日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

群馬県議会の図書広報委員会で岡山県立図書館・京都府議会などを視察(2015.11.19~20)

2015年11月26日 | 群馬県議会
県議会図書広報委員会で、11月19~20日、岡山県立図書館と京都府議会を視察しました。
岡山県立図書館は、購入冊数、来館者数、個人貸出冊数とも全国1位、年間資料費は東京都に次いで2位の1億7000万円、なんと群馬の約7倍!
「県民に開かれた図書館」をコンセプトに、嘱託を含めて43人の司書を配置し、レファレンス体制を充実させていること。
新刊図書の70%を収集し、毎年出版される新刊の児童図書は全点購入していること、などの説明を受けました。
岡山城が目の前に見える好立地(県庁の隣・元中学校跡地)にあるだけでなく、書庫の自動化を図ったり、雑誌のスポンサー制度(購入費を負担する代わりに、雑誌のカバーに企業団体の広告を掲載できる)を導入したりするなどの工夫もしています。
駐車場は5年前から有料化した(1時間は無料。以後1時間ごとに100円)が、来館者は減っていないそうです。
大災害時は県庁のバックアップ施設となるよう「免震構造」を採用しています。
人口はほぼ同じくらいなのに、ため息が出るくらい充実している岡山県立図書館。群馬も頑張らねば!


図書広報委員会の視察2日目は京都府議会でした。議会に「広報広聴会議」を設置して、年5回発行している『府議会だより』では、より県民に親しんでもらおうとイラストを多用。テレビ広報番組『府議会Cafe京都』も今年度から始めて、発信力を強めています。
驚いたのは、本会議だけでなく、全ての常任委員会、特別委員会をインターネット中継し、1階ロビーでも視聴できることです。
委員会の議事録は次回議会までにホームページ上に逐語で全文載せています(群馬は要約のみ)。
議会図書館の年間閲覧者は5000人余。一般の人にも貸出しています。蔵書は7万冊を超え、書庫も満杯状態だといいます。
司書を1人配置して、レファレンスをきめ細かく行うとともに、図書館ニュースも発行して(メール配信も)、「おすすめ新着図書」など、積極的に情報発信しています。
全国各県の行政資料までそろえたコーナーまで。書庫も広く感じました。
年配議員の引退に伴って、図書館利用者も減っているということですが、議会・議員の調査研究活動を支える重要な役割を果たしていることを実感しました。






鉄鋼スラグ問題解決を 日本共産党群馬県員会が16年度予算で政府交渉(しんぶん赤旗2015.11.26)

2015年11月26日 | しんぶん赤旗
日本共産党群馬県委員会は11月20日、切実な県民要求をたずさえ、省庁交渉を行いました。
私は県議会の視察のため、残念ながら参加できませんでした。視察の様子は次のブログにアップします。


鉄鋼スラグ問題解決を 16年度予算で政府交渉 党群馬県委(しんぶん赤旗2015.11.26)

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