障害者の生活のしづらさを調査し、ノーマライゼーションを実現しようと、すべての障害児者と市民を結ぶひろしま県民会議は19日、「障害児者問題をとらえる視点」をテーマにしたフォーラムを広島国際会議場(中区)で開いた。
健常者も障害者も共に暮らせる社会の実現を目的として08年から始まり、今回が3回目。頸椎(けいつい)を損傷して、車椅子生活を送っている横須賀俊司・県立広島大准教授が基調講演し、自身が入浴に苦労していることなどを例に挙げて、「障害者の問題の原因は、障害者個人には全くないということ。社会のあり方が問題」などと指摘した。
講演に続き、障害者の生活しづらさについて、11年度に実施を予定しているアンケートの紹介や、来場者との討議があった。広島市東部障害者デイサービスセンター(安芸区)の田中洋子所長は「何らかの提言をして地域を変えていけたら」と話した。
毎日新聞 2010年12月22日 地方版
健常者も障害者も共に暮らせる社会の実現を目的として08年から始まり、今回が3回目。頸椎(けいつい)を損傷して、車椅子生活を送っている横須賀俊司・県立広島大准教授が基調講演し、自身が入浴に苦労していることなどを例に挙げて、「障害者の問題の原因は、障害者個人には全くないということ。社会のあり方が問題」などと指摘した。
講演に続き、障害者の生活しづらさについて、11年度に実施を予定しているアンケートの紹介や、来場者との討議があった。広島市東部障害者デイサービスセンター(安芸区)の田中洋子所長は「何らかの提言をして地域を変えていけたら」と話した。
毎日新聞 2010年12月22日 地方版