日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

憲法九条かがやく時

2008年09月13日 | 旧ブログから

今日は、憲法九条を守ろうと頑張っている人たちでつくる

「九条の会」群馬ネットワークの交流会に参加しました。

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「九条の会」事務局長の小森陽一さん(東京大学教授)

話は大変元気の出るものでした。

1年前の安倍首相の突然の辞任も、

今回の福田首相の政権投げ出しも、

自衛隊海外派兵の継続(新テロ特措法の制定・延長)という

アメリカとの約束を果たせなかったことに対しての

責任でしかなく、国民へのおわびや失政への反省など

全く眼中にない。

「九条の会」が4年前にできた時、ほとんどの

マスコミは黙殺したが、世論調査でも改憲反対が多数をしめ

参議院議員の過半数が「憲法は変えない」と答えるなど、

私たちの運動が今や改憲勢力を追い込んできている

これはすごい変化だと強調しました。

戦後アメリカの行ってきた戦争のほとんどが「自衛」の

名のもとに行われてきたと指摘し、

九条に「自衛軍」を明記した自民党の新憲法草案を

きびしく批判しました。

 

また、民主党の小沢代表は、国連決議があれば武装した

自衛隊をアフガンに送ることも合憲だと主張しているし、

鳩山幹事長は新憲法制定議員同盟の役員に名を連ねている。

「大連立」騒動もこうした流れの中で出てきたもの。

民主党も自民党も全く変わりがない話しました。

 

世界の平和のためにも憲法九条を守るだけでなく、

生かしていこうとよびかけました。

 

「全くその通りだ」と、私は何度も膝をうちました。

私は大学で憲法を学び、そのことが日本共産党に入る

バックボーンとなりました。

そして、今こそ侵略戦争反対、主権在民を命がけで

貫いてきた日本共産党の出番だと痛感しました。

九条の会の人たちと一緒に、全力で平和憲法を守る決意を

新たにした一日でした。