高齢者や障害者など雪かきが困難な人を支援する福井市の雪かきボランティアの本年度の登録が、10人未満にとどまっている。市は12月を「募集強化月間」と位置付け、協力者を募っている。
地域コミュニティーの低下で、除雪できない高齢者などを支援しようと、市は4年前に「高齢者等除雪支援アクションプラン」を策定。近所に身寄りがないなどの理由があり、事前に登録した高齢者から要請があれば、ボランティアを派遣している。
雪かきは体力的に負担がかかるため、ボランティア登録は自動更新せず年度ごとに募っているが例年、不足しがちだ。この問題は7日の市議会一般質問でも取り上げられ、市は「今月初旬から募集しているが、芳しくない」と報告した。
市ボランティアセンターによると、積雪が少なかった昨年度は、10~60代の20人が登録。派遣は24件で、大半が障害者からの依頼だった。積雪が多かった2005年度は111人が登録しており、センターの担当者は「今年も積雪があれば登録が増えるのではないか」と話す。
市や市社会福祉協議会などでは、チラシを配布したり、メールマガジンを発信したりするほか、高校や大学などでも協力を呼び掛けている。問い合わせは市ボランティアセンター=電0776(22)0022=へ。
中日新聞
地域コミュニティーの低下で、除雪できない高齢者などを支援しようと、市は4年前に「高齢者等除雪支援アクションプラン」を策定。近所に身寄りがないなどの理由があり、事前に登録した高齢者から要請があれば、ボランティアを派遣している。
雪かきは体力的に負担がかかるため、ボランティア登録は自動更新せず年度ごとに募っているが例年、不足しがちだ。この問題は7日の市議会一般質問でも取り上げられ、市は「今月初旬から募集しているが、芳しくない」と報告した。
市ボランティアセンターによると、積雪が少なかった昨年度は、10~60代の20人が登録。派遣は24件で、大半が障害者からの依頼だった。積雪が多かった2005年度は111人が登録しており、センターの担当者は「今年も積雪があれば登録が増えるのではないか」と話す。
市や市社会福祉協議会などでは、チラシを配布したり、メールマガジンを発信したりするほか、高校や大学などでも協力を呼び掛けている。問い合わせは市ボランティアセンター=電0776(22)0022=へ。
中日新聞