日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

映画「風立ちぬ」~宮崎駿監督の改憲反対の願い投影

2013年07月28日 | 文化

きのう、スタジオジブリ製作の映画「風立ちぬ」を妻と観に行きました。ゼロ戦を設計した群馬県藤岡市出身の設計技師、堀越二郎をモデルにした映画。戦争の渦中にあって、美しく機能的な飛行機を追い求めた一人の設計技師の“夢”、そして美しい女性との“愛”。観終わった後、ひと筋の涙が頬を伝わっていきました。
なぜ今「ゼロ戦」なの?という思いもありましたが、「日本人というだけで、あの時代に加担したことになる。無実な人間を描くことは不可能。ゼロ戦をあがめるのも、否定するのもつまらない」「一つの仕事を一生懸命やれば、マイナスの部分が生じることもある。それでも精いっぱい力を尽くして生きるしかない、ということを描きたかった」という「東京新聞」(2013.7.27付)の記事に宮崎駿監督の真意を読み取ることができました。
小学校低学年以下のお子さんには、やや難しいかもしれませんが、必見です。

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