけのお得な情報も随時配信▼
LINE@の登録者限定で今後は様々な情報を発信していきます。
施設でのイベント開催や、季節ごとのお得な情報も配信予定になっています。

※日本橋(緑)と行徳(オレンジ)、両方のアカウントがございます。
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相談対応可能時刻は 平日:10:00-17:00
 
 2015年5月8日      NPO法人エヌフィット