ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

東京に学ぶスポーツ行政

2010年12月13日 00時44分14秒 | 障害者の自立
障害者と一般、担当一本化

 「2010大阪市障害者スポーツミーティング」が11日、大阪市東住吉区の市長居障害者スポーツセンターで開かれた。スポーツ団体や行政の関係者ら約100人が参加、障害者と一般のスポーツ担当部署を一体化させた東京都の取り組みについての講演に耳を傾けた。

 ミーティングは、障害者と一般のスポーツ団体の関係者らがスポーツ振興について考え、連携を深める場にしようと、市障害者福祉・スポーツ協会が毎年実施している。この日は、7月に発足した東京都スポーツ振興局の笠井謙一局長が「地域スポーツの発展とスポーツ施策」と題して講演した。

 笠井局長は、10月に都内であったスポーツイベントで、障害者スポーツの体験コーナーなどを初めて設け、多くの人が興味を持ったことや、中長期的な視野に立った障害者スポーツの振興計画を設ける考えがあることなど、新たな動きを紹介した。また、招致を目指した五輪についても言及し、「オリンピックとパラリンピックは一つのものとしてやっていくという思いだった」などと強調した。

 参加者は熱心に話に聞き入り、「新しい部局を作る原動力となったのは何か」などと質問していた。講演の後、立食パーティーがあり、参加者たちは意見交換して交流を深めていた。

(2010年12月12日 読売新聞)

なるほドリ:ふうせんバレーボールって何だろう? /福岡

2010年12月13日 00時40分51秒 | 障害者の自立
 ◇障害者団体が考案 北九州市発祥、ドイツにも紹介され好評

 なるほドリ 鈴の音がする風船で遊んでいる人たちが体育館にいたけど、あれは何だろう?

 記者 「ふうせんバレーボール」のことだね。障害者と健常者が同じチームになれるスポーツとして全国で3000人以上の人が楽しんでいるよ。

 Q バレーボールとは何が違うの?

 A まずボールの代わりに鈴2個を入れた直径40センチの風船を使うのが大きく違うよね。コートはバドミントン用コート(6・1メートル×13・4メートル)を使うんだ。ネットの高さは1・55メートルだからバレーボールよりは低いね。

 Q 「障害者と健常者が一緒に楽しめる」と言ったよね?

 A そこがポイントなんだ。選手は障害者と健常者が3人ずつか、障害者4人と健常者2人。風船は全員が触ってから10回以内に敵陣に返さなくてはいけないから、「全員参加」が基本のスポーツなんだよ。足が悪くて車いすだったり、知的障害があったりしても、どんな人でも選手になれる。手や足が動かなくても頭で風船に触ってもいいんだ。

 Q へー、面白そうだね。鳥の僕でも参加できるわけだ。

 Aもちろんだよ。そもそもこの「ふうせんバレーボール」は北九州市が発祥の地だって知っていたかい?

 Q え、そうなの?知らなかった。

 A 21年前の89年に北九州市内の複数の障害者団体のメンバーが中心になって考案したんだ。メンバーは「自分たちにできるスポーツはないか」と考えていたんだけど、病院のリハビリで風船が使われていたのがヒントになって、それにバレーボールのルールを取り入れてみたら、これがピタッとはまったんだ。今では毎年、北九州市で全国大会が開催されているよ。

 Q そうだったんだ。多くの人に楽しんでもらいたいね。

 A 障害の有無に関係なく皆が一つのコートの中で対等の立場で一緒に汗を流せるのが面白いよね。振興委員会のメンバーは「誰でも一緒に」という理念を広めたいと今年3月、ドイツに渡り、海外で初めてふうせんバレーボールを紹介したんだ。ドイツでも「皆で楽しめて素晴らしい」と評判だったらしいよ。振興委員会の目標は「五輪の正式種目化」だから、風船のように夢が大きく膨らんでいくといいよね。

毎日新聞 2010年12月12日 地方版




ほかほかまつり:障害の支援方法、体験通じ深める--大津 /滋賀

2010年12月13日 00時38分46秒 | 障害者の自立
 大津市におの浜4の市立障害者福祉センターで11日、「第5回ほかほかまつり」が始まり、車椅子や点字、手話などの体験コーナーがにぎわっている。12日まで。

 障害者週間に合わせたイベント。視覚障害支援のソフトを使った「しゃべるパソコン」コーナーでは、点字を打ったキーボードに打ち込むと音声で文字が確認できる。目の不自由な人だけでなく、学習障害などで言葉を文字で読むより音で聞く方が得意な子どもたちの学習支援にも活用できるという。県身体障害者福祉協会の市田恭子さんは「実際に使ってみると、いろんな使い道も見つかる。一度体験を」と話している。問い合わせは同センター(077・511・2111)。

毎日新聞 2010年12月12日 地方版


リズム躍動、障害者ら太鼓披露 新居浜

2010年12月13日 00時36分39秒 | 障害者の自立
 新居浜市のボランティアグループ「おもちゃ図書館きしゃポッポ」(松山明子代表)が11日、同市高木町の市総合福祉センターでクリスマス会を開いた。同グループメンバーによる和太鼓演奏などがあり、障害児や親子連れなどが楽しいひとときを過ごした。
 「―きしゃポッポ」は障害児が安心して遊べる手作りおもちゃづくりなどの活動を続けており、クリスマス会は今年で15回目。
 同日は、毎年参加している新居浜西高がブラスバンドやコーラスを披露したほか、グループの和太鼓メンバーが力強い太鼓の音を響かせ、会場を盛り上げた。

愛媛新聞

伝えたい 舞台の感動 知的障害者有志が劇団 朝霞できょう初公演

2010年12月13日 00時35分15秒 | 障害者の自立
 県立和光南特別支援学校高等部の生徒や卒業生の有志らで三年前に結成したミュージカル劇団「A・UN(あ・うん)」が十二日、初の公演「大きなモミの木の下で」を朝霞市青葉台の中央公民館コミュニティーセンター・ホールで上演する。出演する十四人は、知的障害がある十六~二十一歳。皆でつくってきた舞台の心地よい感動を伝えたいと、張り切っている。

 A・UNは同校の文化祭でミュージカルに取り組んだ生徒の卒業をきっかけに、「卒業後も生涯を通じて仲間で取り組めれば」と二〇〇八年に結成した。

 当時の文化祭で指導に当たった、県立所沢おおぞら特別支援学校の音楽教諭東順子さん(32)ら教員を中心にボランティアスタッフが集まり、毎月二回ほどの練習を応援。保護者も一緒に運営を支えてきた。

 仲間への発表などは何度かしたが、一般の人に来てもらえる舞台に取り組みたいと、昨年から今回の公演準備を進めた。東さんが脚本・演出を担当。サンタクロースが人々との触れ合いの中で成長する物語を、舞台に立つ全員で表現を工夫して仕上げてきた。

 東さんは「毎年公演を続けたいと、意欲的な劇団になってきた」と話す。当日は約二百席が既に満席という。 

東京新聞 -