日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

日航機墜落から28年~事故原因の究明と再発防止を

2013年08月12日 | 雑感

日航ジャンボ123便が群馬県上野村に墜落してから28年がたった8月12日。今年も犠牲者の遺族らが墜落現場となった御巣鷹の尾根を目指しました。私も単独で登りました。
尾根で、客室乗務員の遺族だという方に出会い、墓標が立ち並ぶ急斜面を一緒に歩きながら、「遺族」を公然と名乗れない、肩身の狭い思いをしてきたと率直に語ってくれました。私は、「しんぶん赤旗」記者時代に、事故機の高濱機長の夫人らと一緒に登り、その思いを取材したことなどを話し、機長らの墓標や生存者が見つかったスゲノ沢を案内すると、感慨深そうにしていました。またいつか御巣鷹の尾根でお会いしたいと思います。
昇魂の碑前の広場では高崎アコーディオンサークルのメンバーが演奏。子どもたちがシャボン玉を飛ばし、犠牲者を追悼しました。
登山して毎回感じるのは、なぜ520人も犠牲に遭わなければならなかったのか、はたして徹底した事故原因の究明がなされたのか、マスコミも「事故を風化させない」というだけでなく、国や企業の責任をきちんと追及する姿勢こそ求められているのではないかということです。
奇しくもこの日、米軍オスプレイの沖縄普天間基地への追加配備が強行されました。こんな危険な軍用機が沖縄の空を日本の空を飛ぶのを即刻やめさせることこそ、「空の安全」を保障する一番の道ではないでしょうか。

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